エレクトロニック・アーツは、PS4/Xbox One/PC向け物理パズルゲーム「UNRAVEL」の開発を目的とした、コールドウッドとの提携を6月15日に発表した。
「UNRAVEL」は、小さな主人公・ヤーニーが北欧の豊かな自然を旅するなかで繰り広げるアドベンチャーストーリーがベースとなり、ヤーニーの小さな体と大きなハートを通じて、大自然が織りなす障害物を越えていく物理パズルゲームになっている。
「UNRAVEL」では、自然の中に存在するさまざまなサイズの障害物を乗り越えていく。操作は簡単で、ヤーニーが繰り出す糸でスイングし谷を越えたり、木から下へ下へと降りたりする。また、複雑に糸を操らねば進めない、創造力が要求される局面に出くわすこともしばしば。
旅の途中で村人との会話がヒントになり、愛や希望についてのストーリーがひとつにつながっていく点にも注目だ。本作のテーマにはそれら二つの要素も含まれており、プレイヤーが操るヤーニーの赤い糸によって、ストーリー中に展開される非言語的な愛と希望の物語が結び付けられていく。
なお、本作はエレクトロニック・アーツのPCプラットフォームであるOrigin、およびPS4とXbox Oneの各オンラインストアにてダウンロード販売される。
コールドウッド社/クリエイティブ・ディレクター Martin Sahlin氏のコメント
「UNRAVEL」の誕生は極めて個人的な経験がきっかけになっています。最初からプラットフォーム・ゲームを作ろうという感じではなく、私たちの生命や大切に思っているものについて考えることから始まりました。ハートのあるゲーム、そして生命や生きがいを感じることができるゲームを作りたかったのです。「UNRAVEL」のテーマは愛、そして人とのつながりです。そしてヤーニーはこのテーマを象徴する存在なのです。ヤーニーの赤い糸はゲームのなかのあらゆるものを結びつけていくのです。