マーベラスは、「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り」の東京公演を、本日12月15日よりTOKYO DOME CITY HALLにて開催。ここでは、12月14日に行われたゲネプロと囲み会見の模様をお届けする。

目次
  1. 囲み会見登壇キャスト(敬称略)
  2. 囲み会見でのキャストコメントを紹介!
  3. ゲネプロをレポート!
  4. 舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り 公演概要

PCブラウザ・スマートフォンゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」が原案の舞台3作品目となる「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り」。“小田原征伐”の時代を舞台に、山姥切国広を始め、黒田家に縁のある刀剣男士の戦いと成長が描かれる。

本公演に先駆け、本作の前日譚となる「舞台『刀剣乱舞』外伝 此の夜らの小田原」が小田原城 天守閣前特設野外ステージで上演されたが、本編でも今までとは一味違う演出や試みが満載だ。本稿では、12月14日に行われたゲネプロの感想、そして囲み会見でのキャスト陣の意気込みを紹介していく。

囲み会見登壇キャスト(敬称略)

山姥切国広役:荒牧慶彦
へし切長谷部役:和田雅成
小夜左文字役:納谷健
骨喰藤四郎役:北川尚弥
同田貫正国役:武子直輝
山伏国広役:横山真史
日本号役:成松慶彦
博多藤四郎役:木津つばさ
ソハヤノツルギ役:飯山裕太

囲み会見でのキャストコメントを紹介!

――公演への意気込みをお願いします。

荒牧さん:「虚伝」「義伝」に続く、戦い続ける座組を、拡樹くん(三日月宗近役:鈴木拡樹)から座長として受け継ぎ、僕たちも頑張ってきました。全17公演、すべてのステージ、1つ1つの戦いを生き抜いていきたいと思っております。

和田さん:今回2回目の出陣となりますが、皆様に帰ってくる場所を作って頂いたので、僕も今回の出陣でしっかりと本丸を守っていけたらと思います。

納谷さん:今回の「ジョ伝」は本当に良い作品になっていると思います。舞台『刀剣乱舞』に今までずっと出演してきた身として、しっかりと、より良い作品として、お客様にお届けできるように頑張っていきたいと思います。

北川さん:骨喰藤四郎というキャラクターは、今回初めて登場するキャラクターでもあるので、皆さんにその所作や立ち方など、すべてを細かく見て、そして届けられるように精一杯演じていきたいと思います。

武子さん:今回始めて参加させて頂きましたが、同田貫正国として強く逞しく、このジョ伝を最後まで怪我なく皆さんと一緒に駆け抜けられるように頑張りたいと思います。

横山さん:自分の演じる山伏国広も初めて出演するキャラクターですが、まっきー(荒牧慶彦さん)演じる山姥切国広の兄弟刀としての部分にも注目して頂けたらと思います。

成松さん:「刀剣乱舞」は本当に愛されている作品ですので、日本号役として、このカンパニーで最後まで戦い抜きたいと思います。

木津さん:今回初の舞台『刀剣乱舞』参加ということで、初の出陣になりますが、このカンパニー九振りそれぞれの物語を皆様にしっかりお届けできればなと思っております。

飯山さん:今回初めての出演になりますが、個人的にソハヤノツルキとして、山姥切国広と同じ写しとして、その生き様をお届けできるように、そしてこのカンパニーで最後まで無事に公演を走り抜けることができるように、精一杯頑張りたいと思っております。

――本作の見所をお願いします。

荒牧さん:今までは織田や伊達の刀たちの枠組みに、僕と三日月だけは入ってこれなかったのですが、今回はなんと刀工国広が打った刀として、山伏国広というキャラクターが出て来て本当に嬉しく思っています。この山伏国広と山姥切国広の関係性を皆様に楽しんで頂ければと思います。

和田さん:へし切長谷部にとってすごく大きな存在である黒田長政が登場するということで、その関係性を観て頂けたらなと思います。

納谷さん:三日月宗近が顕現する前の本丸ということで、皆がまだ初々しい頃のお話になりますが、そこからの成長というものを見て楽しんで頂けたらと思います。

北川さん:僕の演じる骨喰藤四郎という役は見た目は可愛らしいですが、戦うととても格好良く男らしいところがたくさんあるので、そういうギャップにも注目して観て頂きたいと思っています。

武子さん:本丸ができて間もない頃の刀剣男士たちの関係性を観て頂きたいのと、歴史上の人物が織りなす人間ドラマにも注目して頂ければと思います。

横山さん:自分が言いたかったことは、すべてまっきーに言われてしまったので、兄弟の関係性をしっかり見せて行けたらと思います。そして舞台『刀剣乱舞』は殺陣が多い作品なので、九振りそれぞれの色にもご期待下さい。

成松さん:もう見どころ満載なんですよ!第一幕でお腹いっぱいになって、休憩で一息入れて、また第二幕でお腹いっぱいになって帰って頂くというくらい、見どころ満載なので、本編を是非見て下さい!

木津さん:博多藤四郎という持ち前の明るさを皆様にお届けできればと思います。そして黒田家の刀として、僕たち頑張っていきますので、そこも見どころです。

飯山さん:ソハヤノツルキとして、山姥切国広と同じ写しとしての生き様に注目して頂きたいと思っています。そしてキャラクターの個性に富んだアクションも楽しんで頂ければと思います。

――お客様にメッセージをお願いします。

和田さん:へし切長谷部の言葉にもあるように、最良の結果をお届けするべく稽古に挑んできたので、一致団結して頑張っていきます。

納谷さん:舞台『刀剣乱舞』の公演数としては5本目にあたる作品ですので、これからももっと続けていけるように、応援をよろしくお願いいたします。

北川さん:観てくださった皆さんの記憶の中にずっと残るように、精一杯素晴らしい作品を作っていきたいと思います。よろしくお願いします。

武子さん:舞台『刀剣乱舞』だからこそできた迫力のある殺陣と迫力のあるストーリーを、劇場とライブビューイングでぜひ楽しんで頂けたらと思います。

横山さん:自分がいることによって、今まで見せてこなかった山姥切国広の新たな一面が見れると思うので、楽しみにして頂けたらと思います。

成松さん:本当に最高の作品になっていますので、ぜひこの作品を見て、ワクワクドキドキして頂けたらぼくたちは幸せです。よろしくお願いします。

木津さん:ジャパニーズびじねすまんは大千秋楽まで戦い抜きたいと思います!

飯山さん:本丸の先輩方が今まで繋いでくださった物語を、僕らも新しく大切に丁寧に紡いで繋いでいきたいと思っておりますので、お客様のご来場を心からお待ちしております。

荒牧さん:今回の「舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り」というストーリーは少しこった物語となっております。僕らの一挙手一投足、そして台詞や舞台上の演出すべてに意味が込められております。それらすべてを見て、「なるほど、こういう物語なんだ」と理解して頂けたら幸いです。隅々までお楽しみ下さい。

ゲネプロをレポート!

ここからは第一幕のネタバレを含むので、気になる人はご注意頂きたい。

本作は一つの公演の中で第一幕を「序伝 跛行する行軍」、休憩をはさみ第二幕を「如伝 黒田節親子盃」とし、小田原征伐の時代を舞台に過去と現在の刀剣男士たちの戦いが描かれる。

前作までは、三日月宗近を中心とした本丸で、近侍として奮闘する山姥切国広を中心とした刀剣男士たちの戦いと成長が描かれたが、本作では三日月宗近顕現前の本丸が舞台となっている。

本丸“一振目”の山姥切国広と兄弟刀の山伏国広をはじめ、同田貫正国、へし切長谷部、小夜左文字、骨喰藤四郎で構成された第一部隊は、戦闘ではなく調査を目的として“小田原征伐”の時代を訪れる。しかし時間遡行軍の奇襲に遭い、骨喰藤四郎が負傷、一時身を隠していた刀剣男士たちは、小田原征伐に参陣していた黒田官兵衛と長政の親子と出会う――というのが、物語の始まりだ。

初期の本丸を思わせるメンバーが予期せぬ強敵に苦戦を強いられるという、ゲームを遊んだ人なら経験したであろう場面に懐かしさを覚えつつも、経験不足から統率を乱したり、信頼を深めていく刀剣男士の姿にハラハラしたり感動したりと、序盤から物語に惹き込まれていった。

刀剣男士たちは、山姥切国広と山伏国広、同田貫正国が黒田官兵衛と行動を共にし、へし切長谷部と小夜左文字、骨喰藤四郎は山中で発見した時間遡行軍を追う形で、黒田の陣を訪れる。小田原城無血開城のため山姥切国広たちが豊臣秀吉の護衛を任される一方、へし切長谷部たちは不審者と疑われ地下牢に捕らわれてしまう。

舞台『刀剣乱舞』では、史実の人物たちが織りなすドラマも見どころのひとつ。今回は知略の名参謀黒田官兵衛と、黒田長政の親子が中心となるが、官兵衛の家臣として登場する弥助という男にも注目したい。剣の腕が立ち、癖のある言葉遣いが特徴の男だが、その正体は謎に満ちている。

窮地に陥ったへし切長谷部たちを救う意外な人物、そして敗戦へと追い込まれる刀剣男士たちと、“第一幕でお腹いっぱい”というのも頷ける怒涛の“序伝”。しかし“如伝”では、時を経て成長した刀剣男士たちと、黒田に縁のある日本号、博多藤四郎、そして山姥切国広と共通点を持つソハヤノツルキという新たな仲間が加わり、さらに熱い展開が待ち受けている。前作の“関ヶ原の無限ループ”に続き、今回は“過去と未来が交わる小田原”と、時を越え歴史を守る「刀剣乱舞」ならではのシナリオは必見だ。

全編を通して、刀剣男士たちのコミカルなやりとりが印象に残っているが、鬼気迫る殺陣ではこちらにも緊張が走るし、シリアスなシーンではしっかり泣かせてくれる。ぜひ、その目で刀剣男士の雄姿と「三つら星刀語り」に込められた意味を理解してほしい。

舞台『刀剣乱舞』ジョ伝 三つら星刀語り 公演概要

原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo テルジヨシザワ

公演日程

【東京】12/15(金)~17(日)TOKYO DOME CITY HALL
【大阪】12/21(木)~24(日)大阪メルパルクホール
【福岡】12/28(木)~29(金)福岡サンパレス ホテル&ホール

公式サイトURL
http://www.marv.jp/special/toukenranbu/index.html

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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