8月4日に幕張メッセイベントホールにて行われた、「アイドルマスター」のステージイベント「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2018 What is TOP!!!!!!!!!!!!!?」1日目の模様をお届けする。
765プロオールスターズによる「アイドルマスター」の大型イベントとしては、2018年1月に行われた「THE IDOLM@STER ニューイヤーライブ!! 初星宴舞」以来となる「THE IDOLM@STER PRODUCER MEETING 2018 What is TOP!!!!!!!!!!!!!?」(以下、プロデューサーミーティング2018)。765プロのアイドルたちはもちろんのこと、アニメ版のプロデューサー役としておなじみの赤羽根健治さん、そして「アイドルマスター ステラステージ」で初登場した961プロのアイドル・詩花を演じた高橋李依さんをゲストに迎え、バラエティ豊かなステージが行われた。
出演者(※敬称略)
中村繪里子(天海春香役)
今井麻美(如月千早役)
浅倉杏美(萩原雪歩役)
仁後真耶子(高槻やよい役)
若林直美(秋月律子役)
たかはし智秋(三浦あずさ役)
釘宮理恵(水瀬伊織役)
平田宏美(菊地 真役)
下田麻美(双海亜美・真美役)
原 由実(四条貴音役)
沼倉愛美(我那覇 響役)
ゲスト
赤羽根健治(プロデューサー役)
高橋李依(詩花役)
恒例の高木社長からの挨拶や、コミカルな音無小鳥による諸注意などを挟んでスタートしたプロデューサーミーティング2018。まずは765プロのアイドル11人が登場し、冒頭から会場のボルテージを盛り上げる「紅白応援V(ビクトリー)」が披露される。その後、会場のプロデューサーに向けて順番に挨拶すると、曲の感想や衣装のジャージなどのトークを盛り上げつつ、早速最初のコーナーである「プロデューサーズ・ボイス2018!」へと移った。
昨年のプロデューサーミーティングに続き、本コーナーの進行役を務めたのは赤羽根健治さん。ここでは、今回のイベントパンフレットのためにサイト上で募ったアンケートの回答にまつわるトークが展開していった。
まずは「765プロオールスターズの良さとは?」という質問について、プロデューサーから寄せられた回答をピックアップ。平田さんが765プロオールスターズを“実家の味噌汁”と形容したり、下田さんが13年の月日で培った、たかはしさんのものまねを本人の目の前で披露したりと、フリーダムな進行でトークが繰り広げられていく。
続いて、「これまでの765プロダクションの活動で一番ビックリしたことは?」という質問では、沼倉さん、原さんらのハッチポッチフェスティバルの感想、今井さんのアーケードゲーム版の思い出、若林さんのステラステージでのプロデュース話、さらには劇場版、台湾公演などの話題で盛り上がる。
そして、中村さんからのメッセージが寄せられてコーナーが締めくくられると思いきや、無茶ぶりから赤羽根さんが急遽765プロオールスターズの魅力を語る一幕もあった。
続いてのコーナーは「765プロ朗読劇」。ステラステージを目指す765プロアイドルたちがフェスでの優勝を目指すべく、2つのチームに分かれてさまざまなアイデアを練っていくことに。春香、千早、真、貴音、響、律子のチームは歌のアレンジやダンスのチョイス、雪歩、やよい、伊織、あずさ、亜美、真美のチームはものまねやお芝居を披露するなど、要所要所で会場のプロデューサーへ選択を委ねながら進行していった。
そして朗読劇の後半には、961プロのアイドルである詩花が登場。詩花との会話を受けて、自分たちのやりたいことを見出した765プロのアイドルたちは、さまざまなアイデアを口に出していく。そして最後はプロデューサーへの感謝を述べて、朗読劇は締めくくられた。
ここでライブの準備をするため降壇したアイドルたちに代わり、赤羽根さん、坂上陽三氏(バンダイナムコエンターテインメント アイドルマスター総合プロデューサー)、久多良木勇人氏(バンダイナムコエンターテインメント 「アイドルマスター プラチナスターズ/ステラステージ」プロデューサー)、中川浩二氏(バンダイナムコスタジオ サウンドプロデューサー)、柏谷智浩氏(日本コロムビア サウンドプロデューサー)、佐藤貴文氏(バンダイナムコスタジオ サウンドディレクター)が登壇しての「これが本当のプロデューサーミーティング!!緊急ステラステージ会議!!」が行われることとなった。
「ステラステージで個人的に気に入っているポイントは?」という質問では、“止め時が分からない”という意見をもらったことが嬉しかったと久多良木氏がコメントを寄せる。続く「今までで一番フェチを感じた楽曲は?」では、中川氏がやよいの独特のリズム感や、伊織のロングトーンの最後が少し上がるところなど細かなポイントに言及。また佐藤氏も、作家がアイドルマスターに提供する1曲めは自分の思いを詰め込んでくることから、フェチを感じるところだと話していた。
柏谷氏への「一番心に残るCDシリーズは?」という質問では、これまでの全てのシリーズで常にチャレンジし続けていることに触れ、その中の一つとして赤羽根さんが歌唱した「明日があるさ」の話題にも及んでいた。そして、“ヘンタイ”と呼ばれるようになった当時にも触れることになった坂上氏は、続く「13年間で一番忘れられない出来事は?」という質問に対して、一番最初に赤羽会館で行った雪の中でのイベントを挙げ、悪天候の中で多くのプロデューサーが待ってくれていたことに対する感謝を忘れずに、1年ごとに1歩ずつ「アイドルマスター」を育ててきたことを語っていた。
ここからはお待ちかねのライブコーナー。星井美希による「ふるふるフューチャー」から765プロオールスターズ全員の円陣までがモニターに映し出されると、そのまmステージに登場したキャストによる「ToP!!!!!!!!!!!!!」のパフォーマンスで盛り上がる。
その後は「ステラステージ」で初登場となった楽曲より、会場に響き渡るクラップも印象的だった、軽妙なテンポの中で歌われた中村さん、浅倉さん、仁後さん、たかはしさんの「そしてぼくらは旅にでる」、ピアノなどの明るい音色にのせて可愛らしいパフォーマンスで魅せた釘宮さん、下田さんの「星彩ステッパー」、その登場からカッコよく決め、力強い歌唱で熱いステージを披露した今井さん、若林さん、平田さん、原さん、沼倉さんの「Vertex Meister」が続けて披露される。
そして今回が「アイドルマスター」としての初のイベントとなる高橋李依さんの「Blooming Star」は、その伸びやかな歌唱はもちろん、1曲を通しての表現力が印象的な、まさに詩花を表現したパフォーマンスとなっていた。
開催に先駆けて実施されていた「みんなで選ぶ!ユニットソング!!」のコーナーでは、釘宮さん、原さん、沼倉さんの3人が“プロジェクト・イオリー”として「きゅんっ!ヴァンパイアガール」を、下田さん、中村さんの2人が“あみまみあまみ”として「サニー」がそれぞれ歌い上げられる。今回ならではの組み合わせ、パフォーマンスを堪能した後は、765プロオールスターズでの「MUSIC♪」が披露され、ステージはさらなる盛り上がりを見せていた。
そしてライブパートの締めくくりとして披露したのは、「ステラステージ」のエンディング曲である「shy→shining」。爽やかでポジティブな、夢を叶えるという気持ちの詰まった楽曲になっており、間奏では中村さんがプロデューサーへのメッセージを届ける場面もあった。
こうして盛りだくさんの内容で届けられたプロデューサーミーティング2018。出演者から公演に関するメッセージが寄せられたところで、高橋さんも加えた総勢12名での「THE IDOLM@STER 2nd-mix」で、イベントの幕は閉じられた。
なお、「アイドルマスター」関連の告知として、先日発表された765プロモデルの腕時計、Nintendo Switch/ニンテンドー3DS用ソフト「ネコ・トモ」とのコラボレーション(内容は以下の動画を参照)、そして昨年10月に日本武道館で行われた765ミリオン合同LIVE「THE IDOLM@STER 765 MILLIONSTARS HOTCHPOTCH FESTIV@L!!」のBlu-rayが11月21日に発売されることが明らかになった。