【TGS2018】福山潤さんがP4主人公のセリフを！？「ペルソナQ2」トークショウの模様をお届け！

千葉・幕張メッセにて9月20日より開催中の東京ゲームショウ2018。セガブースで9月22日に行われた、「ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス」スペシャルトークショウのステージをレポートする。

この日のステージは、「ペルソナ5」（以下、「P5」）の主人公を演じる福山さんの「このステージにお集りいただいた諸君の時間を少しばかり頂戴するために我々は参上した！」というセリフのあとに、「ペルソナ3ポータブル」（以下、「P3P」）の女主人公を演じる井上麻里奈さんが少しキメ気味にセリフを喋ると、モルガナ役の大谷育江さんが「それはジョーカーの真似か？」とツッコみ、その横で「ペルソナ4」（以下、「P4」）で天城雪子役を演じた小清水亜美さんは、雪子の「バクショウ大魔王」を炸裂させるという、声優陣による影ナレからスタートした。

「ペルソナQ2 ニューシネマラビリンス」（以下、「PQ2」）のPVの後、改めてステージに登壇した声優陣と、ディレクターの金田大輔氏だったが、福山さんはなんとジョーカーのような仮面をつけて登場し、会場のファンからは大きな笑い声があがった。

さて、「P3」から最新作の「P5」までの登場キャラクターが勢ぞろいする、「PQ2」とはどんなゲームなのだろうか。「ペルソナQ」（以下、「PQ」）シリーズは、「ペルソナ」を開発するアトラスのダンジョンRPG「世界樹の迷宮」シリーズの要素を取り入れており、、「ペルソナ」シリーズのキャラクターたちとダンジョンを探索しながら進んでいく作品だ。

今作の「PQ2」では、総勢28人のキャラクターが登場し、その中から最大5人までパーティを自由に組むことができる。自由に組むことができるというのは、つまり2人パーティや3人パーティなどで進むことも可能ということ。どのような組み合わせのパーティを組むか、まさに攻略方法は無限大。歴代シリーズから、一番好きなキャラを一人ずつ選んでパーティを組むことなども出来てしまう。

しかし、パーティキャラが増えると会話も増えてきそうだが、収録は大変だったのではないか？という話に及ぶと、福山さんは、セリフは少ないけれど色々なパターンの息の演技をするのが大変、と述べて再び会場のファンを笑わせた。井上さんは、自身が参加した頃よりもペルソナの種類が増えすぎていて解らなく、福山さんの収録を見て、その真似をしてペルソナを呼ぶ声を収録したと明かした。

ワイルドの属性を持っている人たち（歴代主人公）は、登場する全てのペルソナの召喚ボイスを収録しなければならず、今作に於いてはなんと300体分ほどのペルソナの召喚ボイスを収録することになったという。ちなみに福山さんは「ザオウゴンゲン」は、なぜか召喚ボイス収録時にヤケに力んでしまうと、しきりに口にしていた。

金田氏は、今作で「P3P」の女主人公を入れることになったきっかけについて、「ペルソナ20周年フェス」を開催した際に、ファンがメッセージを書くコーナーに「P3P」女主人公の絵が描かれていて、それがすごく印象的だったからだと語った。好きなキャラクターへの愛を訴えていればいつかは叶うかもしれないという、ファンとしても嬉しい秘話だ。

そしてスクリーンにて、「P3」男主人公と、「P3P」女主人公が出会ってしまう衝撃のシーンが公開。なお、流れたのは本当に極わずかな時間のカットシーンで、この後二人がどういう反応を取るのか、ストーリーがどう進むのか、二人が会話をするシーンはあるのかなどは、実際にゲームの中で確認してみてほしい。

また、「PQ2」のストーリーの鍵を握るという、「ひかり」、「ナギ」、「ドー」という新たなキャラクターも発表された。

このあとは、声優陣たちで、「PQ2」公式サイトで遊べる「ボコスカジェネレーター」を使って遊ぶコーナーへ。

福山さんは「P4」主人公と雪子を引き、「いい勝負だった」というセリフを「P5」主人公の声で演じて見せた。小清水さんはモルガナと荒垣を引き、大谷さんが「これがワガハイたちの力だ！」と叫ぶと、会場のファンからは大きな歓声があがった。大谷さんは竜司の「あーはよっ！」というセリフを、井上さんは杏の「カワイイ薔薇には棘があるの！」と、引き当てたキャラクターのセリフを自分のキャラクターの口調で喋ってくれるサービスシーンも。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、最後に小清水さんは「是非、コツコツプレイしてください」と、井上さんは「久しぶりに女主人公を演じられて嬉しかったです。楽しんで下さい」と、そして福山さんは「いい肉（11月29日）の日発売でございます。いい肉は新鮮なうちに食べるのも、熟成させるのも美味しいですから。そして映画のスタートは”キュー”から始まりますから、皆さんもゲームのスタートボタンを、映画の撮影と同じように楽しんで頂けたら幸いでございます！」と、「PQ2」の発売日と見事に掛けた締めの挨拶をして、他の登壇者から「どうしてそんなにすらすら出てくるの？」と驚かれたほど。

大谷さんは、福山さんはアニメの収録現場でもいつもこんな調子だと明かしながら、「たくさんのメンバーが集まって、イマジネーションを膨らませながら会話しました。いっぱい楽しめるところがありますので、楽しみにしていてください」と。