9月15日より幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2016」。9月18日にセガメインステージにて行われた「ペルソナ5発売記念!声優トークショウ」の模様をお届けする。
2016年9月15日にシリーズ最新作の「ペルソナ5」が発売されたことを記念したステージが、「東京ゲームショウ 2016」にて実施された。
「ペルソナ5」出演声優の福山潤さん、大谷育江さん、杉田智和さん、悠木碧さん、保志総一朗さんのほか、ゲストMCの磯村知美さん、マフィア梶田さん、そして司会を務める松澤千晶さんが出演し、トークあり企画ありの賑やかな舞台を展開した。
シリーズを重ね、原点である「真・女神転生」を含めると30年近い歴史を持つタイトルの「ペルソナ5」。本作への出演が決まった時の気持ちを声優陣に尋ねると、福山さんは「素直に嬉しかった。事務所が『ペルソナ』シリーズが大好きなので、『福山さん、どんなに忙しくてもペルソナ関係のオファーだけは一も二もなく受けて下さい』と釘を刺されていました」と、念願叶ったエピソードを披露。大谷さんもやはりオファーを受けた喜びを語り、ナマの「俺は猫じゃねぇ!」を聞かせてくれた。
杉田さんは「夢じゃないかと思った。キャラ絵を見た時そのカッコよさにプレッシャーを感じたが、彼のことを知れば知るほど当初のイメージが変わっていくのでプレイする皆さんも同じように思ってもらえると嬉しいです」とコメント。悠木さんは「すごく光栄に思いました。随所で遊びを入れさせてもらえるキャラでさらに嬉しかったです!」と感動を露わにしていた。
保志さんは「『ペルソナ』と関わることはなかったのですが、作品名はもちろん知っていました。『ペルソナ5』の仕事がくるかもしれないと言われた時に、オーディションもなく役がもらえると思わなかったので信じませんでした。(本当に役をもらえて)得した気分になりましたね」と会場の笑いを誘った。
ここで梶田さんが“気になっていること”として、大谷さんに「足がとてもお綺麗ですね、ドキドキします」とジャブを打つと、「本当ですか?ありがとうございます」と自ら見事な脚線美を披露。さらに梶田さんが「モルガナはキーキャラクターだと思いますが、しゃべる猫を演じる上で意識したことは何ですか?」と再び大谷さん振ると、即座に「俺は猫じゃねぇ!」とレスポンスし会場から拍手が起こった。
また大谷さんは「モルガナについては人間か動物か?という曖昧な立場で役柄を考えましたね。わりと『すべてわかっているぞ』という人を見下したような、いばった感じで作りました」と役作りのポイントも語ってくれた。
モルガナといえば…と、「ペルソナストーカー倶楽部」にて実施されている「モルガナコンテスト」に関連し、磯村さん、梶田さんから「20周年フェスに皆様のモルガナを展示させて頂きたい!」と声優陣にお願い。これを受け、会場で即席の「モルガナコンテスト」が開催されることになった。
モデルとなる大きなモルガナが登場し声優陣がスケッチに励む間に、磯村さん、梶田さん、松澤さんが事前に描いたモルガナを披露。磯村さん松澤さんは可愛らしいモルガナを描いていたが、梶田さんのモノはここではお見せできないので、割愛する。
続いて声優陣は、大谷さん、福山さん、悠木さん、保志さんが、それぞクオリティの高いモルガナを描いたのに対し、杉田さんはあまり大丈夫でないイラストを公開。もう1枚用意していた強そうなモルガナで即席のコンテストをまとめた。
「ペルソナ5」をプレイ中という福山さんが、会場で実際に操作しその魅力を伝えるコーナーでは、フィールド上のさまざまな罠をアクションで回避していく様子や、スタイリッシュなバトルシーンを紹介してくれた。また悠木さん、杉田さんによるバッティングのミニゲームのプレイでは、2人ともヒットを打ち出すもホームランには至らなかった。タイミングの見極めなど意外に難易度の高いミニゲームだが、シンプルに楽しめると盛り上がっていた。
最後に声優陣からの「遊び尽くせないほどの魅力と楽しさが詰まった『ペルソナ5』をぜひ楽しんでほしい」というメッセージ、そしてOPテーマを含む2曲がスペシャルゲストのLynさんによってソウルフルに歌い上げられ、ステージは幕を閉じた。