フォワードワークスは、iOS/Android向けアプリ「ソラとウミのアイダ」の記者発表会を、本日7月25日に開催した。この発表会では、広井王子氏やキャスト陣が出席し、ゲームの詳細と今後の展開が明らかにされた。
フォワードワークス初のオリジナルIP「ソラとウミのアイダ」は、原作・総監督にマルチクリエイターの広井王子氏を迎え、広島は尾道を舞台に「宇宙漁師」を目指す6人の少女たちが織りなすドラマを描いた、宇宙魚捕獲アクションゲームだ。
登場キャラクターのキャストには、今後の活躍が期待される若手声優陣を起用。本格的なストーリー展開やビジュアルの作り込みといった、細部にこだわったタイトルとなっている。
「宇宙漁」に「宇宙漁師」と、聞き慣れない単語が現れる本作。広井氏は、海に魚がいない代わりに、宇宙に巨大なイケスを作り、そこで漁を行う世界を想像したと語る。そこでは、漁業は種を作って育て、管理して採る「農業」になる――そんな着想から生まれた作品だ。
その宇宙で漁を行う「宇宙漁師」を目指す6人の宇宙漁師候補生たちが、本作のヒロインだ。発表会では、空町 春役の高橋花林さん、村上波乃役の立花理香さん、ルビー・安曇役の井上ほの花さん、櫻 舞湖役のすずきももこさん、美剣 真役の神坂 和さんが登場。また、この日は欠席となった薪 真紀子役の米野真織さんが映像でコメントを寄せた。そして上記6人の候補生のほかに、彼女たちを導く女性・鳴海高子役の浅川 悠さんも登壇した。
この6人の候補生のうち、実に4人が方言を操るが、キャラクターと同じ出身地のキャストは立花さんだけ。他の3人は、知人などを頼りに方言での演技を磨いていったという。さまざまな地域から尾道に集まった個性豊かな候補生たちのプロフィールは、公式サイトをチェックしよう。
「宇宙魚捕獲アクション」とは?
さて、ここからはゲームシステムを紹介していこう。本作はストーリーパートと宇宙漁業パート、大きくふたつに分かれている。
ストーリーパート
本作では、プレイヤーが新たに部長として就任したところから物語が始まる。ストーリーを読み進めると選択肢が表れ、選んだものによってキャラクターの反応や展開が変化。また選択肢を選ばないことも可能で、その際には思いもよらない反応が返ってくるかも、とのこと。ちなみにオートプレイでは選択肢を選ばずにストーリーが進んでいく。
メインストーリーの他にも、各候補生にフォーカスした「候補生ストーリー」も存在。こちらは宇宙漁業パートで手に入る「心の鍵」を使うと解放される。候補生にプレゼントをあげて信頼度を上げると、「良いこと」が起こるという。
宇宙漁業パート
宇宙漁業パートでは、候補生と「守護神」がペアを組んで宇宙漁に臨む。ガチャなどで手に入る守護神は必殺技「神通力」を持つほか、候補生との相性もある。候補生と守護神をうまく組み合わせてあげるのも部長の務めだ。ステージが進むと宇宙魚がどんどん強くなっていくので、プレイヤーは守護神を強化・進化させていく必要がある。
会場では実機プレイも公開に。宇宙いけすの中にいる宇宙魚に対し、プレイヤーは守護神を弾いて攻撃していく。端末をたたくと敵が一列になる「たたけ!」や、画面上で指をぐるぐると回して強力な技・神激スプラッシュを放つ「ブン」など、特徴的なギミックも紹介された。
配信は10月上旬を予定、2018年にはTVアニメ化も
本作の配信は10月上旬を予定。本日より事前登録キャンペーンがスタートしている。さらにラジオや生放送、コミックにノベライズ、そして来年にはTVアニメ化と、多彩なメディア展開も予定されている。
事前登録が本日スタート。 |
Twitterキャンペーンは第2弾以降も予定されている。 |
ラジオ、生放送も配信決定。 |
コミック、ノベライズ展開も予定されている。 |
このほか、2018年には舞台も上演される予定だ。 |
さらに、台湾・香港・マカオでの配信も決定。その他のアジア地域での配信も準備しているとのこと。そして2018年春以降には、国内向けにPCでの対応も予定されている。盛りだくさんの展開が待っている「ソラウミ」に注目だ。