日本代表は意外なメンバー！ツイッターで好きなキャラが代表入り！？「イナイレフェス2018」の模様をお届け

開幕はpugcat'sの熱いライブから！

開幕前の影ナレは、稲森明日人役の村瀬歩さん。「もうすぐ日本代表が発表されるね。緊張するー！」と今の明日人の心境を交えながら、公演中の諸注意を元気いっぱいに読み上げた。

そしてステージは、pugcat'sのライブからスタート。TVアニメ「イナズマイレブン アレスの天秤」（以下、「アレスの天秤」）のオープニングテーマ曲の「てっぺんへダッシュ!」で、会場のボルテージはいきなりマックスに。「今日のこの日を本当に楽しみにしていました」とpugcat'sの二人が会場のファンに呼びかけると、さまざまな色のペンライトが客席を彩った。

次の曲は、この秋に発売予定のゲーム版「イナズマイレブン アレスの天秤」のオープニングテーマ曲である「地球をキック！」。「イナズマイレブン」（以下、「イナイレ」）らしいアップテンポの曲に、本日この場で初めて披露される曲ながら、会場のファンも大いに盛り上がった。

日本代表発表…その前にまずは監督の決定！

ステージにはレベルファイブの日野晃博氏と、同じくレベルファイブのもーちゃんが登壇。新しいユニフォームに身を包んだ日野氏が「これ、恥ずかしいですね、お腹をぐっと引っ込めないとだめですね」と、自身のお腹を見る様子には、会場からどっと笑い声が上がった。

	日野氏が着用していた新ユニフォームのデザイン画

「イナイレ」は、日野氏が初めてテレビアニメを作るということを意識して作り始めたゲームタイトルで、今年で10周年を迎える。その10周年を迎えるにあたって、今回のイベントでは、次のアニメシリーズでのメインキャラとなる日本代表メンバーの発表会が兼ねられることとなった。

その発表の前に、ステージには現在放送中の「アレスの天秤」に出演中の、稲森明日人役の村瀬歩さん、灰崎凌兵役の神谷浩史さん、そして野坂悠馬役の福山潤さんが登壇した。

日野氏の「主人公3人として、何か意気込みはありますか？」という問いに、神谷さんの「僕は、ここに呼ばれて改めて自分が主人公だったんだなと思いました」という答えや、福山さんは「野坂の評価がだんだん変わっているので、皆さんがどう思っているのか気になるところ」とそれぞれ語っていた。

いよいよ日本代表の発表…のその前に、まずは「イナズマジャパン」の日本代表監督となる趙金雲が発表された。ここで、趙金雲役の中村悠一さんからのビデオレターが会場のスクリーンに流された。中村さんは「オンエアより大分収録が先に進んでいるので、もう日本代表は知っている」としながらも、「メンバー全て当てられる人はいないと思う」と、代表メンバーについて述べた。

また、「今後どういう風にドラマが動いていくのか楽しみな人選」とも語り、「選ばれていないキャラはそこで終わりかというと、何かそれでは終わらない空気を感じる」と、今後の展開を匂わす発言もあった。

日野氏はここで、「中村さんのコメントにもあった通り、これから日本代表を中心にストーリーは進むんですが、新しいメンバーがどんどん追加されていくようになっています」と、アニメのストーリーについて注釈を入れた。

実際、とあるキャラクターが帰ってくる場面はすごくかっこいい、と述べ、「この人は選ばれても良かったのでは」という人が最高にかっこよく後日登場したりするので期待してほしい、と語った。

日本代表メンバー発表！

ここで、ついに日本代表メンバーが大発表！　会場に集まったファンは固唾を飲んでスクリーンを見守り、中には祈るように両手を組んでスクリーンに見入るファンも。

選ばれた19名は、以下の通り。

豪炎寺修也（FW） / 灰崎凌兵（FW） / 吉良ヒロト（FW） / 剛陣鉄之助（FW） / 稲森明日人（MF） / 鬼道有人（MF） / 氷浦貴利名（MF） / 一星充（MF） / 基山タツヤ（MF） / 不動明王（MF） / 野坂悠馬（MF） / 風丸一郎太（DF） / 万作雄一郎（DF） / 吹雪士郎（DF） / 坂野上昇（DF） / 岩戸高志（DF） /円堂守（GK） / 西蔭政也（GK） / 砂木沼治（GK）
※キャプション：（）内はポジション。

日本代表メンバーは、以上となる。また、フィールドプレイヤー以外のメンバーも発表があった。

趙金雲（監督） / 久遠道也（コーチ） / 神門杏奈（マネージャー） / 大谷つくし（マネージャー） / 李子文（？？？）

このフェスのパンフレットの表紙にも使用されているイメージビジュアルに、今日発表となった日本代表メンバーの全員の姿が描かれている。

なおパンフレットは、「ネタバレのため公演終了まで開けないでほしい」という注意書きと共に厳重に封がされた状態で販売されていたが、イメージビジュアルの公開時に起きた歓声を聞いた日野氏は「皆さん、ちゃんとパンフ開けないでいてくれたんですね」と笑顔を覗かせた。

日本代表は、ツイッターでの投票方式も！

発表されたばかりの日本代表メンバーらが、ステージ上に登壇。

豪炎寺修也役の野島裕史さん、灰崎凌兵役の神谷浩史さん、吉良ヒロト役の増田俊樹さん、剛陣鉄之助役の武内駿輔さん、稲森明日人役の村瀬歩さん、鬼道有人役の吉野裕行さん、基山タツヤ役の水島大宙さん、野坂悠馬役の福山潤さん、風丸一郎太役の西墻由香さん、万作雄一郎/水神矢成龍役の櫻井孝宏さん、坂野上昇/神門杏奈役の高橋李依さん、円堂守役の竹内順子さん、大谷つくし役の藤田茜さん、李子文/日和正勝役の寺崎裕香さん、という豪華メンバーが揃い、それぞれ日本代表メンバーに選ばれた喜びを述べた。

また、西墻さんはメールで不動役の梶裕貴さんからメッセージをもらったということで、それを代読するシーンもあった。残念ながら今日は別件で来られなかったという梶さんだが、次のフェスにはぜひ参加したいというメッセージに、会場からは大きな拍手が送られた。

その一方で本日のゲストで唯一日本代表メンバーに入らなかった寺崎さんを、他の出演者がなだめるシーンも。

そして日野氏はここで新たな試みとして、アニメのストーリーにツイッターとの連携があることを明かした。ツイッターでハッシュタグ「#イナズマジャパンにこの人を！」をつけて、日本代表に相応しいと思うメンバーと、その理由を書いて投稿すれば、後日加入するキャラクターを決める際に趙金雲監督が参考にするのだという。

推しのキャラクターが日本代表から漏れてしまった人は、ぜひこのキャンペーンに参加したい。

「イナズマイレブン オリオンの刻印」が2018年10月より放送！

ステージでは、「イナイレ」シリーズのテレビアニメ新情報として、テレビアニメ第2シーズン「オリオンの刻印」が、2018年10月より、毎週金曜日17:55に放送開始となることが発表。

こちらは現在放送中の「アレスの天秤」からのそのままの続編となっており、「アレスの天秤」の最終話からそのままの流れで「オリオンの刻印」が始まる。日野氏曰く、「イナイレ」のアニメは毎回第2シーズンでとんでもないことが起こるが、今回もかなりすごいことが起こるらしい。

新規PVの中で豪炎寺が叫んでいた新技は「ラストリゾート」で、ステージ上で実際に野島さんが技名を叫ぶシーンも。この「ラストリゾート」という言葉は「最後の手段」などの意味合いとして使われる言葉なだけに、日本を勝たせるかもしれない最強の必殺技だという。

新キャラクターの無敵ヶ原富士丸については、「オリオンの刻印」でかなりのキーキャラクターになるということ。誰が演じているのかも現状はまだ明かされていない。

ショートドラマコーナー

次のコーナーでは、この日のゲストの声優陣による生アテレコでのオリジナルドラマが上演された。

なお、このオリジナルドラマは昼公演と夜公演で違うストーリーとなっているそうなので、夜公演しか見ていない人は昼公演でどのようなドラマが上演されたのか、ぜひその違いを見比べてほしい。

タイトル：「発表後の興奮」

日本代表に選ばれてはしゃぐ稲森に対して、茶化す灰崎。それを気にも留めず、喜びのままに抱き着いてきた稲森に、灰崎は困惑を見せた。

灰崎が稲森のポジションがMFに変わったことに疑問を浮かべると、監督の判断だと野坂は語った。その向こうで、稲森以上の大声で代表選出を喜ぶ万作を見守るメンバーたち。

再び共にプレイできることを喜ぶ基山に対し、吉良はあくまで自分は基山の助っ人だと告げる。そして吉良が決め台詞を言おうとしたが基山のくしゃみでかき消されてしまった。

一方、稲森は代表落ちした日和が落ち込んでることに気づく。日和を励ます稲森と剛陣だが、日和の声には覇気がなく、誰の言葉も届いていないようだった。

円堂と風丸はそろって代表に選ばれた事を喜び、豪炎寺と鬼道も顔なじみのメンバーと共に代表に選ばれたことを喜んでいた。しかし吉良が円堂たちに突っかかり、そんな吉良を基山が止めに入る。風丸や鬼道が吉良を牽制する中で登場した坂野上は自身への自信を覗かせた。

そこに、代表落ちした水神矢が現れ、灰崎は水神矢に慰めの言葉をかける。落ちた悔しさを叫び声で発散する水神矢と、喜びで歓喜する万作。「ほとんど一緒じゃねえかよ！」と、思わずツッコミを入れる灰崎に、そこをあえてつっこむなというかたちで話は収束した。

以上が、昼公演のショートストーリーの全体の流れだ。新キャラクターたちのやり取りはもちろん、初期からのメンバーの会話、櫻井さんの二役など、見どころ満載のショートドラマだった。

エンディングライブでは、新曲が2曲も！

他には、登壇者らで2チームに分かれヒントを元にナゾトキバラエティが行われたり、2018年秋にNintendo SwitchとPS4で発売予定のゲーム版「イナズマイレブン アレスの天秤」の最新PVが公開されるなど、ステージは盛り沢山な内容だった。

ゲーム版「イナズマイレブン アレスの天秤」については開発が若干遅れているものの進んではいる、と日野氏は述べた。スポーツゲームが苦手な女性でも遊びやすいように工夫がされているので、期待していてほしいとのことだ。

ステージのエンディングでは再びpugcat'sが登場し、「オリオンの刻印」のオープニングテーマである新曲「舞台はデッカイほうがいい！」を披露。

その後にはalomが登場し、「オリオンの刻印」のエンディングテーマである「彗星ガールズ」をさわやかな歌声とダンスで歌い上げた。

なお、2018年9月8日に、pugcat'sとalomが登場する「イナズマ爆ライブ～First Live pugcat's & alom～」がAKIBAカルチャーズ劇場で行われる。たくさんのイナイレソングも披露されるということで、ファンはぜひこちらもチェックしてほしい。

最後に、pugcat'sはイナズマジャパンの応援ソングをささげたいと述べ、「勝って泣こうゼッ！」を熱唱。ステージ上には本日の登壇者も全員上がっての、大フィナーレを迎えた。

(C)LEVEL-5 Inc.
(C)LEVEL-5／FCイナズマイレブン・テレビ東京

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