9月17日より4日間、幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2015」。9月20日に行われたPS Vita用ソフト「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フォース」スペシャルステージでは、声優・古谷徹さんが実機プレイに挑戦、主題歌が発表された。
9月15日に発表されたばかりのPS Vita用ソフト「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フォース」(以下、「EXVS-FORCE」)のステージでは、本作プロデューサーの小菅寛史氏と坂田圭右氏、タレントの椿姫彩菜さん、そして声優の古谷徹さんが出演。新要素・大規模部隊戦が実機プレイでお披露目され、さらに主題歌などの最新情報も公開された。
「EXVS-FORCE」では大規模部隊戦が楽しめる
PSP用ソフト「機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダムNEXT PLUS」以来の携帯機向けソフトとなる本作では、シリーズファンにおなじみの2on2バトルが久々に手のひらの上で楽しめる。
家庭用「エクストリームバーサス」初登場のプレイアブル機体がラインナップされるほか、量産型機が僚機として参戦、さらには戦艦も登場する。
本作の大きな特長は大規模部隊戦だ。3小隊+戦艦の最大7機の部隊で、自分がエースパイロット兼部隊長となり、各機に指示を出しながら戦う。これまでが“ファーストガンダム”のアムロ・レイなら、本作はさながら“逆シャア”のアムロだ。
またメインモードでは、ミッションをクリアしながら使える機体を増やしていけるほか、宇宙世紀を追体験するミッションも用意されている。さらにアドホック対戦では、従来の戦力ゲージを用いたバトルと、大規模部隊戦の両方で対戦可能だ。
実際に大規模部隊戦をプレイ!
ゲームの紹介も済んだところで、実際に本作をプレイすることに。ゲスト陣がこの日のために用意された特別ミッションに挑戦する。
まずは一番手として古谷さんが、僚機とともに敵をひたすら倒していくミッションに挑んだ。駆るのはもちろんガンダムだ。
「エクストリームバーサス」シリーズの特徴とも言える、機体のスピーディーな動きは本作でも健在。古谷さんはビームジャベリンを駆使しながらジオン軍のモビルスーツを撃破し、見事クリアした。アニメ第1話のアムロの気分だったと、少々緊張しながらのプレイだったようだ。
続いて椿姫さんが、本作より追加された「G-セルフ」(「ガンダム Gのレコンギスタ」より)を使って2on2バトルに挑戦。
G-セルフのコストは2500だ。戦闘中に換装して、アサルトパックやリフレクターパックなどを装備して戦うことができる。リフレクターパックはビーム攻撃を2、3発弾いてくれるなど各パックに特色があり、多彩な戦い方ができそうな機体だ。
続いて、坂田氏が大規模部隊戦を実際にプレイした。大規模部隊戦では、Lボタンでメニューを呼び出し、各機に攻め込む拠点を指示する。分散させるか、中央突破するかはプレイヤーの戦略次第だ。
指示を出したあとは自機を操作して戦うことになるが、僚機の状況は戦艦の艦長が適宜教えてくれる。僚機が任務を達成したら、また次の指示を出していくという流れ。大規模部隊戦では、ハイスピードアクションと部隊運用の両方が楽しめるのだ。
主題歌はT.M.Revolutionが担当!
本作の主題歌を、T.M.Revolutionが担当することが明らかにされた。発表された瞬間は観客席からも感嘆の声が上がったほど。会場では西川貴教さんからのビデオメッセージも流れ、再びガンダム作品に関われることを喜んでいた。
さらに「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」で西川さんが演じたハイネ・ヴェステンフルスと、その愛機・グフイグナイテッドが参戦。新規ボイスも収録される。
続いては特典が公開。本作には、10月よりTVアニメが放送される「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の登場機体であるガンダム・バルバトス(第4形態)が使えるプロダクトコードが封入される。また「鉄血のオルフェンズ」のBlu-rayソフトには、ガンダム・バルバトス(第1形態)が使えるプロダクトコードが付いてくる。
そして「EXVS-FORCE」の気になる発売日は、「鉄血のオルフェンズ」第1話で放送されるテレビCMで明らかになる。こちらのCMではT.M.Revolutionによる主題歌「Inherit-the-Force」と、古谷さんのナレーションも聞くことができるので、10月4日の初回放送を楽しみにしていよう。
これまでのシリーズの特長を活かしつつ、新たな遊びも追加された「EXVS-FORCE」。古谷さんは、単なるアクションだけではなく、作戦も練りながら戦っていくのがおもしろいと大規模部隊戦が気に入った様子。最後は「『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス フォース』は伊達じゃない!」と決めゼリフを披露し、ステージを終えた。