コーエーテクモゲームスは本日10月29日、PS4/PS Vita/Nintendo Switch用ソフト「リディー&スールのアトリエ ~不思議な絵画の錬金術士~」のクローズド体験会を開催した。
2017年12月21日の発売に先駆け、事前に参加者を募って行われた今回の体験会。会場には現在予約受付中のプレミアムボックス、アトリエ20周年ボックスに同梱されるアイテムの数々や、各店舗での予約でもらえる特典が展示されていた。
冒頭では開発プロデューサーの菊地啓介氏、総合プロデューサーの細井順三氏、イラストレーターのNOCOさんが会場まで足を運んだファンに向けて順番に挨拶。そして、初公開となるオープニングムービーの上映、プレイをする上でのポイントなどの紹介を経て、体験プレイへと移っていった。
「アトリエ」シリーズは元々ゲームループの間隔が長いこともあって、今回用意されている45分という時間でもその全体像を把握するには至らなかったが、試遊出展のあった東京ゲームショウ2017を含めても、これだけプレイする機会はこれまで無かった。すでにゲームの開発も最終段階に入っているということで、実際にプレイしてみてのインプレッションを交えつつ、その内容を紹介していこう。
本体験会では、まずニューゲームから30分間プレイさせてもらった。やや駆け足気味ではあったものの、リディーとスールが絵画の世界に初めて潜り込むあたりまでは遊ぶことができた。そこで確認できたのは、主に今作ならではのビジュアル面とゲームサイクル、そして過去の「不思議」シリーズタイトルから踏襲された要素の数々だ。
まずひと目に分かりやすいのはビジュアル面。キャラクターデザインを担当するゆーげんさん、NOCOさんのイラストを上手く落とし込んだキャラクターモデルはもちろんのこと、細かく表現された建物や植物の描写、そして全体的な動きもより滑らかでストレス無くプレイできた。
また採取の仕組みに関しては前作「フィリスのアトリエ ~不思議な旅の錬金術士~」が下地になっている。ただし、岩や木からの採取のような、一定回数のアクションが必要なものに関しては、連打することで繰り返し行動してくれるようになっているなど、細かなところでのスピードアップが図られているようだ。
前作は旅がテーマということで、広大なフィールドを用意していたが、今作では一転、「不思議」シリーズの第1作である「ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~」のように一つの街(今作ではメルヴェイユ)を中心に、マップのショートカットを用いながら、行動の指針に沿ってゲームを進めていくようだ。
ちなみに、「不思議」シリーズ過去2作ではストーリーの進行を明確に区分けする表現は無かったと思うが、今作はエピソード毎に話数が区切られているようだ。これは「黄昏」シリーズの3作目「シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~」に近いもので、プレイヤー側にゲーム進行を委ねるという点で遊びやすいシステムと言える。今作では行動における制限時間も設けられていないそうなので、製品版ではじっくりとプレイできることだろう。
作中で描かれるイベントの数々もわずかではあるが楽しむことができた。ここではあえて触れないが、「不思議」シリーズファン、そして「アトリエ」シリーズファンであれば思わず反応してしまう場面もあるだろう。
こうした要素を30分楽しんだところで、最後に15分ほど、ゲーム中盤で楽しめるようになるという、最大6人でのコンビネーションバトルも体験させてもらった。
基本的にはコマンド選択式のターンバトル。行動次第で次の行動までの時間や順番が変化するといった流れは過去のシリーズでもおなじみだが、今回は2人1組で前衛と後衛に分かれ、基本的な行動を選択するのは前衛のみということにひとつの大きなポイントがある。
それでは後衛にはどのような意味があるのか、それは前衛を援護する「フォロースキル」を扱えることに尽きる。これは前衛がスキル、アイテムなどの行動を行った時点で条件を満たしていると発動。その内容はキャラクターはもちろん、その前の行動によっても変化、さらにリディーやスールの場合はバトル中にアイテムを調合して使う「バトルミックス」も用意されている。
また2人で繰り出す超必殺技「コンビネーションアーツ」も実際に体験。発動に必要なコンビネーションゲージは、前衛が敵にダメージを与えたり、後衛がフォロースキルを使うことで溜まっていくため、いかに両者を上手く組み合わせていくかが発動への近道だ。筆者も実際にプレイする中、あえて敵の属性と相性の悪いアイテムを使ってゲージだけを溜めておくなどの工夫をしつつ、発動させることに成功した。
その後の質問コーナーでは先に触れた制限時間のことや難易度、そして過去の「不思議」シリーズに登場するキャラクターたちが今作で登場するのかといった、ファンならではの質問の数々が寄せられていたのも印象的だった。なお、当日のユーザー感想などはTwitterのハッシュタグ「#アトリエ体験会」で見ることができるので、そちらも併せて確認してほしい。
最後に、3人から会場のユーザーに向けたメッセージが寄せられつつ体験会は終了。いろいろな要素を体験できたものの、調合などの要素も体験したかったというのも事実。「アトリエ」シリーズ20周年にして、「不思議」シリーズの集大成となる本作の発売が筆者個人としても待ち遠しくなった。
(C)コーエーテクモゲームス All rights reseved.
※画面は開発中のものです。
本コンテンツは、掲載するECサイトやメーカー等から収益を得ている場合があります。













































































