セガゲームスは本日9月10日、龍が如くスタジオの最新作となる「JUDGE EYES:死神の遺言」の完成披露会を、東京ミッドタウン・ホールにて実施した。
「PlayStation LineUp Tour」にてベールを脱いだ、龍が如くスタジオが手がける完全新作「JUDGE EYES:死神の遺言」。そのお披露目の場として用意された完成披露会では、セガゲームス取締役 CPOで、本作の総合監督でもある名越稔洋氏よりゲームの概要が紹介されたほか、出演キャストや主題歌アーティストも壇上で挨拶を行った。
まずは「PlayStation LineUp Tour」に引き続き名越氏が登壇し、ゲーム内容をまとめた映像を上映。今作では元弁護士の探偵である八神隆之が主人公となるが、さまざまな情報から対象者を見つけ出し、時には派手なバトルにも発展する“尾行”、ミッションごとに変装し、すばやく謎を解き明かす“潜入・探索”のほか、新たなプレイスポットなどで探偵ライフを満喫できる。写真の撮影にもAIを用いた判定があるなど、細かなところにもこだわりが見て取れる。
その後、会場では出演キャストより、木村拓哉さん(八神隆之役)、中尾彬さん(源田龍造役)、谷原章介さん(黒岩満役)、滝藤賢一さん(綾部和也役)が登壇して挨拶。名越氏自身がインタビュアーとなり、さまざまな質問を寄せていった。
当初は予定していなかったものの、とある縁から面識を得てオファーされたという木村さんは、今回の発表まで誰にも言いたくて言えなかったと、ようやく発表を迎えての心境を話す。また、以前から「龍が如く」シリーズの存在は認知していたそうで、今回のキャスティングにあたって、モーションキャプチャーを撮影したり、開発現場を見学したりとさまざまな体験を振り返る。また実際に自身がゲームのキャラクターになってきたことについて、自分が動いているような感覚で、興奮はしているけれど照れると話していた。
八神が所属していた弁護士事務所の所長という役どころの中尾さんは、最初は不安もあってすぐに断ったということだが、周囲の声を受けてやっていくうちに乗っていったと収録を振り返る。また、別々の収録をまとめて、掛け算のように仕上げていく過程を見て、こういうものを監督してみたいと述べる一幕も。
エリート刑事である黒岩満を演じた谷原さんは、もともと「龍が如く」シリーズのプレイヤーであり、自身が好きなゲームを手がけてきたスタジオの作品に出演できたことの喜びを示す。対比的な立ち位置の刑事役として登場する滝藤さんは、最初に名越氏と会った1年前を振り返りつつ、演じる上では今までやってきたことを丁寧に積み重ねてきたと語った。
さらに当日は会場に来れなかった、羽村京平役のピエール瀧さんからのビデオメッセージ。反社会的な立場の役どころではあるものの、物語が進むことでただの暴れ者ではないことが見えてくるとその魅力に触れるとともに、ゲーム好きとして出演できることの喜びも表現していた。
続いてステージには、名越氏からドラマに合わせた多様性を表現できるバンドと評された、本作の主題歌「アルペジオ」および挿入歌「Your Song」を歌うロックバンドの[ALEXANDROS]も登壇。今回の映像を見てメンバー、そしてスタッフも大興奮だと話すボーカル・ギターの川上洋平さんは、今回のオファーに対して自由にやらせてもらえたとその手応えを話す。また、ドラムの庄村さんはセガのゲームも多数プレイしているゲーマーだそうで、自分たちの楽曲がゲーム内で使われることに感激している様子だった。
「JUDGE EYES:死神の遺言」はPS4用ソフトとして日本国内では2018年12月13日に発売予定。発表に合わせ、先行体験版もすでに配信されているので、気になる人はぜひプレイしてみてはいかがだろうか。
「先行体験版」配信
2018年9月10日(月)より、PlayStaiton Storeにて『JUDGE EYES:死神の遺言』先行体験版を配信。本作の序盤の物語や、新感覚調査アクションの一端を体験することが可能です。
初回特典:「探偵支援パック プロダクトコード」(※パッケージ版・ダウンロード版共通)
ゲーム序盤でプレイヤーをサポートする回復アイテムや、経験値を得られるドリンク剤などのゲーム内アイテムを入手可能です。特典は数に限りがございますので、お早めにご予約をお願いいたします。