レッドブル・ジャパンは本日12月21日、東西対抗のゲームイベント「Red Bull 5G(レッドブル・ファイブジー)」の決勝大会「Red Bull 5G 2014 FINALS」を、東京都内のAKIBA SQUAREにて開催した。

目次
  1. 第1試合 FREE「バイキングぽいぽい!!」
  2. 第2試合 RACING:「グランツーリスモ6」
  3. 第3試合 SPORTS:「みんなのGOLF 6」
  4. 第4試合 PUZZLE:「ぷよぷよテトリス」
  5. 第5試合 FIGHTING:「ウルトラストリートファイターIV」

「Red Bull 5G」は、日本のゲーミング界に“翼をさずける”ことを目的に、同社が主催する東西対抗のゲーム大会だ。Red Bull 5Gの“5G”は、“5ジャンル5ゲーム”を指している。一般的なゲーム大会の多くは、特定タイトルの勝者を決めるために行われるが、本大会の名目は東西対抗戦で、また採用タイトルが変わることもある。いわゆるe-Sports的な展開とは趣が異なっており、観戦を含めた大会そのものをエンターテインメントの領域に高めようとしているのが、他のゲーム大会とは違うところかもしれない。

「Red Bull 5G 2014」のために、あらかじめ東日本と西日本それぞれで予選大会が行われており、合計で2万人近くのエントリーがあったとのこと。今回の採用タイトルと、決勝大会の出場選手の顔ぶれは以下のとおりだ。

タイトルおよび両チームの出場選手

RACING:「グランツーリスモ6」

東チーム代表:カルソニック選手、ほんだ選手
西チーム代表:アユム選手、ねぎ選手

FIGHTING:「ウルトラストリートファイターIV」

東チーム代表:aiai選手
西チーム代表:ひかりん選手

SPORTS:「みんなのGOLF6」

東チーム代表:VAN選手
西チーム代表:斬鉄剣選手

PUZZLE:「ぷよぷよテトリス」

東チーム代表:HBM選手、Selva選手
西チーム代表:せーは選手、Kamestry選手

FREE「バイキングぽいぽい!!」

東チーム代表:SVBチーム
西チーム代表:Gstyle

第1試合 FREE「バイキングぽいぽい!!」

「Red Bull 5G 2014 FINALS」では、東西に分かれての団体戦形式で各試合を行う。3タイトル(ジャンル)で勝利を収めたチームが、総合優勝というルールだ。

第1試合として選ばれた「バイキングぽいぽい!!」は、ステージに落ちているアイテムを拾って、敵に投げつけて吹っ飛ばすというアクションゲーム。3ラウンド先取で1つのマップを勝利し、3マップを先取したチームがFREEジャンルで優勝というルールだ。

来場客の中には、初めてこのタイトルを目にする人も多かったようだが、ゲーム内容が単純明快ということもあり、すんなり理解できたようだ。試合展開としては、SVBチームが3-1のスコアで勝利をもぎとり、東チームに1勝目をもたらした。

第2試合 RACING:「グランツーリスモ6」

第2試合の「グランツーリスモ6」では、4名の選手が“レッドブル・リンク”のコースで予選・決勝を行う。そして決勝で1位を獲得した選手のいるチームが、RACINGジャンルで優勝というルールだ。

予選では、西チームのねぎ選手がポールポジションを獲得。続いてカルソニック選手(東チーム)、アユム選手(西チーム)、ほんだ選手(東チーム)と続く形になった。

決勝が始まると、先頭を走るねぎ選手はスムーズに第1コーナーを周り、落ち着いた走りで後続をぐいぐいと引き離していく。こうなると、ねぎ選手を追うほんだ選手にとってはスリップストリームが狙えず、苦しい展開となっていった。結果としては、ねぎ選手がポールトゥウィンを決め、西チームが1勝と追い上げた。

第3試合 SPORTS:「みんなのGOLF 6」

第3試合の「みんなのGOLF 6」は、誰もが簡単操作で爽快ショットを楽しめる、ゴルフゲームの定番シリーズだ。3ラウンドのマッチ形式で試合が行われ、2コースを先取した側が勝利というルールだ。

第1コースでは斬鉄剣選手(西チーム)が勝利したものの、続く第2コースでは、VAN選手(東チーム)が立て続けにイーグルを出し、スコアはイーブンに。そして勝敗の分かれ目となった第3コースは、斬鉄剣選手が勝利。西チームは2勝1敗のスコアで、総合優勝にリーチをかけた。

第4試合 PUZZLE:「ぷよぷよテトリス」

第4試合の「ぷよぷよテトリス」では、ぷよぷよ代表とテトリス代表の4人が同時対戦を行うという内容。しかも凄腕プレイヤーということで、実況・解説が全く追いつかないほどのスピーディーな展開となった。

試合展開としては、西チームが2本先行した後、東チームが2本連取で追い上げを見せる。フルセットで迎えた最終ラウンドを集中にしたのは、西チーム! この時点でスコアは3勝1敗となり、西チームの総合優勝が決まった。

第5試合 FIGHTING:「ウルトラストリートファイターIV」

東西対抗戦という意味では勝敗が決しているが、第5試合の「ウルトラストリートファイターIV」も一応行われた。2ラウンド先取の試合で、先に2勝を収めた側が優勝というルールだ。西チームのひかりん選手の選択キャラクターは“狂オシキ鬼”、東チームのaiai選手は“ジュリ”による対戦カードとなった。

東西対抗戦としての決着が付いていたからかどうかは定かではないが、aiai選手は普段どおりの力が発揮できなかったようだ。結果、ひかりん選手がストレートで3試合を勝利。「Red Bull 5G 2014 FINALS」は、西チームが4勝-1敗のスコアで総合優勝を果たした。

レッドブル・ジャパンは「Red Bull 5G」を一過性のイベントではなく、継続的に行っていくとのこと。閉会式の際は、ステージ上に「See You Next」のテロップが表示され、そのあと一瞬だけ“大阪・道頓堀”の景色が映し出された。次回の開催時は東チームのリベンジにも期待したいところだ。

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