千葉・幕張メッセにて9月15日より開催中の「東京ゲームショウ2016」。KONAMIブースで9月17日に行われた、「パワプロフェスティバル2016」TGS発表会とTGS大会モバイルゲーム部門のステージをレポートする。
iOS/Android向けに配信中のモバイルゲーム「実況パワフルプロ野球」(以下、「パワプロ」)は、選手育成モード「サクセス」を初めてモバイルゲームに搭載しており、「サクセス」に登場するキャラクターを自由に設定できる「イベントデッキシステム」も人気の作品。育てた選手で最強のチームを作り、全国のライバルたちと対戦して楽しむことができる。
登壇した「パワプロ」エグゼクティブディレクターである谷渕弘氏から真っ先に発表されたのは、最新コラボ情報。コラボ相手は、あの人気漫画「DEATH NOTE(デスノート)」だ。スクリーンに「DEATH NOTE(デスノート)」の文字が映しだされると、まさかのコラボに観客からどよめきの声があがっていた。
このコラボイベントに登場するキャラクターデザインも公開。パワプロ風のタッチで描かれた死神リュークや、弥海砂(あまねみさ)のコスプレをしている京野小筆の姿が披露された。さらに、ステージ上にリュークとパワプロくんが登場して、10月29日より全国ロードショーとなる映画「デスノート Light up the NEW world」のPRをしつつ会場を盛り上げた。
さらなる最新情報として、前日発表された「パワプロフェスティバル2016」(以下、「パワフェス」2016)ゲームソフト部門の新しい大会「パ・リーグ公認大会」に続き、モバイルゲーム部門でも新しい大会を開催すると発表。この大会はアプリ内で行われるため、全国のユーザーが参加することが可能だ。また、この大会は毎月実施される新イベントを使ったものとなるそうで、新イベントのキーワードは「団結」「四つ巴」「迎春」とのこと。どんな大会になるのかキーワードから想像を膨らませてもらいたい。
続いて紹介されたのは、9月26日に配信予定の新イベント「それいけヒキョリくん!~北海道編~」。「パワプロ9」での「それいけ!ホームランくん」をほうふつとさせるこのイベントは、稚内から函館を目指して“ヒキョリくん”がヒットを打った飛距離だけ進んでいく、という内容になっている。
また、みんなで戦うモード「協力プレイ」についても紹介。「協力プレイ」はプレイヤー3人が力を合わせて強力なコンピューターのチームと戦っていくモードで、遠くの人とも一緒にいる人とも一緒にプレイすることができる。ただ試合をするだけでなく様々なギミックが隠されており、イベントキャラクターも登場するとのこと。なお、このモードはまず体験版をリリースするそうなので、体験版をプレイしていろいろな意見を聞かせて欲しいと谷渕氏は呼びかけていた。
新情報のラストとして、新シナリオに登場する学校やグラウンドのイラストを公開。不思議な雰囲気のあるイラストなだけにどのようなシナリオになるのか楽しみだ。ちなみに、このシナリオのオープニングは「オレの野球人生は終わった…」からスタートするという。
ステージ後半には、「パワフェス2016」TGS大会のモバイルゲーム部門の準決勝と決勝が行われた。毎月第2、第4月曜に配信されているニコニコ生放送「月2(ゲッツー)学園パワプロ部」とのコラボイベント「月2学園バトルスタジアムトーナメント」を用いた本大会。ゲストとして、「月2学園パワプロ部」より、声優の松嵜麗さんと湯浅かえでさん、ファミ通攻略Wikiのめたる村田さんが登場した。
まずは当日の予選を突破した上位8人が、AブロックとBブロックにわかれての準決勝。対戦相手はバトスタトーナメント決勝の「月2学園チーム」だったのだが、この「月2学園チーム」が波乱を呼ぶことに。
どちらのブロックのメンバーも見事なプレイを見せていたのものの、それを凌駕する強さをみせていたのが「月2学園チーム」。なんと8人のうち7人が敗北、1人がかろうじて引き分けに持ち込むという結果に。これにはゲストたちも頭を下げて謝っていたが、予想外の展開を引き起こしたという意味ではナイスプレーだったと言えるだろう。
そんな準決勝を勝ち上がった4名による決勝戦は、トーナメントによる累計スコアで勝敗を決める方式。途中で負けた場合はそこで終了となるため、まずは負けない戦いが必要となるのだが、そこはさすがのメンバーたち。序盤は全員が圧勝して勝ち進み、4人のうち3人がトーナメントの決勝にまで進んむ白熱となった。
しかし、最後の最後にカギを握っていたのはここでも「月2学園チーム」。トーナメント決勝の相手として登場すると、またしても強烈な強さを発揮して2人を敗北へと追いやる。そんな中、唯一「月2学園チーム」に勝利したGGさんがTGS大会モバイルゲーム部門の優勝に輝いた。結局、準決勝と決勝を合わせて「月2学園チーム」に勝てたのがこの1勝のみとは恐るべし。
阪神甲子園球場公認 ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2015年のデータを基に制作しています。 (C)大場つぐみ・小畑健/集英社 (C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS ©Konami Digital Entertainment
※画面は開発中のものです。
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