Wargamingは、PS4/Xbox One/Xbox 360版「World of Tanks」において、大型アップデート4.5を、6月26日に配信。配信を記念したイベントを同社にて実施した。
コンソール版「World of Tanks」の大型アップデート4.5では、様々な戦車の部品からつくられた車輌、まったく新しい国家、戦争と時間の経過によって破壊されたマップ、刷新されたユーザーインターフェース、壮大なストーリーなどが追加される。
またそれに併せてタイトルを「World of Tanks: Mercenaries」へと変更、新たな進化を遂げる。
このアップデートを記念したイベントがWargaming社にて開催。アップデート概要が紹介された他、メディア・メーカー関係者、インフルエンサーなどを招いてのレセプションなどが実施された。
史実とは異なる道を行く「World of Tanks: Mercenaries」が公開!
本イベントでは、来日したシニアゲームデザイナーのダロルド・ヒガ氏、CISリージョナルプロダクトディレクターのアナスタシア・プリビルスカヤ氏より「World of Tanks: Mercenaries」の概要が説明された。
大型アップデート4.5は過去最大級のアップデートになることが触れられ、「World of Tanks: Mercenaries」の概要が説明される。本アップデートは、第二次世界大戦が史実と違う道を辿った際、どのような世界になるのだろうか? というアイデアがベースになっているそうだ。以前、架空の歴史を舞台とした「War Stories」をリリースした際、コミュニティでの反響が非常に大きかったことが今回のアップデートに繋がったという。
時代背景としては、1948年まで第二次世界大戦が長引くことにより国家が弱体化、世界は荒廃化していく。そして、ついにアメリカとソビエトの間で核戦争が勃発。その後の世界が「World of Tanks: Mercenaries」の舞台となる。
「World of Tanks: Mercenaries」には様々な新要素が存在する。マーセナリーズ独自の技術ツリーや搭乗員、荒廃した世界設定に合わせ過去のマップの再作成も行われている。
さらに戦闘における車輌の役割をコンセプトとして導入しているそうだ。今までの戦車はサイズによってカテゴライズされていたが、今回は役割というコンテンツを加えることによりプレイの方針が決まる。例えば偵察を行う際は役割に最適化された車輌を使用するといった具合だ。
また新たな国家「マーセナリーズ国家」とマーセナリーズ車輌が登場する。「マーセナリーズ国家」は、それぞれ彼ら自身の国家を持っており、今まで見たことのない車輌が揃った技術ツリーがあるという。実装時は5種類の車輌が用意されており、今後のアップデートにて随時追加されていく。これらの車輌は、様々な国の戦車のパーツで構成されており、例えば“トリニティ戦車”という車輌は、車体はソビエトの“T-44”だが、砲塔にはアメリカの“スーパーパーシング”が、主砲にはドイツの“パンター”が使われているそうだ。
また7月中旬よりキャンペーン「自由すぎる!!WoTチュートリアル!!」が開催されることも発表された。これは特に制約などを設けずユーザーが自由にチュートリアルを作成するというもの。優秀者には総額100万ポイントのLINEポイントが贈られる予定だ。
(C) Wargaming.net
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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