2017年2月に開催された「ジャパン アミューズメント エキスポ 2017」でも出展された、体感型野球ゲーム「レジェンドベースボール」の体験レポートを掲載する。
休日の東京で、神宮球場周辺、あるいは多摩川の河川敷などで草野球に勤しむ人々を見かけたことがあるだろうか。
実はあれ、ただ朝イチで場所を取ればいいというものではなく、市区などの管理者に申し込んだり、抽選という狭き門をくぐり抜けたりする必要がある。しかも自治体によっては、その地域に住んでいる人の申し込みでなければならない。
また、場所を取っても今度は人数を確保するというハードルが。練習なら少ない人数でも可能だが、試合をするとなると最低18人は必要だ。もちろん、雨なら中止に。野球というゲームを気兼ねなく楽しむには、さまざまな関門が立ちはだかるのである。
今回体験した「レジェンドベースボール」は、天候やプレイヤー数に左右されることなく楽しめる、本格的なシミュレーションスクリーン野球ゲームだ。もともと2016年から韓国で展開されているもので、日本では同年10月に発表、千葉県でロケテストが行われていた。
外観は写真のとおり。奥行きは15.3mと、正規の投球プレートからホームベースまでの距離より若干短い。とはいえ、投打の間合いを楽しむには十分な距離だ。金網で区切られたバッティングケージの外には、専用の操作端末が設置されている。
「レジェンドベースボール」には「試合モード」と「練習モード」が用意されている。今回は、最大18人のプレイヤーが2チームに分かれて対戦できる試合モードを選択。2人ずつのチームで試合を行った。
まずは専用端末で選手登録だ。名前と打席の左右、難易度を1人ずつ入力していく。難易度はルーキー、アマ、プロ、メジャーの4段階があり、ルーキーは直球のみ1球種、アマ以上では2種類の直球(普通のストレート、速いストレート)にカーブ、チェンジアップを交えた4球種を打つことになる。
ちなみにアマ~メジャーは直球の体感速度が異なる。アマなら100キロ前後、プロなら130キロ前後、メジャーなら160キロ前後だ。
選手登録後は球場や試合の時間帯、そして投球モードの選択に移る。投球モードには「マニュアルモード」「オートモード」があり、マニュアルモードは守備側が自分で球種やストライク・ボールを選択。オートモードは、直球と変化球、変化球の種類、ストライク・ボールそれぞれの割合を設定すれば、あとはピッチングマシンが自動で投げてくれるというお手軽なモードだ。
準備を終えたら、いよいよプレイボール!
「レジェンドベースボール」最大の魅力は投打の駆け引き
試合が始まると、守備側は専用端末で球種とストライク・ボール、そして守備陣形を決定する(球種とストライク・ボールの選択はアマ以上)。その後、打者がバッターボックス後方にあるベダルを踏むと投球がスタート。投じられた球を打ったり見逃したり、実際の野球と同じく1打席ごとの勝負が楽しめる。
この「レジェンドベースボール」の大きな魅力は、実際の試合さながらの駆け引きが楽しめることだ。ケージ内、ピッチャー側の画面にはこの打席で投じられた球種とコース、そして過去の打席での打球傾向が表示。一方、守備側が操作する端末には、打者のコースごとのホットゾーンが示される。これらを参考にしつつ、互いに駆け引きを繰り広げていくのだ。
ちなみに筆者、【直球、直球、カーブ、チェンジアップ】と攻められ、最後に直球を予想したらカーブで見事に空振り三振を喫しました……。
実際にボールを打つと、センサーが打球の角度や速度を読み取り、ゲーム内で再現。ここがバッティングセンターとの大きな違いで、打つだけではなく、明確に打席結果が表示されるのがとにかく楽しい。
ちなみに守備は固めで、バントなどもしっかり処理してくれる。ただ一二塁間、三遊間の打球は塁上で際どい判定になることが多かった。また、リアルな野球の試合ではポップフライかという打球でも右中間、左中間を破ったりするので、野球をやったことがないけど好きな人、草野球に参加するのはハードルが高いと感じる人、女性や子どもも楽しめるはずだ。実際の野球よろしく、前に飛ばせば何かが起きるのである。
反対にピッチング側はどうだろうか。こちらは前述したとおり、球種とストライク・ボールをモニター上で選ぶという、バッティングよりもゲーム的な感覚。しかし「ここは直球で押してやろう」「次はチェンジアップでタイミングを外そう」など、投球を組み立てる“リードの妙”が堪能できる。
追い込んでからボールになるチェンジアップを選び、ワンバウンドする投球で空振り三振を奪った時には思わずガッツポーズしたほど。夏休みや年末に放送される、某TV番組の気分が味わえるかも?
3イニング制で行った試合は、先攻チームが筆者の2ランで先制するも、最終回に後攻チームが2本の二塁打などで追いつき、引き分けに持ち込んだ。試合終了後は各打者のスタッツも表示される。
練習モードでバッティング練習もできる!
「試合モード」とは別に用意されている「練習モード」は、試合形式ではなく、シンプルにバッティングのみ行うモードだ。打球結果も試合モードと同様に表示されるので、こちらでもバッティングセンターとは異なる楽しみが味わえる。
野球の試合を楽しんでいる感満載!
ケージで打つ形式はバッティングセンターと同じだが、打席結果がちゃんと実際の野球のプレーによって導き出されること、そして打者と投手の駆け引きが存在することで、リアルな野球の試合にグググッと近づいている。守備のプレーこそできないものの、野球の試合を楽しんでいる感覚は十二分に味わえた。
仲間と一緒にチームを組んで対戦してもいいし、大会を開くのもあり。店舗間での試合などが導入されたら、さらに盛り上がりそうだ。なお、9人対9人でも楽しめるが、1イニングに1回は打席を楽しみたい人は今回のように2人対2人、あるいは3人対3人がちょうどいいだろう。
千葉県でのロケテストを経て、4月21日には新潟県でいよいよ稼働が開始する。近くの野球ファンは、ぜひバットを担いで足を運んでみよう。手軽にリアルな野球が楽しめる幸せを噛み締められるはずだ。
公式サイト・SNS
「レジェンドベースボール」公式サイト
https://www.legend-bb.com/
「レジェンドベースボール」Facebook
https://www.facebook.com/legendbbjapan/
「レジェンドベースボール」Twitter
https://twitter.com/lbbjapan
設置店舗情報
店舗名
カプコサーカス 新潟東店(イオン新潟東店)
住所
〒950-0813
新潟県新潟市東区大形本町3-1-2 イオン新潟東店
電話番号
アミューズメント:025-275-3777
ボウリング専用電話番号:025-275-4002
営業時間
10:00~24:00
アクセス方法
お車
日本海東北自動車道新潟空港ICより10分
バス
大形線 大形本町三丁目すぐ
施設紹介
カプコサーカス新潟東店は広さ1700坪の、県下最大のアミューズメント施設です!
公式サイト
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