ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアが2015年3月5日より配信するPS4/PS3/PS Vitaダウンロード専用ソフト「HELLDIVERS(ヘルダイバー)」。ここでは凶悪なエイリアンに対抗するスーパーアースのエリート集団の働きを、プレイインプレッション形式でご覧あれ。

あらすじ

2084年。人類は未知なる宇宙へと進出し、安寧の地となる人類管理のための民主主義国家圏「スーパーアース」を確立した。しかし、ひたむきな人類の前に悪いエイリアンたちが立ち塞がる。

これはいけない、民主主義の素晴らしさを教えるためにぶっ殺さなければ!

要約するとこのような趣きを見せてくれる「HELLDIVERS」は、トップビュー形式の多人数推奨SFシューティングゲーム。プレイヤーは人類の脅威を取り除くために戦う、高潔な超エリート部隊“ヘルダイバー”の一員となり、さまざまなエイリアンたちとの惑星間抗争を繰り広げていくこととなる。

世界観やシステムの説明は諸々あれど、まず最初に本作の特質を挙げるのであれば、それは極悪な難易度である。もちろん、ゲーム序盤から恐ろしく難しい…こともなくもないが、本作はプレイヤーキャラクターの命を尊重しない数々の仕掛けで、プレイヤーたちを絶望と爆笑の渦に呑み込んでしまう、硬派さとハチャメチャ感が両立した作品となる。

ウジャウジャ湧いた敵に殺される、味方に撃たれて殺される、起死回生の支援ポッドに押し潰されて殺される、惑星脱出艇の着艦地点にいたら…etc、などなど死に様は豊富だ。しかし、勘違いしてはいけないことがある。これらのゲーム中の死因は決められたポイントで起こりうるイベントではない。本作では、全ての要素がプレイヤーを殺しにくるだけなのだ。

それではこれから、そんな軽快な死をも辞さない、エリート中のエリート、人類の鑑たる清く正しく安全な“ヘルダイバー”の仕事っぷりについて詳しく紹介していこう。

宇宙で出会うのは、友好的で善良な原住民たち…?

まず前提として、本作は1人プレイのほか、ローカルおよびオンラインを通じた最大4人プレイに対応している。クロスバイのため、PS4/PS3/PS Vitaのいずれで購入しても、全てのプラットフォームでダウンロードして遊ぶことができる。進行状況もクロスセーブで扱えるので、家ではPS4、外ではPS Vita、友達のPS3と一緒に遊ぶなど、ボイスチャット&インスタントチャットも利用できるクロスプラットフォーム仕様により、環境に隔たりなくプレイすることが可能だ。

また、オンライン環境でプレイすれば、1ヶ月から2カ月にわたって実施されるメインコンテンツ「ギャラクシーキャンペーン」に参加でき、全体共有の銀河系マップの制覇状況を左右しながら戦争での勝利を目指す、世界規模のキャンペーンを楽しむことができる。本作を楽しむ上では欠かせないコンテンツとなるのでオススメ。

さて、ここまでで自身が遊ぶべきプレイ環境を把握したのなら、まずは“ヘルダイバー”の心がけとして覚えておきたい基本操作と、3つの重要な事項を皆さんに伝えておこう。

「フレンドリーファイア(味方の攻撃が自分にも当たるシステム)で死ぬ」
「戦略支援で死ぬ」
「プレイ人数に関係なく難易度は据え置き」

PS4/PS3/PS Vitaの違い

各プラットフォームでの違いは基本的にはなし。機能も全部共通だ。しかし、マシンスペックによるフレームレートの差があるので、そこだけは加味しておこう。

PS4:60フレーム
PS3:30フレーム
PS Vita:25~30フレーム

基本操作を学ぶ

フィールドではR2で射撃、R1でリロード、L2でグレネード、L1で戦略支援を発動。移動は左スティック、押し込みでダッシュ。右スティックで射撃の照準を合わせる。そのほかは手持ち武器の変更、前方への伏せ行動、近接攻撃などが備わっている。実際に操作してみると至ってシンプルだが、戦況が混雑してくるにつれ、手元がバタバタしてくるので多少の慣れは必要だ。ちなみにこちらの操作方法はPS4/PS3版となり、PS Vita版はハードに合わせて調整されている。

また、本作にはステータスがないので、攻撃力は全て武器依存。体力や防御力も基本的には変動しないので、始めたばかりの初心者も、一流の“ヘルダイバー”であってもプレイ条件はほぼ横並び。もちろんアンロックした装備の数などには差がでてくるが、上級者も戦闘では決して油断できないので、アーケードライクに楽しめるのが特徴だ。

どこに撃っても味方がいる。だから撃つ。

トップビュー型STGである本作のプレイ画面は、全プレイヤーで共通の画面が表示される。要するに、プレイヤー1が左端に走っていっても、プレイヤー2が対極に走っていれば、画面がスクロールせずどん詰まりになるのだ。自分のキャラクターが画面の中心とならないし、意思疎通が滞れば行きたい方向へも進めない。アナログ感あふれる制限で、チームワークの尊さを学んでいこう。

また、キャラクター同士はゲーム的な処理ですり抜けられず、進行方向が反目すると、ぶつかりあって歩けない。「野郎!」と口走り、ついカッとなってトリガーに指をかけようものなら、残った面子はゴキゲンな戦争でけりをつけるしかなくなる。まあ、フレンドリーファイアの本意はこれだけでなく、本当に難しいことがある。それはただ単に敵と戦うことだ。

オンラインでもみんなこんな画面になってしまう。コミュニケーションと空気の読み合いが大切。

「あっ、敵だ」と思って銃を撃った先に味方がいれば即刻重傷を負わせてしまうし、投げたグレネードの先を見ていなかった相方がフラフラしてしまえば、飛んで火に入るなんとやら。トップビューゆえに全方向への移動・照準が簡単だから、ちょっとしたタイミングや視点のズレで容易に仲間撃ちが発生してしまう。

かといって、日本人特有の「どうぞ、どうぞ」な精神でほのぼのと譲り合っていては、その逡巡で戦線は崩れ、余裕で敵にやられてしまう。身内や野良でプレイする時はある程度思いきりよく操作するか、そうでなければポジショニング意識を詰めるかなどし、“ヘルダイバー”の心構えを以って立ち回ることが大切となるのだ。

なお、フレンドリーファイア機能は強制ONであるため、これをOFFにすることはできない。また、「俺の射線に入ってきてしまう奴がいたとしたら、そいつは新兵だ。掟を叩きこめ!」なんてことばかりしていると、“そういう人”としてレッテル付けされるシステムも搭載されているので、プレイ中の思い切りは程々に(後述)。

よくある光景。

戦略兵器を呼んだ!これで勝てる!

任務に赴く前にマシンガンやショットガン、火炎放射器といった「メインウェポン」、レーザーポインターで射線を表示したり、瀕死状態になるとワープ移動するなどの機能を備えた「特殊装備」をそれぞれ一つ選択できる。武器の弾薬は一定数であり、これ一本で戦うには心持ち少な目だ。

また、挙動の重めなリロードは射撃の前方火力を大幅に削いでくれるし、リロード中はほかのアクションでキャンセルできるが弾は込められない。さらに、1発しか撃っていないマガジンもリロードしてしまえば残弾は全て廃棄されてしまう、エコには程遠い仕様。そんな中で敵の飽和攻撃にあってしまっては、いくら4人プレイであっても対処のしようがなくなる。

そこで、本作の特徴的なシステム「戦略支援」の出番となる。これは出撃前に各々のプレイヤーが4つずつ装備できるもので、弾薬補給をはじめ、敵を自動攻撃するミニガンの任意設置、4人乗りの特大車両の投下、衛星上からのミサイル爆撃など、バリエーション豊かな内容を各プレイヤーが臨機応変に要請できる代物なのだ。

こうなると「4人で全16個の支援もあれば余裕じゃん!」といいたいところではあるが、戦略支援を要請する際は、L1ボタンを押しながら(PS4/PS3版のみ)方向キーによるコマンド入力を、まるで暗証番号の様に入力していく必要がある。コマンドは「→←↓↓」から「→↑→↓↑←」など色々あり、強力な支援ほど入力が複雑化していく。

また、コマンド入力中はキャラクターを動かせず、敵に無防備な棒立ち状態を晒してしまう。そこでコマンド入力を間違えようものなら、入力画面は一時暗転し、入力も最初からやり直し。成功した後も支援が到着・発動するまでは3秒~10秒ほどのタイムラグがあるため、緊急事態にあって即効性を発揮することができないシーンも生まれる。ほかにも回数制限、使用後のクールタイムを挟まなければいけないので、状況への対応力がものをいう。

おまけに、宇宙から降ってくる戦略支援ポッドは、降下位置がマーカー地点よりブレることがあるため、降下地点の周囲で油断していると、なぜかこっちに落下してきたポッドの餌食となり、その人はお陀仏。トレーニングに登場するGUNSOUロボットの話では、“ヘルダイバー”になるための修練のうち、この戦略支援での死亡率が94.72%を占めるているらしい。ただごとじゃない。

そんな自身や味方の武器でKIA(Killed in action)してしまうコント展開の先にあるのは、味方からの惜しみない笑い転げるボイスと、バカゲー空間と化してしまう任務地だけ。実は本作、死亡に関する殆どの事象が“笑い”に転換できるバカゲーライクな作品でもある。信じていない人は、こちらのPVに目を通しておくのが先決だ。

「何人で来ようが、俺たちは全力だ!」

ほんと、敵対する3種類のエイリアンたちは、こっちが引くくらい全力で出迎えてくれる。まず1種族目は、何百万年もの時間をかけて進化してきた自然界の覇者「ムシ」。彼らはいたるところの惑星に存在し、何らかの手段を以って宇宙を移動しているとのこと。

ムシは強い。動きがカサカサと早く、搦め手よりも前へ前への精神をもち、ひたすら群体で襲い掛かってくるため、単純ゆえにパーフェクトな強敵。宇宙・異星・ムシときたらロバート・A・ハインラインの原作および映画のアレを想起することだろうが、ムシはムシだ。宇宙は広いのだ。

次は、かつては人間であったというテロリスト集団「サイボーグ」。彼らは低レベルの技術を活用した身体改造に憑りつかれており、身体を機械で作りかえながら、その行為によって高度な存在へ進化できると信じて疑わない、妄執的な一面を持つ。

こちらと同様、銃撃で襲い掛かってきたり、“ヘルダイバー”を汚物とでもいうのか火炎放射器で燃やしてくる。本作の状態以上は軒並み死に直結する性能を秘めており、火炎で燃えてしまうと、伏せ行動などで消火に努めなければあっさりと死んでしまう。気を付けよう。

最後は、何十万年もの歴史を持つ高度文明から出てきた元水生生物「イルミネイト」。宇宙に進出した彼らは、宇宙間移動に秀でた巨大ネットワークを構築し、さらには大量破壊兵器を生産・保有しているという。スーパーアースからすれば悪も悪、憎き悪の一つである。

彼らはバリア、ワープなどを駆使して襲い掛かってきたり、画面外からのレーザー射撃でこちらに致命を与えてくる。3種族の中で最も科学的な文明を有しているが、だからといって突出して強いという訳ではない。どの種族であっても基本的に、油断すればいつでも死ねるのだ。

そしてこの敵たち、上述したようにプレイ人数に関係なく一定数が襲いかかってくる。そのうえ敵はどれだけ倒しても“無限湧き”。戦わずしてクリア目標をこなせることもあるが、難易度が上がるにつれ、1人プレイは事実上「無理ゲー」の様相を呈する。心身を削いで針の穴を通すプレイに楽しみを見出せる人でもなければ、とりあえずのところはオンライン推奨だ。

だがしかし、このような種族たちから人類殲滅を御旗に掲げられている哀れな人類…かと思いきや、幸運なことに2084年の人類の戦闘意欲は、歴史上でも最強の状態にあるという。あらゆる老若男女は強さを育み、スーパーアースの防衛で勇気を示す、モチベーションの高さが銀河大戦の武器となる。プレイヤー側も、これぐらいテンション高めに挑むくらいが丁度いいのかもしれない。

今回は編集部メンバーと2人プレイで遊んでみました!

筆者:一緒に「HELLDIVERS」やろう。

ささみ君:なんすかそれ。全く知らないんですけど。

今回は同じ編集部メンバーのささみ君と2人で、ローカルプレイを敢行。本作の情報を全く知らなかった彼と2人プレイでギャラクシーキャンペーンに挑んでみた。

プレイヤーの拠点となる戦艦。武器開発、ミッション選択、マルチプレイへの参加などは全てここから行う。
ローカルプレイはこの画面で、ほかのコントローラーの電源を入れるだけでクイック参戦できる。

ささみ君:メインコンテンツこれですか?

“ヘルダイバー”の目的は、ムシの母星、サイボーグの母星、イルミネイトの母星の3つの星系の戦線を押し返し、敵の母星に最終解放作戦を仕掛けること。各星系内には全12の難易度に分かれた「惑星」が存在し、1つの惑星内に複数の「ミッション」がランダムで生成される。

各ミッションにはクリア条件として「ポイントの確保」「施設の起動」「アイテムの護送」などのさまざまな任務が割り振られているので、フィールド内でそれらをこなしていくと見事ミッションクリアだ。基本的には惑星内の全ミッションを制覇して、次の難易度の惑星や違う星系に進んでいくのが主な進行方法となる。

なお、違う星系へと自由に移るためには各惑星を制圧した後、クリア後に与えられる貢献度によって貯まる、各星系毎の「影響力(下記画像の黄色いバー)」に左右される。インターネットを通じたギャラクシーキャンペーン中は全世界の影響力が随時更新されるが、1人プレイの時はプレイヤー個人の影響力しか反映されないため、中々思うように進まないケースも生まれてくるようだ。

加えて、ゲーム画面に表示される各母星、星系なども全てランダム生成されるので、ほかの人と目的地についての齟齬が無いように考慮しておこう。

ささみ君:出撃する場所選べって言われました。

ミッションを選択すると、降下地点のマーキングと装備編成の時間。本作ではミッションに挑戦する際、マップ内のどこからスタートするかをプレイヤーが自由に選択できる。やろうと思えば「任務地点に直接投下」することもできるので、初めてのプレイでは殆どのプレイヤーがこうするのではないだろうか。

しかし、任務地点は大概が激戦区。最初の方の難易度であればいけなくもないが、これまた同様に殆どのプレイヤーは次のミッションから、自ずと外れた場所を選ぶはずだ。“出撃までの時間が無駄になる”という経験を刻むのも悪くはないが。

装備変更は言わずもがなだが、オンラインプレイであればここで仲間の武器や戦略支援を確認し、「弾薬補給のプロ」「ミサイルの嵐」「ロボットの使い手」「歩く要塞」など、各々の役割を察していくのがいいだろう。役割名は適当なので悪しからず。

ささみ君:このゲーム、エイムがめっちゃ難しいんですけど。

筆者:俺もそう思う。

早速ミッションに繰り出してみたものの、ささみ君のいう通り、武器によっては手元が暴れること暴れること。初期武器の「リべレイター」は連射性が高く、扱いやすい部類の武器ではあるが、360度を繊細に割り振ったアナログスティックを御することは中々難しく、慣れないうちは四方八方に銃弾が飛び交う始末。愚直なまでに突進してくるムシが、それゆえに強敵。

しかし、おっかなびっくりやってると敵の殲滅もままならないので、思い切って撃ち込むのも大切だ。その後のことは、その後に考えよう。

武器には安定性という項目もあるが、難しいものは難しい。

ささみ君:マップ開くと動けなかったり、所々不便ですね。

筆者:それが面白さに繋がってるね。

戦略支援の発動中、マップを開いてる最中、キーアイテムの移送中などの時は、満足に動くことができない。歩く速度では確実に敵に取りつかれて倒されてしまうし、ろくに身を護れないので総じて不便。一見回避行動に見える伏せも立ち上がる動作が遅いので、スタイリッシュに使おうとするのは止めておこう。

しかし、これまで色々言ってきたが、これらシステムに関する不便さというのはゲームへの不満にはならない。これらの不便さは全て「HELLDIVERS」ならではの魅力に帰結するのだ。

任務をこなした後、シャトルを呼んで帰るまでがミッション。

筆者:シャトルに乗ったらクリアだけど、シャトルに潰されると死ぬよ。

ささみ君:なにやっても死にますね。

支援ポッドに潰されたり、誤射でヤッてしまったり、戦略支援のボム兵器で焼き殺したりしながらも、最初のミッションなので任務は楽々クリア。クリア地点のシャトル到着場所まできたら、シャトルが来るまでの一定時間、離れすぎない場所でシャトルを待つ。敵のパトロール隊に見つかり増援を呼ばれたら厄介なので、敵を自動ロックオンしてくれるミニガンを設置するのもいい。

なお、ミニガンは味方を照準しないものの、ミニガンが向いた方向に敵がいればひたすら撃ちこむため、思わぬ方向から敵が来てしまい、結果キャラクターが射線にいたら“敵のついでで殺される”ので注意しよう。

筆者:いま、俺にグレネード投げたよね?
(ラストのシャトルには1人でも乗ればクリア。それ以外の隊員は、死亡していても問題ない)

ささみ君:リべレイターの「銃剣」がカッコいいんですけど。

筆者:近接攻撃の選択肢自体、リスクがあり過ぎる…

クリア後はミッションリザルト。経験値が一定値まで溜まれば階級が上がる。武器は階級が上がるとアンロックされたり、惑星クリア報酬や調査ポイントでアンロックしていく。調査ポイントは昇進時に入手できたり、マップ内に落ちているアイテム「サンプル」を累計10個集める(下記画像のビーカーがサンプル数)と入手でき、新たな武器、所持している武器の強化、戦略支援のアンロックに使用できる。

ポイントの使い道は多岐に渡るので、プレイスタイルにあわせたビルドが楽しめるし、サンプルのおかげでポイント稼ぎに勤しむこともできるため、自由度は高い。

ささみ君:ダウンしたら、ほぼ死んだと思っていいですね。

筆者:敵に囲まれてる姿を見ると、こっちも近づきたくないからね。

敵の攻撃を連続で受けたりすると、ダウン状態になる。ダウン時は○ボタン連打で立ち上がらないといけないが、かなりの連打が必要となるため、敵の前でダウンしてしった際は、ほぼ死亡に直結するといっていいだろう。

ただし、マルチプレイ時は味方によって立たせてもらうことも出来るので、状況が悪化しない限りは優先して手助けするのが重要だ。また、伏せやダウン時は射撃攻撃や一部戦略支援すら当たらないので、一掃してから助けるのも十分あり。

ささみ君:早くしてください。

筆者:増援コマンド難しい…

戦場で味方が倒れてしまった際は、ほかのプレイヤーが戦略支援「増援部隊」で復活させる必要がある。増援部隊は各々が持ち込む戦略支援とは別に装備されているので、必ず使用することが可能だ。こちらもコマンドをこなして一定時間を経過することで、降ってくるポッドから味方が復活する。

回数に限りはないがクールタイムが設定されているので、使う前に全滅してしまうとミッションはその場で終了。再度母艦からのスタートとなる。ちなみに1人プレイの際は、ミッション内の任務を1つこなしていく毎に自動復活回数が増加していく。

ささみ君:イルミネイト強いっす。

筆者:画面外からの射撃は反則だわ。

ぼちぼち難易度が上がると、難易度3、4辺りからクリアまでに数回全滅を経験することに。敵の数はプレイヤー人数が変わらないので、プレイヤーは多ければ多いほど当然楽なのだ。敵の攻撃も火力やバリエーションが増えてくるため、一度発見されてしまうとそのまま全滅まで持っていかれてしまうことも。

ささみ君:これ友達とボイチャしながらやったら絶対楽しいっすね。

筆者:フレンド多くていいね。

なお、オンラインマルチプレイ時は部屋をサーチし、最大4人までが入場できる。また、ミッション中でも途中参戦が可能となっており、さらに特殊な戦略支援「緊急ビーコン」を使うことでマッチング確率を上昇させ、マッチングの優先順位を上げることが可能。絶体絶命のピンチを救ってくれるかもしれないプレイヤーの到来に期待できる。

ちなみにフレンドリーファイアの項目で後述するといったのだが、本作にはプレイヤー毎に「服務態度」というレーティングがある。服務態度はそのプレイヤーが“どういったプレイをしているか”というものを現しており、マッチングの際はこの項目の優先順位が非常に高く設定されているとか。

つまり、敵ばかり倒している“ヘルダイバー”、時々味方を倒してしまう“ヘルダイバー”、味方が敵な“ヘルダイバー”など、プレイスタイルによって各々のプレイヤーの服務態度が変化していくのだ。これにより、発売以後にプレイヤー層のヒエラルキー(優劣は無し)が形成されていくことで、本作のプレイ環境は実に流動的な面白さを形作っていくこととなる。

だから、味方を撃っても関係ないとか、味方を戦略支援を出すための生贄のように考えていると、通報機能によってさまざまな評価が蓄積し、そのうちB級映画のアウトロー集団のようなプレイヤー同士でしかマッチングできなくなってしまうことも起きうる。もちろん、品行方正に改めれば服務態度を改善することもできるし、味方を犠牲にクリアを目指したばかりに優等生が転落することもありうる。野良プレイならではの面白さを追求した、バラエティに富んだシステムといえるだろう。

…個人的には、アウトロー集団が宇宙滅亡の危機を救ってしまう展開も悪くないが。

宇宙にスーパーアースの名を轟かせよう

「HELLDIVERS」は手軽に遊ぶこともできるが、進めば進むほど骨太すぎる難易度が立ち塞がってくれる。ちなみに筆者が開発陣に話を伺い、その場の数名で最高難易度「ヘルダイブ」に挑戦してみたところ、開始地点で数秒間もたついていたら、敵勢に押し潰され、やられて、復活して、またやられて、1分16秒の即全滅っぷり。ちなみに開発チームで挑んでも最高難易度はクリアできなかったとのことなので、その難しさは計り知れない。

しかし、本作の凶悪難易度は実に挑戦のしがいがあるものなのだ。所々現れる敵の物量や火力の理不尽さは、こちらの戦術をもってすれば全て打開できるし、正解のルートも一つじゃない。ボイスチャットでワイワイやろうものなら、笑いながらも白熱できる、最良のパーティプレイが楽しめることだろう。

宇宙をまたにかけた人類の大決戦の開幕は、もう明後日だ。

HELLDIVERS

ソニー・コンピュータエンタテインメント

PS4PS3PSVitaダウンロード

  • 発売日:2015年3月5日
  • 価格:2,000円(税抜)
  • 15歳以上対象
  • PS Storeダウンロード専用タイトル

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(C)Sony Computer Entertainment America LLC

※画面は開発中のものです。

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