ウォータープロジェクションマッピングで、サーヴァントたちがお台場に召喚!「Fate/Grand Order」とのコラボが行われた「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」レポート

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0コメント 米澤崇史

2018年3月18日、東京・お台場にて行われていた、「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」。そのイベント内にて、人気スマートフォンアプリ「Fate/Grand Order」とのコラボレーションが実施された。

生涯3万点を超える作品を描き、日本の文化史に多大な影響を与えただけでなく、世界的にも高い評価を得ている画家・葛飾北斎。本イベント「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」は、その北斎が浮世絵で描いたテーマ「水辺の賑わい」の世界を、東京を代表するウォーターフロント・お台場に最新のテクノロジーによって表現したイベントだ。

会場入口では、北斎の肉筆画をモチーフとした絵柄が描かれた「北斎巨大提灯-龍虎」が出迎える。
約8000ものペーパーランプを配置し、巨大な北斎作品を浜辺に描いた「北斎浜辺巨大浮世絵」などの展示も。

そんなイベントの一貫として実現したのが、人気スマートフォンアプリ「Fate/Grand Order」(以下、FGO)とのコラボレーション。既にゲームをプレイされている読者はご存知かと思うが、「FGO」にはプレイヤーが使役するサーヴァントとして葛飾北斎も登場しており、プレイヤーに大きなインパクトを残している。

会場の各所では、「FGO」のサーヴァントたちがさりげなく描かれたイベントマップの配布、葛飾北斎とマシュ・キリエライトが描かれた提灯の展示、オリジナルコラボグッズの販売などが実施されており、長蛇の列ができている場所も見受けられるなど、多くの来場者の注目を集めていた様子だった。

会場内には江戸前の雰囲気を感じられる出店が並んでおり、中にはFGOとのコラボフードも。

「Fate/Grand Order」のサーヴァント達の宝具が、お台場の夜空に浮かび上がる!

そして、本コラボレーションの最大の目玉とも言えるのが「水幕電子描画」(ウォータープロジェクションマッピング)」。幅40メートル、高さ20メートルにも及ぶ巨大なウォータースクリーンに、「FGO」の世界が映し出されるというファン必見の内容だ。

今回のストーリーは、展示された北斎の作品を見るため、マスターと共にお台場にやってきたマシュ、宮本武蔵、清姫、酒呑童子らが、北斎の浮世絵を巡る騒動に巻き込まれるという、本イベントのために作られたオリジナルの内容。北斎が次々と作品を書き上げる様子を一行が楽しんでいた矢先、北斎の書いたもののけの絵が実体化して暴れ始めてしてしまう。そこで居合わせたサーヴァントたちと北斎は、それぞれの宝具を使用し、もののけ達を撃退することに成功する。

大きな見どころとなっていたのは、やはり武蔵、清姫、酒呑童子、北斎らが繰り出していた宝具の演出だ。宝具に入るまでのタイミングにぐるりとキャラクターを俯瞰するようなカメラアングルが加わるなどパワーアップを果たしていたり、夜空に浮かび上がっているようにも見える巨大なウォータースクリーンに映し出されることで、普段見慣れた宝具演出もその迫力をより感じることができるようになっていた。

特に相性が良かったのは、今回の主役とも言える北斎の宝具「富嶽三十六景」で、押し寄せる波の表現は微妙に水面が揺れるウォータースクリーンとの相性が抜群。途中には、富嶽三十六景の動作からゲームでは再現されていない北斎の歴代作品が描き出されるという一幕もあり、「こんな使い方もできるのか」と素直に感心させられた。

野外のウォータースクリーンは天候などの周辺環境に大きく左右されてしまうため、見ていてハラハラするような場面もあり、1回目の上映の時は風や波が強く、映像が上下に揺られて見辛くなるような場面もあったのだが、2回目の上映では1回目よりも安定した映像が上映されていた。

ただ、現場の雰囲気を体験して筆者が感じたのは、この「最後まで無事に上映されるか」というハラハラ感も含めて ウォータープロジェクションマッピングの見どころの1つだということだ。(風で映像が揺れた際には、客席の親子連れから「頑張れー!」という応援も上がっており、微笑ましい気分になった)

なお今回のウォータープロジェクションマッピングは、北斎の作品にも描かれた「おしょくり船」に見立てた屋形船から見ることができるようにもなっていた。おしょくり船の中では船内限定のコラボグッズの販売や、揚げたての天ぷらや刺し身を摘みながら東京湾を優雅に回覧することができたようで、乗船できた方々にとっては最高の思い出ができたのではないだろうか。

背景に映るのは、かの有名なレインボーブリッジ。お台場ならではの夜景も美しい。

「葛飾北斎」という共通点から、驚きのコラボレーションが実現した「hokusai&TOKYO 水辺を彩る江戸祭」。残念なことに今回のイベントは一夜限りもので、再度見ることはできなくなっている。だが「Fate/Grand Order」には、他にも数々の偉人がサーヴァントとして登場しているだけに、今後も我々をあっと驚かせてくれるような企画が飛び出してくることに期待したい。

※画面は開発中のものです。

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