【始めるなら“今”でしょ!モンスターハンター4G連載】第1回:「モンスターハンター」シリーズの魅力を紹介!

0コメント 米澤崇史

カプコンが発売中のニンテンドー3DS専用ソフト「モンスターハンター4G」をこれからプレイする読者に向けた連載企画がスタート。第1回となる今回は、モンスターハンターシリーズの魅力を紹介する。

2014年10月11日に発売され、ヒットを飛ばしているニンテンドー3DS専用ソフト「モンスターハンター4G(以下、4G)」。待ちに待った「モンスターハンター」シリーズの最新作ということで、Gamer読者も既に多くの方がプレイされたと思うが、

「モンスターハンターって友達が遊んでるから興味あるけど、アクションゲームで難しそう……」
「4Gって続編でしょ?4をやってないし、今からやるのはなぁ」

など、まだ「4G」をプレイしていないという読者も多いハズ。確かに「モンスターハンター」シリーズは骨太なアクションゲームで、最新作である「4G」は前作のデータを引き継げるのもその通りだ。しかし「4G」は、「モンスターハンター」シリーズを初めて体験したり、久しぶりにシリーズに復帰するのにうってつけの作品でもある。

それにはさまざまな理由があるのだが、連載第1回目となる今回は「興味はあるけど踏ん切りがつかない」というシリーズ未経験の読者に向けて、「モンスターハンター」シリーズがどんなゲームで、何故これほどまでの人気タイトルへと成長したのか、その理由から紹介していこう。

プレイヤーと装備が一緒に成長していく!

まず「モンスターハンター」シリーズには、RPGによくある経験値を貯めてレベルアップし、パラメーターを成長させるという要素は存在しない。その代わり、ゲームの進行に合わせてパワーアップしていくことになるのは、狩りの相棒ともいえる武器や防具といった装備品だ。

これらの装備品はゲーム中に登場するモンスターの剥ぎ取り素材、クエスト報酬やフィールドの各所に点在する採集エリアから入手した素材を集めることで生産が可能。狩りの中で得た素材で装備品を強化して、より強力なモンスターに挑み、更に強力な装備の生産を目指す……というのが主なゲームの流れとなる。この装備のために素材を集めることがミソで、「あと○○の素材があれば欲しい装備が作れる!」という物欲が刺激され、いつのまにか「もっと強いモンスターを狩りたい!」と自然と思うようになってくるわけだ。

武器や防具にはそれぞれ異なる性能やビジュアルが設定されており、生産可能な武器は最新作の「4G」なら14種の武器、頭・腕・胴・腰・脚の5カ所の防具をそれぞれ自由に組み合わせることができる。見た目と性能のバランスをどの程度とるかも悩ましいポイントで、敢えて見た目を重視したそれほど性能にこだわらない防具を使い、他人に見せびらかしながらドヤ顔でプレイする……という楽しみ方もある。

そして何より、プレイヤー自身腕前の上達を実感できるようになっている。登場するモンスターが一回り強力になる上位のクエストは難易度が高く、初めての狩りではまったく歯が立たないこともあるほどだ。しかし何度も挑んでいくにつれ、次第にモンスターの攻撃のパターンが見えはじめ、どんな武器やアイテムが有効なのか、どのタイミングで攻撃すれば反撃を喰らわないか、などの対策が次第にわかり、最初は絶対に狩猟するのは無理と思ったモンスターでも活路が見えてくる。

そうして大苦戦しながらなんとかモンスターを狩猟した時の達成感というのは一塩で、装備を強化した上で改めてクエストに行ってみると、拍子抜けするほどあっさりと討伐できた、ということも少なくない。こうした装備にあわせたプレイヤー自身の成長の実感も、「モンスターハンター」の大きな魅力のひとつとなっている。

こう書くと難易度が高いゲームと思う読者もいるかもしれないが、どうしても狩猟できないというモンスターは、後述するマルチプレイで仲間の手を借りて狩猟し、装備を更に充実させてから1人で再挑戦する……なんてこともできるので安心して欲しい。

個性的なモンスターが多数登場!

そして「モンスターハンター」シリーズを語る上で欠かせないのが、作品の顔とも言える個性的なモンスター達の存在だ。シリーズ未経験でも、「リオレウス」や「ジンオウガ」、「ティガレックス」といった作品を代表する看板モンスターの姿はどこかで見たことがある人も多いハズ。前述した3体のような、竜や生物を思わせるフォルムをもつ、思わず震え上がるような恐ろしさと格好良さを合わせ持つモンスターもいれば、キモカワイイ(?)外見の「フルフル」、巨大なヘビのような「ガララアジャラ」など変わったものまで、多様な個性をもったモンスター達が大勢登場する。

ガララアジャラ ダイミョウザザミ
ディアブロス ドスガレオス

もちろん外見ではなく、対峙することになるモンスター達の攻撃方法や立ち回りも多岐に渡る。強烈な屁をかましてハンターを状態異常へと追い込み、一定時間アイテムを使用できなくする「ババコンガ」、そのあまりの巨大さから、ハンター自身の武器だけではなく船の上から搭載された大砲などで攻撃を行うことになる「ダレン・モーラン」など、モンスターごとにまったく異なるクエストが繰り広げられる。クエストのバリエーションが豊富でモンスターとの狩りが新鮮に感じられるため、なかなか飽きのこない作りとなっているわけだ。

他にもモンスターの作り込みはアクションゲームの中でも群を抜いており、例えば「4」に登場する蜘蛛のようなモンスター「ネルスキュラ」の巣では、シリーズの常連モンスターである「ゲリョス」が見るも無惨な姿となって天井から吊されている様子を確認できる。これはネルスキュラにとって、巣に入ってきたゲリョスは格好の餌であるからだ。「このモンスターは何を食べて生きているのか」「どんな場所に巣を作るのか」など、現実の生物さながらの生態系を想像できるほどに世界観が作り込まれており、そういった細かい点を想像しながら遊んでみるのもモンスターハンターならではの面白さと言える。現実の自然界と同様に、モンスター達の世界もキビシイのである。

ババコンガ ネルスキュラ

協力プレイでワイワイと楽しむ!

「モンスターハンター」シリーズの魅力といえば、やはりコレ! なんといっても、最大4人で行えるマルチプレイの楽しさ抜きに語ることはできないだろう。

マルチプレイは、1人が受注したクエストに他の3人のハンター達が参加して共に出発するという形式で行われる。ハンターの人数が増えるということは文字通り攻撃の手数が倍以上になるため、狩りのスピードが大幅にアップ。モンスターを狩猟した際に得られる素材も1人1人が別々に獲得でき、マルチプレイをするデメリットといえるものは獲得できる報酬のお金が人数分で分割されてしまうくらいのものなので、ハンターが集まれば誰でも気軽に協力プレイを楽しむことができる。

この時、獲得する素材がプレイヤー毎に別々だというのもなかなか面白い要素で、欲しい素材が他の人の所ではたくさん出ているのに、自分には一向に出ないという奇妙な現象が起こるのはご愛敬。密かに歴代の「モンスターハンター」シリーズには、プレイヤーの物欲を感知して出現するアイテムを決定する“物欲センサー”の機能が搭載されているのではと噂されているが、真偽は定かではない。そうした”物欲センサー“の魔の手(?)を潜り抜け、苦労して集めた素材でお気に入りの装備を作った時の達成感といったら格別だ。

とはいえ、多くのクエストの失敗条件が報酬金ゼロ(3回力尽きる)であることは変わらない。「アクションが苦手だから、他の人の足を引っ張ってしまうかも」と不安に思う方もいるかもしれないが、その心配も不要。装備の項目でも少し触れたが、モンスターハンターは武器の種類が非常に豊富で、アクションが苦手なら「狩猟笛」や「ボウガン」といった武器で味方の体力やステータスを上昇させてサポートしたり、モンスターの動きを一時的に止める罠や大ダメージを与えられる爆弾を設置するなど、直接モンスターを攻撃する以外でもさまざまな形で狩りに貢献できるようになっているからだ。ハンター同士で役割を分担して動けるようになれば、各々が自由に動くよりも効率のよい狩りも可能となってくる。

協力プレイの仲間を集めるには、持ち寄って、知り合い同士でワイワイと集まって楽しむのはもちろん、オンラインで見知らぬハンターと親交を深めるのもいいだろう。「4G」では、ソフトと本体、無線LANの環境さえあれば遠くに離れたハンターたちと無料でインターネットマルチプレイができる。やはり「モンスターハンター」シリーズは協力プレイの楽しさも醍醐味のひとつなので、「モンスターが強くて難しい!」という敷居の高さを感じた人も、1度は仲間と力を合わせて強力なモンスターを倒す楽しさを味わってみて欲しい。その達成感に必ず病み付きになるはずだ。

遊びたいのはどれ?まだまだ広がる「モンスターハンター」シリーズ

2004年にPS2で初代「モンスターハンター」が発売されて以来、実にさまざまなタイトルが発売されている「モンスターハンター」シリーズ。スピンオフや家庭用ゲーム機以外のタイトルも含めると非常に多くのタイトルが発売されてきたが、最後に「どれから遊べばいいか分からない!」という読者に向け、歴代のモンスターハンターを形成してきたシリーズを5つに分けて紹介していこう。

「モンスターハンター」シリーズ

PS2/Wiiと据え置き機を中心に展開する、モンスターハンターのメインともいえるシリーズ。「モンスターハンター3(トライ)G」以降はニンテンドー3DSで発売され、ローカル通信での協力プレイやインターネットマルチプレイが手軽にできるようになるなど携帯機の「モンスターハンターポータブル」シリーズに近い形式となっている。2014年10月11日に最新作である「モンスターハンター4G」が発売された。

「モンスターハンターポータブル」シリーズ

PSPで展開された、「モンスターハンター」シリーズの出世作ともいえるシリーズ。PSP本体のアドホック機能を使ったマルチプレイが爆発的な人気を集め、「モンスターハンターポータブル3rd」は400万本を越える大ヒットを記録している。ハンティングアクションという新たなジャンルを定着させた。

「モンスターハンターフロンティア」シリーズ

PS3/Xbox 360/WiiU/PS Vita/PCの5つのハードで展開中の、オンライン専用シリーズ。大規模なアップデートにより装備やシステムがより遊びやすく進化していくのが特徴。「フロンティア」シリーズと世界観が共通したシリーズ初のシミュレーションRPGであるブラウザゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」のサービスも開始されている。

携帯・スマートフォン向けタイトル

携帯電話やスマートフォン向けにもさまざまなタイトルがリリース中。カードゲームなどジャンルの異なるものから、シリーズの中でも特に人気の高い「モンスターハンター 2nd G」をiOS向けに移植した「モンスターハンターポータブル 2nd G for iOS」、スマートフォンで4人までのマルチプレイに対応した2015年配信予定の最新作「モンスターハンター エクスプロア」など、モンスターハンターの楽しさをそのままにそれぞれのデバイス向けに調整した本格的なアクション系のタイトルも配信されている。

その他スピンオフ系タイトル

マスコットである“アイルー”をフィーチャーした「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」シリーズ、「アイルーでパズルー」など、PSPで展開された一風変わったタイトルも発売中。他のシリーズ作品とは違う、ほのぼのとした可愛らしい絵柄と雰囲気は女性ハンターを中心に支持されている。

基本的に「モンスターハンター」シリーズの各作品はストーリー的な繋がりはそれほどないため、どの作品からプレイしても問題なくプレイできるようになっている。自分のもっている好きなハードのタイトルを選んでおけば問題ないが、迷った時は手軽に遊びやすく進化している最新作の「4G」から入るのがオススメだ。次回は実際のプレイに即した、全体のゲームの流れや初心者が気をつけるべき武器の選び方などを解説していく予定だ。お楽しみに。

※画面は開発中のものです。

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