ユービーアイソフトは11月2日にベルサール秋葉原にて単独イベント「UBIDAY2014」を開催した。ここでは、同社の日本における今後の展開などを発表した「ユービーアイソフトラウンドテーブル」の模様をお届けする。
会場では、PS4/Xbox One/PC用ソフト「アサシン クリード ユニティ」をはじめとした新作4タイトルの試遊やステージでの催しなどが行われた。ここでは、今年のタイトルの振り返りや2015年のラインナップなどが紹介された「ユービーアイソフトラウンドテーブル」の模様をお届けしよう。
「UBIDAY」の評価について
ラウンドテーブルはユービーアイソフト代表取締役社長 スティーヴ ミラー氏、マーケティングディレクター 辻良尚氏、PRマネージャー 福井蘭子氏の3人が登壇し、毎年恒例の乾杯をしてから開始された。
まず「UBIDAY」の評価についてミラー氏は、「世界中のユービーアイの会社も興味津々で似たような感じでやりたがっているし、ユーザーの反応も非常良い」と述べた。また、イベントチームや開発陣のなかにも日本に興味を持っている人たちは多いそうでなかでも「ザ クルー」のクリエイティブディレクターは「日本が大好きだからなにかあったら言って?行くから!」と言っていたよう。ただ、発売日が近いということもあり今回は見送ったとのことだ。
2014年既発売タイトルの振り返り
2014年に発売したタイトルとして、まずは「ウォッチドッグス」の名前が挙がった。先日、世界で販売本数が900万本を達成したという発表がされたことに対して、福井氏は「900万本売れる理由はなんなんでしょうかね?」とミラー氏に聞くと「なんなんでしょうかね(笑)」と困り顔。「期待感が高まるような設定が良かったんじゃないですかね」と辻氏が助け舟を出していた。発売延期もされたので、日本での販売本数が落ちるのではという心配もあったようだが、売り上げは好調だそうだ。
「チャイルドオブライト」は、天野 喜孝氏描き下ろしのイラストをモントリオールのアーティストが大絶賛し「ぜひ使わせて欲しい!」と言ったのだとか。そのアーティストは天野氏にサインをもらっていたそうだ。
「バリアントハート」は、ゲームメディアだけでなく、ニューズウィークや東洋経済などの一般メディアにもレビューなどが掲載されており、辻氏は「ちょっと変わったところで話題になったタイトルです」と述べていた。
続いて挙げられた「トライアルズ」は、「チャイルドオブライト」「バリアントハート」と同様に社内インディーズと呼ばれているそうだ。ユービーアイソフトは、「アサシンクリード」シリーズなどのAAA(トリプルエー)級のタイトルが有名だが、少人数で軽めなタイトルを制作するのにも挑戦しているのだとか。トライアル版なども含めて今後も積極的にリリースする予定とのことなので、楽しみにしておこう。
2014年に発売予定タイトルの裏話!新情報も公開
2014年11月20日に発売予定の「アサシン クリード ユニティ」が海外版と日本語版が同日になる理由が語られた。もともとユービーアイソフトでは、ゲームを発売する際に海外版を先に完成させてから、その次に日本語版という順番になっていることもあり、発売日が必ず後になってしまうそう。ただ、今回は海外版がブラッシュアップをかけるために発売日を延期した段階で、日本語版のローカライズがすでに終わっていたので影響がなかったのだとか。「海外発売の延期の話が出たときは日本語版の発売日も伸びるのを覚悟していた」とミラー氏は当時の心境を述べた。
今回発売が決定しているリミテッドエディションについては「日本で初めての発売だが通常のリミテッドエディションとは厳密に言うと少し違う」と辻氏は語った。本来のリミテッドエディションは箱にソフトなどもすべて入った状態で売るのが本当なのだが、今回発売されるものはソフトと箱が別々に入っているそうだ。ソフトを箱に入れる作業が必要になり、発売が遅れてしまうので別々にしたらしく、その代わりに箱のなかにはスチールブックが同梱されているのだとか。リミテッドエディションは、日本でも「アサシンクリード」シリーズのファンが多いので、発売したほうがいいのではないかと本社からプレッシャーを掛けられていたようでミラー氏と辻氏は「辛かった……」と語っていた。
「アサシンクリード」シリーズは一般人の殺傷ができてしまうので、すべてZ指定を受けていたそうだが、本作では一般人の殺傷ができないのにZ指定になっているようで、主な原因としては体の部位などが失われてしまうからなのだとか。また、海外版では切り口が生々しいので、修正しないと日本では発売できないそうだ。「映像などをカットしたわけではなく、規制に引っかかりそうな部分は隠して表現している」とミラー氏は語った。
続いて「アサシン クリード ローグ」がPS3版で発売する経緯が語られた。次世代機を買ってない人たち向けのタイトルとなっており、「両方持っている人は発売までに3週間空きを作っているので両方プレイして欲しい」と辻氏は笑みを浮かべていた。Xbox 360版の発売が見送られた理由としては、Xbox 360で最近発売されたタイトルの「ウォッチドッグス」の売り上げが5000本以下ということもあり売る側としても辛いからということらしい。
ユービーアイソフトの初MMOタイトルである「ザ・クルー」は、ネットに繋がらないと面白さが伝わらないからPRしづらいと福井さんは語った。実施されたβテストについては、最初は海外だけでやるつもりだったようだが、ミラー氏が猛プッシュして日本での実施が決定したとのことだ。接続数はアメリカを除けば日本は2番目に多かったそうだ。
「ファークライ4」のCEROレーティングについては、「アサシン クリード ユニティ」同様に危険な部分は隠したりしているが、基本的には海外版と同じ内容となっているそうだ。海外版と日本語版で約2ヶ月の期間が空く理由としては、修正する箇所がかなり多かったからだと言う。
また、新情報として会場で上映されたティザートレーラーともに、「ファークライ4」のミニゲームがプレイできる特設サイト「ファークライ4 エクスペリエンス」(http://www.farcyr4.com)を展開することが明らかになった。現在は同サイト上にアクセスするとティザートレーラーに遷移するようになっているが、公開後はブラウザでキラットの原住民たちからの攻撃を避けて生き延びるミニゲームがプレイ可能になるそうだ。
2015年度のライナップ!アサシンクリード クロニクルズの名前も!
2015年に発売を予定しているタイトルが発表された。まずは「ディビジョン」の名前が挙がった。今回はイベントの時間も押していたので詳しい説明はなかったが、会場から拍手の嵐が巻き起こっていた。続いて「Tom Clancy’s Rainbow six siege」と「Assassin’s Creed Chronicles」の名前が挙がった。この2タイトルは日本で発売するかは、まだ正式に決定していないようだが、ミラー氏は「やりたいね!」と満面の笑みで語っていた。
「UBIDAY2015」も開催決定
最後に会場で募集していた質問に答えるコーナー。福井氏がランダムで箱のなかから選ぶと、まずは「ディビジョンの発売日はいつですか?」という質問が発表された。ミラー氏は「今は何も言えません!」と述べたが早いタイミングで公開されるそうだ。最後に「AAA級のタイトルはどのぐらいの人数で制作しているのか」という質問に対してアサシンクリード ユニティは約1000人が制作に携わっているということが語られた。
「UBIDAY」は2015年も開催するそうで、辻氏は「撤収するときに2015年に開催できるように会場を予約しておきます」と述べていたので来年の正式発表を心待ちにして欲しい。
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※画面は開発中のものです。
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