2017年2月10日から12日にかけて、千葉・幕張メッセにて開催されている「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」。同会場でセガ・インタラクティブが出展している「SOUL REVERSE」の体験レポートを掲載する。

セガ・インタラクティブが多角的な展開を見せる超大作ファンタジー「ソウルリバース」シリーズ。2016年11月に第1弾タイトルとしてリリースされたスマートフォン向けアプリ「SOUL REVERSE ZERO」に続く第2弾として、来冬にアーケード版「SOUL REVERSE」が稼働予定だ。

アミューズメントゲームの祭典「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」では、本作をいち早くプレイアブル出展。これまでベールに包まれていた同作の概要がついに明らかになった。

ステージイベントのレポートにてその一部はお伝えしたが、ここでは筆者が実際にプレイした感想を交えて、改めてその特徴について触れていこう。

右手親指を使ったビュースティックでのカメラ操作が独特

まずはチュートリアルをプレイして、一通りの操作を確認。左側に用意されたグリップには、移動に用いるLスティック、ガードに用いるL1ボタン、ダッシュ/回避に用いるL2ボタンの3つが用意されている。こちらは攻撃以外の行動全般に用いるというイメージだ。

Lスティックは押し込むことでフィールドの施設へのアクションが可能。
また、L2ボタンは押してすぐに離すことで回避ができる。

一方、右側にはA、B、Cの3つのボタンとビュースティックが用意されている。A、B、Cのボタンは追って説明するが、特徴的なのがビュースティックの操作方法だ。写真でご覧いただければ分かる通り、このスティックはボタンとほぼ同じ高さで組み込まれており、操作時には右手親指の腹を使うことになる。直感的なカメラ視点の切り替えができる上、押し込むことでカメラの位置をリセットできる、アーケード筐体ならではのアイデアだ。

基本となる攻撃はAボタン(弱攻撃)とBボタン(強攻撃)の2つで構成される。これらはタイミング良く組み合わせることで連続攻撃が可能で、一気に畳み掛けることができる。

また、Cボタンは副装備という特殊行動を行うことが可能。副装備は複数設定できるようで、それぞれに1回のバトルでの使用回数に制限があるようだ。今回は敵の索敵を行う副装備を確認できたが、ほかにもさまざまなバリエーションに活かせそうだ。

そのほか、複合操作としてダッシュしながらAもしくはBを押す「ダッシュ攻撃」や、敵の背後に密着した状態でAとBを同時押しして繰り出す強力な攻撃「バックスタブ」なども用意されている。純粋な操作だけでもこれだけ用意されており、初回プレイ時には戸惑いもあったが、慣れてくるとその選択肢の広さが楽しみにつながってきそうだ。

4つのクラス分け&英霊の助けを借りて繰り出す能力

プレイヤーは、ウォーリアー、ナイト、メイジ、レンジャーの4つのクラス(職業)から好きなクラスを選んでプレイする。今回はレンジャーを除く3つのクラスを選択できたのだが、筆者は攻守のバランスがとれたオーソドックスなプレイスタイルで楽しめるウォーリアーと、魔法による範囲攻撃が特徴のメイジを操作。個人的には前線に攻め込みたいタイプであるため、メイジでは距離感の掴み方に苦心はしたものの、それぞれの特徴付けが明確になされていたため、後述する多人数にプレイにおける役割分担が明確に機能するように感じた。

ウォーリアー ナイト
メイジ レンジャー

そして、シリーズを通しての大きな特徴である「英霊」がもたらす効果も体験。画面右下に出現する英霊カードでは、それぞれ決められた回数のソウルスキルを発動できる(L1を押しながら対応するA、B、Cのいずれかのボタンを選択)。ソウルスキルは英霊によって大きく異なっており、どの英霊を連れて行くのか、そしてどのタイミングで使うのかの戦略も重要になりそうだ。

さらに、カードの下部に表示されているリバーズゲージが最大状態になると、選択中の英霊と同化する「ソウルリバース」が発動可能に。ソウルリバースは画面上の英霊カードを上方向にスライドすると発動、その見た目が変わるのはもちろんのこと、さまざまなステータスがアップするので、ここぞという時に使いたい。

最大10人vs10人の多人数バトルは駆け引きが熱い!

最後に、今作のメインモードとなる「創生戦役(全国対戦)」について触れておこう。これはネットワークを通じてマッチングした、最大で10人vs10人の陣営に分かれて戦うことのできるモードだ。

バトルの目的は、各陣営に存在する神将と呼ばれるボスを倒すこと。ただし、闇雲に向かっても返り討ちに合ってしまうので、フィールドに点在する「霊脈」を制圧し、徐々に拠点を広げていく必要がある。プレイヤーキャラクターのほか、ところどころに眷属兵と呼ばれる兵士もいるため、ちょっとした油断が命取りとなる。

本モードも一度プレイする機会を得られたが、拠点の制圧を進めても、それだけ敵陣営が固まってくるということで、敵の攻撃をかいくぐって敵の神将までたどり着くことの難しさも感じた。それだけに以下に状況を把握するのかが重要になりそうだが、本作ではタッチパネル上でチャットも可能となっているので、コミュニケーションを取りつつ進めていくのが良さそうだ。

「SOUL REVERSE」について簡単に紹介してみたが、いかがだっただろうか。キャラクターのエディットなど、今回はプレイできなかった要素もいくつかあったが、JAEPOの会期中だけでなく、3月3日からは東京都内でのロケテスト開催も発表されているので、気になる人は引き続きチェックしてみてはいかがだろうか。

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(C)SEGA

※画面は開発中のものです。

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SOUL REVERSE

多人数対戦アクション
機種
AC
プラットフォーム
OS
会社
セガ・インタラクティブ
シリーズ
SOUL REVERSE
ジャンル
アクション
公式サイト
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  • プリコネR特集
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  • Figgy

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