編集部注目のスマートフォン向けゲームアプリを毎週レビュー!今週は、iOS向け純和風3Dアドベンチャーゲーム「Tengami」を紹介!
今週のおすすめはiOS「Tengami」!
本作は、飛び出す絵本の中で各所に仕掛けられた謎を解きながら遊ぶ3Dアドベンチャーゲーム。日本の伝統美である和紙の質感を取り入れ、鮮やかに彩られた世界観は圧巻だ。
さらに、「スーパードンキーコングシリーズ」のサウンドを手がけたことでも著名なデヴィッド・ワイズ氏の音楽が、さらに作品の雰囲気に深みを与えている。
アプリを開くと、シットリとした和風の音楽と共に色鮮やかなグラフィックが目に飛び込んでくる。画面の端がぼんやりと光っている時は、画面の内側に向かってスライドしてみよう。ページがめくれて次の場面が立体的に立ち上がる。一瞬にしてダイナミックに場面が切り替わる様は、まるで本物の飛び出す絵本を手にとっているようだ。
基本的な操作はダブルタップで画面をタッチし、主人公を任意の方向に歩かせるだけ。あちこち歩き回らなくてはならないため、主人公の移動速度の遅さが少し気になるところだが、それを補って余りあるほど世界観が丁寧に作りこまれているため、ゆったりとした気分で楽しめるはずだ。
ぼんやりと丸く光っている部分が仕掛けが隠されている場所なので、指でスライドしたりして触ってみよう。橋が飛び出して向こう岸に渡れるようになるなど、先に進むために重要な仕掛けが隠されている。
また、「光の柱」は違う場面へワープできるポイントなので、「光の輪」とともにセットで役割を覚えておこう。内容的には思考しながら謎を解く作業がメインなので、アドベンチャーというよりパズルに近いかもしれない。
どうしても謎が解けなくて先に進めない時のために、画面左上に「ヒント」機能がある。端的な言葉で次にやるべきことを教えてくれるので、もし行き詰まったら積極的に使おう。なお、ヒント機能は何回でも使える。
ストーリーは特にないが、どうやら主人公は桜の花を集めるために旅をしているようだ。桜の花を集めると、雪が降り積もる中に立っている一本の桜の木の枝に、少しずつ花が咲いていく。もしかしたら、主人公は春を取り戻すために、各地に散った桜の花を集めているのかもしれない。
単調なゲームに見えるかもしれないが、ゲーム中に散りばめられた仕掛けは意外と難易度が高い。初心者から骨太なパズルゲーマーまで幅広く楽しめるだろう。
価格は600円の有料アプリだが、ゲームの芸術性ひとつ取っても一見の価値アリの作品。芸術の秋には、本作を通じて美しい和風の色彩や音楽に触れてみてはいかがだろうか?
(C) 2014 Nyamyam Ltd.
※画面は開発中のものです。
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