千葉・幕張メッセにて9月15日より開催中の「東京ゲームショウ2016」。コーエーテクモゲームスブースで9月17日に行われた、「信長の野望~俺たちの戦国~」スペシャルステージのステージをレポートする。
このステージには、iOS/Android向けに2016年配信予定である「信長の野望~俺たちの戦国~」の藤重和博プロデューサー、スペシャルゲストの竹本英史さん伊藤かな恵さんが登壇。作品紹介やトークコーナーに加えて、実機映像が初公開となった。
まずは、藤重氏が本作の魅力を紹介。本作は最大50対50でリアルタイムによる大規模合戦を楽しめるのが大きな特徴であり、ゲストの2人も「100人はすごいですよね」と感嘆の声を漏らしていた。
「信長の野望」といえば、多数の戦国武将が登場することも欠かせない要素。シリーズ最新作では約2,000人もの武将が登場しているそうだが、本作ではまずは選りすぐりの約200人からスタート。人数はどんどん増やしていき、最終的には2,000~3,000人ほど登場させたいとのこと。
また、伊藤さんが「真・三國無双」シリーズで王元姫を演じていることもあり、シリーズの枠を超えた登場はあるのか竹本さんが尋ねると、藤重氏の口から「社内で話しておきます」と期待感を漂わせる発言も飛び出した。
「信長の野望」らしい戦略性のあるバトルも楽しみのひとつ。様々なスキルの相性を考えたりコンボを狙うといった、相手との読み合いや駆け引きを楽しめる一方で、「コンボ優先ボタン」「兵科相性優先ボタン」などを実装することで、難しく考えずに気楽にプレイすることも可能。コアなユーザーからライトなユーザーまで幅広く楽しめる作りになっているようだ。
さらに、育成、陣形強化、内政といったやりこみ要素や、戦国時代を追体験できるストーリーモードも充実。対戦だけでなく1人でもたっぷり遊べると藤重氏は語る。ストーリーモードの画像が紹介されると、そこに書かれていた斎藤帰蝶のセリフを伊藤さんが生で披露するサービスも。
ここで、そんな魅力溢れる本作の実機映像を初公開。さわりだけではあったが、リアルタイムで行われる合戦の雰囲気が伝わる映像となっていた。
ステージ後半には、「俺たちの○○」と題したスペシャルトークコーナーを実施。ひとつ目のお題「俺たちの“原点”」では、藤重氏がゲーム開発の原点として入社試験のことを振り返ったのを皮切りに、伊藤さんと竹本さんも自身の原点を語る。
「信長の野望」大好き声優だと公言している竹本さんは、中学2年の時に友人の家で毎日のように遊んでいたPC-8801版「信長の野望」が衝撃的だったという。当時プレイしていた戦略についても熱弁を振るっていた。
さらに、「俺たちの“挑戦”」「俺たちの“休日”」といったテーマでトークを展開。声優活動10周年となる伊藤さんが舞台や朗読劇などに挑戦していることや、竹本さんが休日にキックボクシングを始めたことなどを語った。
「俺たちの“野望”」を聞かれると、伊藤さんは「(先ほどセリフを披露した)帰蝶をやらせていただけると決定しましたよね?」と猛プッシュ。竹本さんも何かで関われたら……とアピールすると、藤重氏は自身の“野望”として2人に本作への出演を依頼。合戦シーンで用いられる「合戦サイン」のボイスを2人が担当することがこの場で決定した。
2人のボイスも楽しみな本作は、現在事前登録キャンペーンを実施中。登録者数1万人ごとに武将が増えていき、5万人に達すると最高レア度★5の真田幸村がプレゼントされる。ラストにはオープニング映像が公開されて、本ステージは終了となった。