12月17日、セガ・インタラクティブはアーケードで人気の対戦カードゲーム「CODE OF JOKER(コード・オブ・ジョーカー)」のバージョンアップ情報を公開した。

全国のゲームセンターにて絶賛稼働中の対戦デジタルカードゲーム「CODE OF JOKER」。2017年12月21日より稼働開始となる新バージョン「THE AGENTS」(Ver.2.3)の情報が公開されたので、その内容を紹介していこう。

声優の下田麻美さん(左)、プレイヤーの花田勝氏さん(中)、セガ開発スタッフのJosha氏(右)が新情報の発表を行った。
今回のバージョン「THE AGENTS」は金色がイメージカラーとなっている。

まずは新キャラクターとしてラン・メイランとノアの2人が追加される。ラン・メイランは13歳まで電脳スパイ養成機関で特殊訓練を受けてきたという諜報員で、「蘭翔鳳集の舞」と「飛龍乗雲の拳」という2種類のJOKERアビリティを使用可能。ノアは敵対組織「レゴメノン」の首謀者というラスボス的な存在で、4種類ものJOKERアビリティを持つ強力なキャラクターとなっている。

ラン・メイランは東山奈央さん、ノアは三木眞一郎さんがキャラクターボイスを務める。

次に、システム面の新要素が紹介された。まず、JOKER成長速度が3倍にアップ。経験値の獲得量が従来の3倍になるので、より簡単にJOKERをレベルアップできるようになる。ライフのMAX値も「7」から「8」に変更。これにより戦い方が変わってくることは間違いないだろう。

特に会場がどよめいたのがジョーカーゲージの増加仕様の変更で、自分にダメージを受ける効果ではジョーカーゲージが増加しなくなる。ただ、その代わりにターン終了時に長考してもジョーカーゲージが増えるなど、これまでよりゲージが増加しやすくなる変更も合わせて行われるとのことだ。

さらに、カードのクロックレベルを1アップするオーバーライドが、すべてのカードで可能に。インターセプトカードやトリガーカードもオーバーライドできるようになるので、必然的にこれらのカードにもレベルが追加となる。また、これまでの「竜」と「亜竜」ユニットが統合され、新種族「ドラゴン」になるそうだ。

「神」と「機械」、「魔導士」と「盗賊」など種族をふたつ持つ2種族ユニットも新たに登場する。これにより、デッキ構築のパターンなど戦術の幅がさらに広がること間違いなしだ。約60枚もの2種族対応カードが追加予定とのことでなので、楽しみにしておこう。そのほか、JOKERパラメータ調整も行われるとのことだ。

こちらがJOKERパラメータの調整内容。

最後にカードパラメータの調整について。スペリアルドラゴン、鏡盾・イージス、花の高原などの効果変更が実施される。特に注目すべきは未来探偵ホームズで、消費CPも5から4になるのでさらに使いやすくなるのではないか。その他にも多数の調整が実施される予定で、詳細は下の画像で確認してほしい。

このようにかなり多くのカードパラメータ変更が行われる

新たに追加される50枚のカードの情報も公開された。カードの属性色やタイプ別にそれぞれ紹介していこう。

赤属性色の新カードは「グランツティーガー」「バッド・オー・ランタン」「朱雪のマキ」「クリムゾンドルクス」「炉皇女ヘスティア」。注目は「クリムゾンドルクス」だ。他の昆虫カードを利用する必要があるのだが非常に強力なので、入手したらぜひ活用してみてほしい。

黄属性色の新カードは「潔王ヴェルフェゴール」「黄金魍魎ゴ・ルード」「ジェシカ・ザ・スレイヤー」「ジキル&ハイド」「天竜ヘブンズドラゴン」。いずれもなかなか強力だが、特にすごいのが「天竜ヘブンズドラゴン」で、互いのドラゴンユニット以外の全ユニットを消滅させるというぶっ飛んだ能力になっている。さらに「沈黙効果耐性」と「加護」を備えており、切り札となり得るカードと言えるだろう。

青属性色は「マキガイさん」「冥奏のコルデ」「霊銃のエクソシスト」「人剣のイサミ」「神槍戦騎オーディン」が追加。特に会場をわかせたのが「神槍戦騎オーディン」で、捨札のカードを5枚消滅させることで機械ユニットのカードを3枚手札に作成するのだが、何が作成されるかは完全なランダム。しかも、スタン落ちカードから選ばれる場合もあるという。懐かしのカードに再会できるかもしれないので、ぜひ使ってみたいところだ。

青属性初のサーチャーとなるマキガイさんには「かわいい~」という声が上がっていた。

緑属性色は「索冥」「グランドワーム」「楽園のイシュタル」「牙将クロコダイル」「獣王女アタランテ」が追加。「牙将クロコダイル」と「獣王女アタランテ」は特に強力で、要注目のユニットになっている。

紫属性色は「乱撃のテトラ」「破戒僧・壱」「クイーンターマイト」「アトロポス」「ラートリー」「災禍の悪女・妲己」の6つが追加される。注目すべきは舞姫と魔導士の種族をあわせ持つ「災禍の悪女・妲己」。詳細は下の画像で確認してほしいが、かなりインパクト抜群の能力構成になっており、入手したら切り札になること間違いなしだ。

新たなトリガーカードは4種類。いずれもかなり強く、特にレベルに応じた枚数のカードを引くことができる「ビッグドリーム」には会場からどよめきが上がっていた。無属性のインターセプトカードも4種類。恐るべきは「トライフォース」でフィールドにデネブ、アルタイル、ベガの夏の大三角形トリオが揃っている場合、さまざまな効果が得ることができる。

こちらが新トリガーカード。「ノンストップジャーニー」と「ワンダーケーキ」の効果もなかなかあなどれない。
こちらは無属性の新インターセプトカード。「幸せの形」のイラストには複雑そうな来場者も。

属性色のインターセプトは赤、黄、青、緑がそれぞれ3種類で、紫属性のみ4種類追加となっている。赤属性では「魔王の逆鱗」が要注目。蠅魔王ベルゼブブの効果をさらに強くしたというべきカードで、かなり強力な性能になっている。黄属性では巨人ユニット専用のインターセプト「ギガントマキア」、青属性では忍者ユニット専用の「隠密達の決起会」が面白そうだ。

緑属性では「勇王の鎧」が要注目。「固着」「秩序の盾」「セレクトハック」という、いわゆる勇王機神バトルカイザーのアビリティが付与されるので、かなりの効果が見込めるだろう。紫属性では「シャドーウィドウ」がなかなか強そう。CP0で効果を発動できるのも強みだ。

そのほか、年末年始に実施予定のイベントなどが告知。まず、お正月セット「閃皇の決行者」が販売される。同時に期間限定イベント「魅惑のキャノンショット」も開催。どちらも実施期間は新バージョンが稼働開始となる12月21日から来年の1月10日までとなっている。また、マイユニット「らーとりー」の登場とイラストコンテストの開催もあわせて発表された。コンテストに入賞すると、好きな出演声優のサイン色紙がもらえるとのことなので、応募してみはいかがだろうか。

さまざまな新キャラクター、新機能、新カードが追加され、さらに大きく変わる「CODE OF JOKER」。12月21日の稼働開始を期待して待とう。

最強のプレイヤーを決定する大会「CODE OF JOKER最強決定戦」も開催。多数の来場者が詰めかけ、会場は超満員となった。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

コード・オブ・ジョーカーサービス終了
関連ワード
  • エンタメ