アメリカ・ロサンゼルスにて開催された「Electronic Entertainment Expo(E3) 2015」。ここでは、2KのPC「Civilization: Beyond Earth - Rising Tide」とPC「XCOM 2」のセッションをレポートする。

目次
  1. いよいよ海洋に浮遊都市を築くことが可能に!「Civilization: Beyond Earth - Rising Tide」
  2. XCOMが新政府アドヴェントに挑む「XCOM 2」

2Kブースでは、ヒーローシューティング「Battleborn」が大々的に展開していたが、PCタイトルの「Civilization: Beyond Earth - Rising Tide」と「XCOM 2」もクローズドシアタールームを設置し、今作の新たなシステムや要素を紹介していた。ここでは、そのセッションの模様をお届けする。

いよいよ海洋に浮遊都市を築くことが可能に!「Civilization: Beyond Earth - Rising Tide」

文明を発展させ宇宙進出まで果たすCivilizationシリーズの最新作「Civilization: Beyond Earth(以下、Beyond Earth)」。「Beyond Earth」では舞台を宇宙に移し、新たな惑星を開発する指導者となってゲームを進めていくことになる。本作は、その拡張パックで2015年秋の発売が予定されている。

今回のセッションで紹介されたのは「Rising Tide」の目玉となる海洋コンテンツ。今までは地表にのみ都市を構築することができたが、今回は海洋にも浮遊都市を築くことができる。

海洋の新たな脅威としてハイドロコーラルと呼ばれる生物が登場。セッションでは遠距離攻撃をして反撃を受けずに殲滅する様子を見ることができた。

もちろん、新たな派閥も追加される。今回紹介されたのは、中東諸国の末裔であるアルシア・キシュク率いるアル・ファラーだ。この派閥は、冷凍冬眠の恩恵を受けることができなかったため、何世代にも渡って独自の文明を形成してきた経緯を持っているそうだ。

新システムで注目したいのがアーティファクトシステムだ。異星のアーティファクトを集めて合成することで強力な効果を得ることが可能だ。その他にも新ハイブリットユニットや、新たな生態系など新しい要素が用意されている。

今回は約15分の限られたセッションだったためすべてのコンテンツを確認することができなかったが、「Beyond Earth」をさらに広く深く拡張するパックに仕上がっていそうだ。

XCOMが新政府アドヴェントに挑む「XCOM 2」

「XCOM 2」の舞台は前作「XCOM:Enemy Unknown」から20年後。地球の指導者たちはエイリアンたちに無条件降伏し、人類最後の砦であったXCOMは解体。エイリアンは地球に新たな政府「アドヴェント」を樹立し人類の輝かしい未来を約束していたのだった。しかし、その影で不吉な計画が進行。XCOMが再び人類のために立ち上がるのだった。

このような世界観でスタートする本作。今回のセッションではアドヴェントの誕生20周年を祝うイベント会場にXCOMが攻めこむシーンが紹介された。

アドヴェント側の警備兵士が守る会場で、物陰に隠れながら近づき一斉に攻撃を仕掛けたところ、警備車両から新エイリアンである「ヴァイパー」が登場。「ヴァイパー」が遠距離から強力な攻撃を仕掛ける様子を確認することができた。

そんな中、アドヴェントの象徴である像に爆弾を設置し、像の破壊に成功する。さらに警備車両の兵器を乗っ取るシーンが披露された。最後には、倒れた仲間を担いで自陣地に運ぶことで回復させるという、今回から追加されたシステムも紹介。

新たなエイリアンや新クラス能力「モメンタム」などシリーズのファンにとって気になる点が多い本作。続報を楽しみに待とう。

XCOM 2

2K

PCダウンロード

  • 発売日:2016年2月5日
  • Steam

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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