コーエーテクモゲームスは、11月18日に御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターで「DOA」シリーズのファン感謝祭「DEAD OR ALIVE FESTIVAL 2018」を開催した。こちらでは、そのレポートをお届けする。
MCを務めるセクシー齋藤氏による、「DEAD OR ALIVE FESTIVAL 2018へようこそ!」という雄叫びと共にスタートしたこの日のイベント。日曜日ということもあり、多くのファンが詰めかけていた。
会場内には、「DEAD OR ALIVE 6」の試遊台も多数用意されており、会場のあちらこちらで対戦が行われていた。
最初に行われたコーナーは、DMM GAMESで提供中のPCゲーム「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」1周年記念ステージだ。こちらは、プロデューサーの早矢仕洋介氏とディレクターの作田泰紀氏に加えて、ゲストで声優の相沢舞さんと津田美波さんが登壇した。
サービス開始から1周年を迎えた、「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」。「ヴィーナス諸島横断!ブイブイクイズ」として、この1年を振り返り起きた出来事をクイズ形式で出題。来場者は手元にある○×ボードを掲げて参加し、ニコニコ生放送の視聴者はアンケートで参加。それぞれ1問正解ごとに、無償Vストーン×1000が全員に配布されるというルールで行われた。
全部で3問の問題が出題されたが、会場はほぼ答えが一致。全員に6000無償Vストーンが配布されることとなった。早矢仕プロデューサーによると、リハでは外れたパターンも行ったそうだが、残念ながら無駄な努力となった。また、ニコ生で6000ではキリが悪いという意見があったことから、早矢仕プロデューサーから1万無償Vストーンが配布されることが発表された。こちらは、11月22日のメンテナンス後となる予定だ。
ゲーム内でも様々な1周年記念イベントが開催されるが、今後の予定として「オーナールーム」が追加されることも先行公開された。こちらは、オーナーが自由に部屋をカスタマイズすることができる機能だ。
「オーナールーム」では、ふたりの女の子をサポーターに任命して、仕事を与えて見守っていくことができる。イベントなどで季節限定家具なども配布され、それらを使って自分好みの部屋を作っていくことができる。
もちろん、こちらの部屋で女の子を撮影することも可能だ。女の子ふたりが仕事をしていく中で仲良くなると、様々な撮影スポットに変更することができる。撮影時には、いろんなポーズを指定することもできる。こちらは、クリスマス前には実装される予定だ。
さらに、「DEAD OR ALIVE Xtreme 3 Scarlet」がPS4とNintendo Switch向けに2019年3月20日に発売されることも決定。今回は「みさき」の参戦も決定。11月19日よりパッケージの予約や公式サイトもオープンする。
コスプレコーナーを挟んで、ゲストの相沢舞さんが最新作「DEAD OR ALIVE 6」に挑戦するエキシビションステージ「バイマン&マリーのゼロからはじめるDOA6」が行われた。こちらのコーナーでは、バイマンに分したプロデューサーの新堀洋平氏が登場。実はコスプレ審査に落ちたことを告白すると、相沢さんから「やれやれです」という突っ込みが入れられていた。
今回会場に来ていたユーザーは「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」が多いということもあり、初心者でもわかりやすく基礎講座から着替えができるコーデ講座を挟み、「VSモード」でバイマンに挑む実技試験という流れで行われた。
順調にプログラムをこなしていった相沢舞さんだったが、実技試験では苦戦。残念ながら負けてしまった。
30分のインターバルの後、本日のメインとも言える「DEAD OR ALIVE 5 Last Round」ファイナルトーナメント本戦が行われた。当日最大128名による勝ち抜きトーナメントを実施。8つのブロックから勝ち上がってきた8名の選手によるバトルが実施された。
本選は2試合同時に行われていったのだが、その結果決勝に勝ち上がってきたのは、COMP公式サポート選手の輝Rock選手とシオロジカ選手だ。試合前、「DEAD OR ALIVE 5」の一番最後を締めくくりたいので、納得のいく試合がしたいと語っていた輝Rock選手。対するシオロジカ選手は、輝Rock選手と一緒にイベントを開催することが多いのだが、基本的な手配は任しているため、それをやっていない自分が負けるわけにはいかないと意気込みを語っていた。
決勝は、さすがトッププレイヤー同士の争いということもあり、白熱したバトルが続いた。
1本目はシオロジカ選手が先取。2本目は輝Rock選手が取り返して、1-1のタイに持ち込む。ここでシオロジカ選手が、流れを変えるためかスピードが速く展開が早い「不知火舞」にキャラクターを変更。3本目を取り、まずはシオロジカ選手がリーチを掛ける。
ここで輝Rock選手もキャラクターを変更するそぶりを見せたが、そのままで続行。続く4本目は輝Rock選手が取り返し、これで次勝ったほうが勝者となる。ラストラウンドでは、シオロジカ選手が再びキャラクターをゲン・フーに戻して挑んだが、輝Rock選手が勝ちきり見事優勝を決めていた。
最後は恒例となった、「DEAD OR ALIVE」の最新情報が発表された。今回から早矢仕プロデューサーに代わり登壇したのは、新堀プロデューサーだ。はじめに、「DEAD OR ALIVE 6」の試遊出展情報が公開された。
11月23日と24日にTOC五反田メッセで開催される「ARC REVO Japan 2018」をはじめ、11月24日の「ワンダーフェス with つくスタ縁日」、11月24日と25日の「ヨドバシカメラ新宿西口第3回ゲームショウ」、11月25日と12月22日の「PlayStation祭」など、各地で実施される。
さらに、「DEAD OR ALIVE 6」の発売日である2019年2月15日と同日に開催される「EVO JAPAN 2019」のオープニングプログラムで、エキシビジョンマッチが開催されることも決定。こちらの詳細は後日発表される予定だ。
続いて映像が流されると、会場からは大きなどよめきが。こころ(CV:川澄綾子さん)とラ・マリポーサ(CV:坂本真冬さん)の参戦が決定。こころは、ストーリー中はシリアスな場面もあり、いつもとは違った面が見られるそうだ。また、前作では死んだとも言われていたラ・マリポーサだが、フェニックスのように復活が決定した。
さらに、上坂すみれさんが声を演じる新キャラクターNiCOの参戦も発表。それに合わせて、上坂すみれさんからのビデオメッセージも会場に流された。
新キャラクターのNiCOは、フィンランド出身の科学者でプンチャック・シラットの使い手である。そこに科学の力を使った電撃が加わるという。さらなる詳細については、今後の続報を楽しみにしよう。
今回で3回目の開催となった「DOA」シリーズのファン感謝祭。Team Ninja ブランド長の早矢仕プロデューサーは、またこうしたイベントを開催したいと語り、イベントを締めくくった。





