カプコンが2月25日より毎週水曜日にエピソディック配信している「バイオハザード リベレーションズ2」。今回は本作に実装されているレイドモードの基本システムを解説する。
目次
「バイオハザード リベレーションズ2」は、ストーリーとは別にレイドモードと呼ばれるハック&スラッシュタイプのエクストラゲームが存在する。レイドモードでは、プレイヤーは暴走したAIが作り出した戦闘シミュレーター「レッドクイーンα」に取り込まれてしまい、狂気の仮想空間で戦うことになる。
さまざまなキャラクターを操作してミッションをクリアするだけと目的はシンプルだが、モードの内容自体はキャラクターの育成や、武器強化、スキル選択など奥深い要素が数多く含まれている。
第3回目となる今回はレイドモードの基本システムを紹介しよう。
レイドモードの流れ
レイドモードはミッションを攻略し、武器を手に入れてそれを強化するというのが基本的な流れになっている。どのミッションを攻略するのかや、どんな武器を持っていくのかはプレイヤーの自由だが、ミッションには推奨レベルが存在し、それを大幅に超えたものを受注すると、クリアしづらくなるので注意しよう。
また、ストーリーモードではクレア、モイラ、バリー、ナタリアの4名しか操作することができなかったが、レイドモードでは本作やシリーズに登場するキャラクターでもプレイすることができる。
ミッションの難易度は3種類
レイドモードでは※メインミッションが8個用意されている。各メインミッションごとに6個のダンジョンが存在し、クリアすることで次のミッションが解放されていく。
メインミッションの難易度はノーマル/ハード/ベリーハードとあり、各ミッションで入手できる“攻略バッジ”を一定数集めることによって解放されてゆく。“攻略バッジ”はミッションをクリアしたり、ハーブを使わないでクリアしたりと特定の条件でクリアすると入手可能だ。メインミッションのほかにも1日1回プレイすることができるデイリーミッションがあり、大量の経験値とお金や、倒されたときに復活できるライフクリスタルを獲得できる。
※エピソード1~エピソード4を全て購入した場合のミッション数です。
攻略バッジの種類と入手の仕方
クリアバッジ…ミッションをクリアする。
レギュレーションバッジ…推奨レベル以下でクリアする。
ノーハーブバッジ…ハーブを使わずにクリアする。
ジェノサイドバッジ…すべての敵を倒す。
コンプリートバッジ…ほかの4つのバッジを同時に取得する。
キャラクターの特性を理解しよう
操作するキャラクターはストーリーを進行度や、コンプリートバッジの総数などさまざまな条件でアンロックされる。各キャラクターによって習得できるスキルや初期に持てる武器の数に違いがある。スキルには装備しているだけで効果を発揮するパッシブスキルと、特定のボタンを押すことで発動するアクティブスキルの2種類が存在する。序盤ではさほど気にするところではないが、今後どんなスキルを覚えていくのか確認しておかないと、自分が欲しいスキルをそのキャラクターが習得しないということもあるので注意しよう。
また、初期に持てる武器の数は各キャラクターによって異なり、例えばモイラなら1個しかもてないがバリーなら3つ持つことが可能だ。多くの武器を持つことによって戦略の幅が広がるので、最初はなるべく多くの武器が所持できるキャラクターを選んでレイドモードに慣れるといい。なお、武器の所持数はキャラクターのレベルを上げることで増えていくので、慣れてくれば武器の所持数が少なくてもスキルが優秀なキャラクターを育成するのもいいだろう。
武器選びは慎重に
武器は、ハンドガン/アサルトライフル/ショットガン/マグナム/スナイパーライフルなどさまざまな種類がある。その武器の中から自分の攻略方法にあった武器を選択しミッションに挑むことになる。
各武器には“武器改造台”でパーツを取り付けることが可能だ。パーツはストーリー時とは違い自由に取り外せるというわけではなく、パーツを1回取り付けてしまうとパーツを破壊してパーツスロットを空けるか、武器を破壊して装着パーツを回収することしかできなくなるので注意しよう。
エネミースキルで強化されたクリーチャーが出現
レイドモードでは、本作のストーリーに登場したアフリクテッドやロトンなどのクリーチャーが出現する。ストーリーとは違い敵の頭上にHPバーが表示されているため、敵をどの程度攻撃すれば倒せるのかが、一目でわかるようになっている。最初はショトッガンである程度HPを減らしてから、ハンドガンに持ち替えてとどめを刺し弾薬の節約をすることも可能だ。
敵のなかにはエネミースキルを発動している敵も存在する。HPが高くなる“タンク”やエナジーフィールドを展開する“バリア”などさまざまな種類があり、対処の仕方を間違えると形勢が逆転してしまうこともある。敵がどんなエネミースキルを発動しているのかはHPバーの上に表示されるので確認するといい。
岡部プロデューサーにレイドモードについて聞いた
レイドモードのコンセプトについて
レイドモードが生まれたのは、第1作「リベレーションズ」の敵性能やステージ形状がマーセナリーズ向きとは言えず、また「バイオハザード正史のミッシングリンクを埋める」と言った「リベレーションズ」の少し番外編的な位置づけと言ったコンセプトからも、よりふさわしいモードを新たに創ろうという流れからです。マーセナリーズのようにコンマ秒やスコア一桁を更新していくストイックな楽しみは一度ハマれば至上の魅力なのですが、反面、楽しめる層を制限してしまいます。これまでマーセナリーズを敬遠されていた方々にこそ楽しんでいただける間口の広さを第一義としました。RPG的な文法を取り入れたレイドモードは、おかげさまで前作でご好評頂き、今作ではより多くの方に楽しんでいただけるような工夫をこらしました。
レイドモードでの戦い方
潤沢な弾薬を惜しみなく使い、思う存分撃ちまくってください。ストーリーモードでさんざん怖がらされたクリーチャーに圧倒的火力で仕返しをするのも、レイドモードの醍醐味です。今回は武器やパーツ選びに加え、キャラクター毎に特徴のあるスキルを用意してありますので、自分の考える最強のビルドを目指してください。ミッション中の立ち回りと同じぐらい、拠点での編成が重要です。コンプリートバッジ集めで詰まる方も多いと思いますが、他のミッションでレベルを上げて、武器やスキルを充実させてから再戦すれば、きっと光明が見えるでしょう。
岡部プロデューサーのオススメキャラクター
序盤では武器の数が強さに直結するので、初期から3つのスロットが使えるバリーが扱いやすいと思います。でも、例えばゲーブは初期武器スロットは1つしかないのですが、強力なスキル「激震」をもっていたりと全キャラクターに一長一短があり、更にスキルの選び方ひとつで同じキャラクターでも全く違ったプレイスタイルになります。いっそ性能面はひとまず考えないで、見た目や思い入れだけで選んでもらうのも面白いと思います。ちなみに私はモイラ推しです。
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