「昏き星、遠い月」は世界観に惹き込む圧巻のパフォーマンス！「アイドルマスター ミリオンライブ！」MTG05＆MS07発売記念イベント

現在「アイドルマスター ミリオンライブ！」では、新CDシリーズ「MILLION THE@TER GENERATION」「M@STER SPARKLE」が展開している。今回のイベントは、2018年2月28日に発売の「MILLION THE@TER GENERATION 05 夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-（以下、MTG05）」、同年3月7日に発売の「M@STER SPARKLE 07（以下、MS07）」を対象として行われた。

今回は、小岩井ことり（天空橋朋花役）、藤井ゆきよさん（所 恵美役）、野村香菜子さん（二階堂千鶴役）、山口立花子さん（百瀬莉緒役）、田村奈央さん（木下ひなた役）、原嶋あかりさん（中谷 育役）、村川梨衣さん（松田亜利沙役）の7人が出演。ここでは、1回目のイベントの模様をお届けしよう。

山口さん、原嶋さんを進行役としてまず最初に行われたのは、各楽曲の振り返りコーナー。MTG05に収録されている「昏き星、遠い月」については、レコーディングにあたって膨大な設定資料が用意されていたというエピソードが語られる。山口さんがその中にあったというアオリ文を読み上げるなど、制作者側の作り込みに触れていた。

MS07については、まず村川さんが歌う「Take！3. 2. 1. → S・P・A・C・E↑↑」の読み方が話題に。これは数字の読み方がポイントになっていて、カタカナで表記すると「テイク ミー（3） トゥ（2） ザ（1） スペース」になっている。「ときどきシーソー」については、“どきどきシーソー”と読み間違えていた人もいたそうだが（ステージ上の田村さんも言われるまで気付かなかったそう）、原嶋さんがその由来を説明すると、一様に納得の様子だった。

田村さんが歌う「スノウレター」は、ひなたとしては「あのね、聞いてほしいことがあるんだ」以来となる、作詞を藤本記子さん、編曲を福富雅之さんが担当していることをアピール（作曲は岩瀬賢明さん）。その上で、ひなたらしさ満載の曲になっていると話した。また今回は披露されなかったが、藤井さんは「Hearty!!」について、後半部分にもっと自分自身が輝きたいという恵美の成長が見える点に触れていた。

その後は、“どこで、何を、誰が”しているのかをカードを引いてランダムに選出、そのシチュエーションに合ったセリフをアドリブで披露する「アウトオブシアターデイズ」のコーナーに。過去のリリースイベントでの経験者もすでに何人かいるということで、ほかのアイドルを巻き込んでみたり、カーリングのシチュエーションで流行に乗っかってみたりと、会場に笑いを提供していく。

さらに、“スケートリンクで雨に打たれながら所 恵美が一言”では、藤井さんが「どうして俺たちを殺そうとするんだ」のセリフで沸かし、“りんご農園で深呼吸しながら木下ひなたが一言”という狙ったかのようなシチュエーションでは、田村さんが「スノウレター」の収録をイメージさせるなど、今回のイベントならではのアプローチでまとめ上げていた。

ライブパートでは、まず最初に村川さんが「Take！3. 2. 1. → S・P・A・C・E↑↑」を披露。これまでの楽曲同様に、亜利沙らしいテンションの高い楽曲になっていたが、その中でも曲に合わせた多彩な振り付けで、会場のプロデューサーたちと一体感のあるステージを作り上げた。

次に登場した原嶋さんは、スローなテンポの楽曲「ときどきシーソー」を、可愛らしいパフォーマンスとともに歌唱。トークパートでも話していた歌詞の内容に関する表現はもとより、シーソーをイメージした腕の振り付けなど、随所に見どころがあった。

「はぁ」と吐き出す息から始まった田村さんの「スノウレター」は、透明感のある歌唱からひなた自身の成長も感じさせつつ、冬の風景が思い起こされるウィンターソングに仕上がっていた。

ソロ曲の後は、“夜想令嬢 -GRAC&E NOCTURNE-（グレースノクターン）”のメンバー4人が揃っての「昏き星、遠い月」が披露される。冒頭から曲が生み出す世界観に惹き込まれつつ、アイドルたちがまさに役を演じているような、ミュージカルを彷彿とさせるステージになっており、歌い終えると会場からは一段と大きな拍手が贈られていた。

今回披露された楽曲たちを、今後のステージでもっと良いものにしていきたいという気持ちが語られつつ、最後は「Brand New Theater!」でイベントを締めくくった。

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