千葉・幕張メッセにて9月21日より開催された「東京ゲームショウ2017」。インティ・クリエイツブースでプレイしたPS4版「ぎゃる☆がん2」のインプレッションをお送りします。

「ぎゃる☆がん」とは、超絶モテ男になってしまった主人公が、次々と迫ってくる女子たちを眼力で昇天させていく、ちょっと変わった眼シューティングゲーム。これまでに「ぎゃる☆がん」と「ぎゃる☆がん だぶるぴーす」、英語に対応した「ぎゃる☆がん だぶるぴーす ばいりんぎゃる」が発売され、次は「とりぷる」的な何かが出てくるのかと思いきや、今度はシンプルに「ぎゃる☆がん2」の発売が発表されています。

それでは、インティ・クリエイツブースで普通にプレイさせていただけるのかと思って足を踏み入れたところ、何やら不思議な台に立たされてしまいました。ナニを立たされたかとか野暮なことは追及しないでください。単に、太い二本の足で立たされて、黒くてゴツゴツしていて振動をするモノを持たされて、ちょっと恥ずかしいことをされただけです。

黒くてゴツゴツしていて振動をするモノには特殊な操作方法がありました。左スティックでサイト移動、R1R2ボタンでショットを行い、△×ボタンでズームイン/ズームアウト。全体の操作方法が前作までとちょっと異なり、より激しい攻めに対応できるようになっていました。

ここで気になったのが、「吸い込み」という操作。眼力を使った眼シューティングなのだから、きっと「吸い込み」だって体の一部を使って何かするはず。「吸い込まれそうな目」という表現がありますね。鼻でフローラルな香りを「吸い込む」こともありますし、ディープに「舌を吸う」なんてこともありましたっけ。

そんな妄想を広げながらゲームを始めると、何やら下の方がうずき始めました。自分の意志に関係なく、シモの暴れん坊が動き出したのです。正面のモニタを見たいのに、体は右を向いてしまうのです。

もう、耐えきれない。やむを得ず、自分の意思に反する体の動きに従い、ぐるりと半回転してしまいました。

そして、さらに半回転。

そんなわけで、足元が回転する台にのって、3面にあるモニタを見ながらの「ぎゃる☆がん2」を楽しませていただきました。今回体験しているステージは、レールに沿って移動するのではなく、その場に立ち止まってぐるぐると回転しながら敵……じゃなくて、女子たちを次々と眼力を使って撃ちまくっていくのです。

かなり気合を入れて取り組んだのですが、あまりに激しい攻めに耐えられず、途中で果ててしまいました。

普通にプレイしていれば、カメラ操作に慣れたところからFPS的な気分で激しく女子に対応できるのですが、同時に体が回転していると、カメラ操作と自分自身の動きのどこにどの対応をすればいいのかパニックして、思った以上にうまく操作ができないんですよね。


続いて、見るからに怪しいモノの上に立たされました。

とりあえず、下から人がのぞいているようなことはないので、一安心なのですが、何か仕掛けがありそうです。焦らす文章を書いてもあまり意味がないので簡単に説明すると、この台は下から空気が出てくる仕掛けになっています。「吸い込み」とは若干ニュアンスは違うのですが、プレイヤー自身に空気が舞い込んでくるような仕掛けになっていました。

プレイをしていると、服の下から空気が入ってきて服が膨らみ、髪が若干舞い上がるモノの、2回目のプレイなので、少しは長くプレイできました。それでもやっぱり、激しい女子の攻撃にまたも果ててしまいました。

今回のプレイでは「吸い込み」の操作をあまりうまく活用できなかったのですが、「吸い込み」を女の子に向かって使うと恥ずかしがって若干足止めできたり、フワフワと飛んでいる悪魔っ娘を吸い込んだりできたようです。

ゲーム自体は、見た目はかなりセクシャルですが、ガンシューティング的な視点でもプレイヤーがやらないといけないことが増えて、いろんな意味で激しいゲームになりそうです。


最近のゲームショウはVRゾーンなど、通常のゲームプレイでは体験できない設備でゲームを体験できるところが増えていますが、インティ・クリエイツブースもある意味その方向性のブースになっていました。いやー、今回はスカートで来なくてよかった。

※画面は開発中のものです。

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