コーエーテクモゲームスは、PC/PS4/Nintendo Switch用ソフト「信長の野望・大志 with パワーアップキット」を2018年冬に発売すると発表した。
「信長の野望・大志」は、一人の戦国大名となり全国統一を目指す歴史シミュレーションゲームのシリーズ最新作。戦国武将の個性を際立たせる「志システム」、領地を越えた新たな争いを生む「商圏」、戦略眼が問われる「決戦」など、35年以上続くシリーズの伝統を引き継ぎつつも、さらなる進化と新たなる挑戦をテーマに掲げた作品となっている。
本作「信長の野望・大志 with パワーアップキット」では、「信長の野望・大志」にさまざまな要素を加え、新たな楽しみ方をプラス。決戦をリアルタイム制に変更したことで、より臨機応変な采配ができるようになり、これまでのシリーズにはなかった全国マップをそのまま舞台とした「攻城戦」や新たな緊張感を生む「調略」、新シナリオの追加など、「信長の野望・大志」の集大成と呼ぶに相応しい作品として開発を進めているとのことだ。
“軍略が変わる”
(1) リアルタイムに反映される采配…決戦はよりダイナミックに!
「信長の野望・大志」の決戦では、読み合いの奥深さを楽しめるよう「フェイズ制」を採用していましたが、本作では采配がよりダイレクトに戦況に影響する「リアルタイム制」にも切り替えができるようになり、これにあわせ開戦前の「軍議」にも新たな要素を追加しました。
「軍議」では「作戦」の決定に加え、「軍施設」や「罠」の設置が可能となります。決戦中に「作戦」「戦法」「罠」などを組み合わせることで、より大きな戦果を生み出すことができるようになり、プレイヤーの選択により決戦の行く末が大きく変化します。
(2) 新たに“攻城戦”を追加!リアルな城がそのまま戦場に
本作では、ご要望の多かった「攻城戦」が新たに追加されます。シリーズ初、全国マップからそのままシームレスに移行させることで本作の「攻城戦」を表現します。メイン画面のリアルな平城や山城がそのまま戦場となるため、多種多様な「攻城戦」を楽しむことができ、各地で複数の攻城戦を同時進行できるのでゲームテンポを損なうことなくプレイできます。
攻城側は城の部隊配置や曲輪の数・質を考慮しながら、「土竜攻め」「兵糧攻め」など多彩な攻城方法を駆使し天守の陥落を目指します。一方の籠城側は、事前に敵の進軍ルート上にある曲輪(くるわ)に「櫓」や「罠」といった特殊な効果を持った「設備」を追加したり、「天守」を強化したりすることで敵軍の来襲に備えます。
攻城側はいかに被害を出さずに落城させられるか、籠城側は来る敵襲に備えどういった改修をするか、プレイヤーの判断がそれぞれの勝敗を左右します。
その他、緊張感ある駆け引きを生む“調略”や外交の新要素など、さまざまな機能の追加を予定しています。くわしくは続報にて順次ご紹介いたします。