クリーク・アンド・リバーがリリース予定のスマホRPG「フリージング エクステンション」。セクシーな美少女キャラが多数登場する「学園ハーレムもの」の本作について、事前プレイでわかった魅力をお伝えしたい。
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「フリージング エクステンション」は、クリーク・アンド・リバー社がこの夏配信を予定しているスマホ向けRPG。「パンドラ」と呼ばれる美少女達と人類を襲う「異次元体」との戦いを描いており、RPGやバトルもの特有のアツい展開と、学園ハーレム的なラブコメ展開とが楽しめる作品だ。本作は6月28日からクローズドβテストが予定されていたが、今回、クローズドβテストに先がけてプレイできるという幸運な機会をいただいたので、本作の魅力をレポートしたい。
学園ハーレムものといえばラッキースケベ!?けしからん魅力に迫る
そもそも学園ハーレムものといえばお約束といえるのが「ラッキースケベ」。念のため説明しておくと「ラッキースケベ」とは、主人公がつまづくなどの不慮の事故に遭遇した際に、偶然、美少女キャラクターのセクシーシーン(下着が見えちゃうなど)に遭遇するといった現象だ。
ここで強く訴えておきたいのが、「不慮の事故」「偶然」というところで、故意に美少女キャラクターのセクシーシーンに遭遇しているワケじゃないというところだろう。故意だったら大変けしからん事態なわけだが、「不慮の事故」によって「偶然」セクシーシーンに遭遇しているわけなので、これはもう仕方がない! 仕方がないのだ!
学園ハーレムものである本作も、もちろんこのセクシー演出は押さえている。まずなんといっても目を引くのが、美少女キャラクターのかわいさ。しかも、かわいいだけでなくセクシー!
ライトノベル「境界線上のホライゾン」のような豊満なセクシーさを備えている。しかも、描かれたキャラクターがグリグリぬめぬめと動く! どのくらい動くかというと、「デスティニーチャイルド」に匹敵するほど動く。大変胸も動く! なんともムフフ…ではなかった、けしからん動き具合だ。
狙え弱体化!テクスチャーブレイクを狙って戦うバトルシステム
基本的なゲームシステムはステージを選んでバトルを繰り返していく…という、昨今のスマホRPGの文法に従ったもの。バトルはターン制になっており、キャラクターをタップすることで通常攻撃、キャラクターを長押し後上下にフリックすることでスキル攻撃が可能。
スキルは一定ターン数経過することで発動可能になり、一度使うと再びターン経過を待つ必要がある。スキルを発動するとカットインが入り、美少女キャラの雄姿を拝むことができる。カッコいいしセクシーだし大ダメージ与えてくれるし、スキル攻撃は本作のバトルの華だ!
出現する敵は異次元体と呼ばれるSF的なモンスター。だが、本作は学園ものなので、学園内の模擬戦という形で美少女達との戦いも行われる。特に序盤は学園内で美少女同士のバトルが続くので、しばらくは敵も味方も、どっちを向いても美少女という状況だ。
…ここまでの説明だと、本作のバトルシステムはごくごくオーソドックスなものに感じられるだろう。しかし本作のバトルシステムは、“本作ならでは”というユニークな要素を持っている。それが、「テクスチャーブレイク」だ。敵・味方とも、HPゲージの下に黄色いゲージがあり、このゲージが0になると「テクスチャーブレイク」が発生。「テクスチャーブレイク」が発生すると、能力が低下する。
なので、敵を「テクスチャーブレイク」させればバトルがより有利に。味方キャラクターが「テクスチャーブレイク」されるとバトルが不利になってしまうわけだ。「テクスチャーブレイク」をめぐる戦いが、本作のバトルの駆け引きのメインといっていい。
だが、それだけではない!なんと、「テクスチャーブレイク」すると、服が破れてセクシーな姿になってしまうのだ! なんともけしからん…と言いたいところだが、激しい戦いで衣服が破れてしまうのは仕方がない。
「ドラゴンボール」の孫悟空や「北斗の拳」のケンシロウだって、激しい戦いによって衣服が破れていたじゃないか! 激しい戦いをする上では、衣服が破れることは不慮の事故…。そう、つまり「テクスチャーブレイク」とは、バトルものにおけるラッキースケベ的演出と言っていいだろう!
会話で親密度アップ!キャラへの愛着を深めるラブコメ的な楽しさ
本作はRPGなので、経験値を貯めてレベルアップしていく育成要素はもちろん備えている。好きなキャラクターを育成することで、そのキャラクターへの愛着を高めていく…というのは、RPGのだいご味のひとつだ。さらに、学園ハーレムものである本作ではキャラクターへの愛着を高める仕組みとして「交感モード」を備えている。
「交感モード」のシステムは、美少女キャラクターのメッセージを見て、時には選択肢を選ぶ…というもの。美少女キャラクターとの会話を重ねることで親密度をアップさせることができ、親密度がアップすることによって美少女キャラクターのバトル時の能力もアップしていく。
「交感モード」のゲームシステム上の意義としては「キャラクターの増強」だが、本来の意義としてはやはり、キャラクターへの愛着アップだ。親密度がアップしていくことで、頬を赤らめたり、表情が柔和になったり…という「デレ」演出を見ることで、プレイヤー自身のそのキャラクターへの愛着度もアップ。ラブコメものはこうでなくっちゃねと思わせてくれるシステムだ。
ラノベ的ツボを押さえた良作!タイムラグには改善を期待
今回のプレイで若干気になったのがホーム画面からバトルへ、ホーム画面から装備画面へ…といった画面遷移時のタイムラグ。「待たされる」と感じるほどではないが、ややもたつく印象を受けた。ただこれは、今回プレイしたのがクローズドβ前のバージョンであることも関係しているだろう。今後リリースされる正式版ではタイムラグが改善していることを期待したい。
それ以外の本作のゲーム内容そのものは、筆者としてはとても満足できた。敵とのバトルで味わえるアツい「燃え」要素と、美少女ハーレムで味わえる「萌え」要素の組み合わせは、ライトノベルでも人気の要素。本作はこうした要素を楽しませることへ舵を振り切った作品なので、普段からライトノベルやアニメなどで学園ハーレムラブコメ×バトルものを楽しんでいる…という人なら、満足できるはず。本記事を見て「ハーレムなんてうらやま…けしからん!」と思った紳士諸君は、是非ともその目で本作をしっかりチェックしていただきたい!