セガ・インタラクティブが8月2日よりサービス開始を予定しているPS4版「ボーダーブレイク」。本日8月1日に、ベルサール秋葉原にて完成披露会が行われた。
まずは、セガ・インタラクティブ代表取締役社長 CEO・杉野行雄氏の挨拶から、本披露会の幕が開けた。杉野氏は、9年前にアーケード向けにサービスが開始され、現在に至るまでさまざまなアップデートが続けられてきた「ボーダーブレイク」が、いよいよ家庭用機に登場することに感慨深いものがあるようだった。
続いて登壇したプロデューサーの青木盛治氏も、やはり9年前から本作の開発に携わっているだけあり、そのコメントから気持ちの入りようが伺えた。特に両氏は、会場に設置されたユーザーからのコメントを記載した特大パネルに注目。そこに刻まれた9年間のユーザーの気持ちを表した名言の数々に、思わずぐっと来てしまったと語ってくれた。
ここで本日のゲストとして、声優の高槻かなこさん、朝日奈丸佳さん、タレントの前島亜美さん、そして公式コスプレイヤーのKANAME☆さん、こよみさんが登壇。会場には、新宿のメトロプロムナードにて展示されていたブラスト・ランナーの1/1プラモデル プロジェクトの完成品が運び込まれており、ゲストを交えて除幕式が行われることに。
これに際してさらにスペシャルゲストとして、ソニーインタラクティブエンタテインメント取締役 兼 ジャパンアジアリージョンオフィス プレジデントの盛田厚氏も登壇した。
カウントダウンムービーと、そして出演陣の掛け声と共に黒幕が降ろされると、完成された1/1 輝星・空式が初お披露目。その大きさと精巧なデティールに、会場からは大きなどよめきが上がっていた。
1/1 輝星・空式はただ組み上げられるだけでなく、実際のプラモデルがそうであるように、塗装やウェザリングが施されており、数々の戦場を駆け抜けてきた本物のブラスト・ランナーのような迫力を有していた。
その圧倒的な造形美に、盛田氏も思わず「近くによって写真を撮りたい」と興奮気味。杉野氏と盛田氏、そして公式コスプレイヤーの2人は、この除幕式をもって降壇となったが、盛田氏は最後に「明日から配信される『ボーダーブレイク』を、ぜひPS4で楽しんでください!」と、配信を待ちわびているユーザーに向けてコメントした。
除幕式後は、改めて青木氏より本作の概要が説明された。10vs10のハイスピードロボットアクションを特徴に掲げる本作は、大規模な戦闘だけでなく、プレイヤーが操る機体のカスタマイズ要素の幅が広いことも魅力になっている。また、PS4版のセールスポイントとして青木氏は、本作がダウンロードを含む基本プレイが無料となっていることを改めてアピール。PS Plus会員でなくてもオンライン対戦が楽しめるので、興味のある人はどんどん“味見”をして欲しいと語った。
PS4版から初めて本作を遊ぶという人のために、公式サイトでは高槻さんら3人が出演するHow To動画も公開されている。動画では、本作の特徴であるカスタマイズ要素にかけて高槻さんがさまざなコスプレを披露したり、前島さんがスナイパーに挑戦して険しい表情で獲物を狙う瞬間が切り取られていたりと、本作の基本的な操作方法を抑えつつ、出演陣のさまざまな表情が収録されている。
収録については和気あいあいと撮影が行われていたようで、Take数も少なく済んでいたという。中でも朝日奈さんは、敵に撃破されてぐったりとしているシーンが印象的だったとコメント。なんでも、地面に突っ伏して眉根を寄せている姿が悔しさが上手に表現しており、スタッフからも良い出来だと褒められたと、当時の様子を語ってくれた。
いよいよ明日8月2日(本日0時)より配信が開始されるPS4版「ボーダーブレイク」。ゲームセンターでしか味わえなかった10vs10のハイスピードロボットバトルが楽しめるとあって、この日を待ち望んでいた人も多いことだろう。なお、本披露会が行われたベルサール秋葉原には、本日から明日8月2日まで、1/1 輝星・空式が展示されているので、興味のある人は記念に鑑賞に来てみてはいかがだろう。そして、普段ゲームの中で操作しているブラスト・ランナーの巨大さを、ぜひ実際に体験してみてほしい。