グリーは、新スタジオ「GREE VR Studio」を2015年11月5日に設立し、バーチャルリアリティ(VR)市場への本格参入を発表、併せてスマートフォン向けに第一弾タイトル「シドニーとあやつり王の墓」の配信を開始した。
VR市場は今後急成長が予想され、2016年にはVRと拡張現実(AR)を合わせた世界のビジネス規模は約50億ドル、2020年には1500億ドル規模に拡大すると見込まれ、このうちVR関連ビジネスの売上高は300億ドルと予想されているという。
今回、グリーでは急成長するVR市場へいち早く良質なコンテンツを提供するため、開発に特化した専門部署として「GREE VR Studio」を設立。今後はVR市場の成長に合わせ、ゲームのみならず、映像や体験型コンテンツなど広い領域での開発を手がけていくとのこと。
第一弾タイトルとなる「シドニーとあやつり王の墓」は、遺跡発掘をモチーフにした壮大な冒険物語のスマートフォン向けVRアクションゲームとなっており、ハコスコやGoogle Cardboardを使うことで、手軽に360度のバーチャル空間を楽しめる。