幕張メッセにて1月25日~27日にわたって開催の「JAEPO2019」。ここでは、1月26日にバンダイナムコアミューズメント ブースで行われた「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」スペシャルステージの模様を紹介する。

目次
  1. 声優・平川大輔さんや人気ゲーム実況者が登壇
  2. バトルロイヤルを制してジョジョ立ちを決めろ!
  3. 康一も、ブチャラティも!ロケテストバージョンで使えるのはこの5人
  4. 承太郎vs花京院vsミスタのエキシビションマッチも開催ッ
  5. ジョルノの映像やロケテスト情報も公開

声優・平川大輔さんや人気ゲーム実況者が登壇

このステージでは、2019年夏稼働予定のアーケードゲーム「ジョジョの奇妙な冒険 ラストサバイバー」の最新情報が公開された。司会進行はMCの百花繚乱さんと天野亜希子さん、解説担当は、バンダイナムコアミューズメントの正路千暁プロデューサーと開発を担当するヒストリアの我妻徹矢ディレクターだ。

左から天野亜希子さん、百花繚乱さん

また、ゲストとして、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」で花京院典明役を演じた声優の平川大輔さん、人気ゲーム実況者のコジマ店員さん、猫マグロさんが登壇した。

左から正路プロデューサー、我妻ディレクター、平川大輔さん、コジマ店員さん、猫マグロさん

バトルロイヤルを制してジョジョ立ちを決めろ!

まず、スクリーンに映し出されたのは、バトルの様子がわかる新ティザーPV。本ステージで初の公開となった。現在はYoutubeでも視聴することができる。

次に、正路プロデューサーがスライドを使ってゲーム内容を解説。「『ジョジョの奇妙な冒険』の最大の魅力は、単純にパワーが強いほうが勝つわけではなく、スタンドという能力を使って相手を陥れる頭脳戦、心理戦があるところ。そんなスタンドバトルを体験できるようなゲームを作りたいと思い、そのためにどういうシステムがいいかなと考えた」結果、オンラインバトルロイヤルゲームになったそうだ。

メインとなる“全国対戦ソロモード”では、オンラインで参加できるのは最大20名。さらにCPU20名を加えた40名が、第4部の舞台である杜王町を再現した広大なフィールドで、スタンド能力を駆使して戦う。最後のひとりになれば勝利だ。

どのスタンド能力も万能ではなく、たとえば空条承太郎のスタープラチナは近距離タイプで、接近戦においては攻撃力が高いが、射程距離がたいへん短いため、遠くに敵を発見してもなにもできないとのこと。

敵を倒すたびにスタンド能力は強化され、レベルが上がるとアルティメットスキルが使えるように。たとえば、花京院なら“半径20mエメラルドスプラッシュ”という、半径20mにいるプレイヤーを全員抹殺するスキルを発動できるという。

もちろん、戦うだけでなく、隠れて様子を伺うのも戦略のひとつ。ちなみに、目立った行動を取ると、画面に擬音が表示され、これによって位置を把握されてしまう。ゲームセンターでは敵の発する音も聞こえにくいからと実装されたそうだが、擬音の表示された画面はジョジョらしさ満点だ。

時間の経過とともに戦闘フィールドはどんどん狭まっていき、エリア外にいるとダメージを受けてしまう。最後まで生き残ったラストサバイバーにはぜひ、勝利のポーズを決めてほしい。

この“全国対戦ソロモード”のほかにも、協力プレイができる“全国対戦ペアモード”や“店内対戦モード”、扱いやすい承太郎で基礎を学べる “チュートリアル”などが用意されていることが判明。また、1ボタン1アクションで全キャラクター共通という、シンプルな操作方法も説明された。

康一も、ブチャラティも!ロケテストバージョンで使えるのはこの5人

続いて、我妻ディレクターがプレイアブルキャラクターを説明。第3部の主人公、空条承太郎は接近戦に強く、距離さえ詰めてしまえばほとんどの敵を一瞬で始末することができる。アルティメットスキルは「スタープラチナ ザ・ワールド」で、敵の時間を数秒間止めることが可能だ。

一方、中・長距離での戦いを得意とするのは、同じく第3部に登場する花京院典明。スタンドを分離し、遠隔操作して攻撃のみならず偵察もできるのが強みだ。平川さんは「手に取るようにわかりますからね」と、DIOとの戦いを彷彿とさせるセリフで場を盛り上げた。

第4部の主要人物、広瀬康一は攻撃力は強くないものの、擬音を発して敵を引きつけるなど、敵を攪乱する能力に長ける。「トリッキーなスキルが多いので、使いこなすのはなかなか難しいキャラですが、読み合いや心理戦を存分に楽しんでいただけると思いますので、腕に自信のある方はチャレンジしてみてください」と我妻ディレクター。

現在放映中のアニメでもおなじみのブローノ・ブチャラティは、敵の意表を突くような奇襲攻撃を仕掛けるスタンド使い。ジッパーを使って、壁をすり抜けることができる。事前にブチャラティでプレイした猫マグロさんは「ジッパーで町の中を進んでいくだけでも楽しい」とコメントしていた。

そしてブチャラティのチームの一員、グイード・ミスタは、遠距離からの狙撃に特化したキャラクターだ。接近されると不利なため、位置取りがとても重要。操作感はFPSやTPSに近いので、シューティングゲームに慣れているプレイヤーにオススメとのことだった。

承太郎vs花京院vsミスタのエキシビションマッチも開催ッ

ここで、ロケテストバージョンを使ったエキジビションマッチを開催。百花繚乱さんが承太郎、猫マグロさんがミスタ、我妻ディレクターが花京院を使って戦うことに。実況は「プレイボール!」の掛け声でおなじみ、コジマ店員さんだ。猫マグロさんがミスタを選んだことについて、コジマ店員さんは「猫マグロさんはFPSかなりやりこんでますんでね」と、そのプレイに注目するよう呼びかけた。

3人とも順調にCPUを倒していき、対人戦に突入。ゲーム序盤で一度花京院を追い詰めたものの、平川さんの「やめて~!」という悲鳴にとどめをさせなかった承太郎が、逆に花京院に狙われるハメに。「スタープラチナ ザ・ワールド」を発動しようとするものの、間に合わずに散った。また、身を潜めてチャンスを伺うミスタだったが、戦闘エリアが縮小され、エリア外に出てしまう。しかし、動くに動けない状況で、エリア外のペナルティでダメージを受けて倒れ、花京院の我妻ディレクターの勝利が決まった。

ジョルノの映像やロケテスト情報も公開

対戦のあとには、再び正路プロデューサーから、最新情報が。戦績に応じて、さまざまな決めポーズや決めゼリフなどをゲットできるカスタマイズ要素や、現在開発中のキャラクターがスライドで紹介された。

開発中のキャラクターのうち、ジョルノ・ジョバァーナとスタンドのゴールド・エクスペリエンスが動いている映像も公開された。木を生み出し、高いところへ素早く移動するスキルを使えるようだ。

そのほか、2月に名古屋・福岡で行われるロケテスト情報や、公式ツイッターアカウント(@jojols_official)のフォロー&リツイートキャンペーン、JAEPO会場で試遊するともらえるプレゼントが紹介された。

最後に、ゲストからメッセージが。平川さんは「さぁ、ラストサバイバーの時間だよ、ベイビー」と、花京院の名ゼリフをモジって締めくくった。コジマ店員さんは「今回3人での対戦でしたけど、20人になったらどれだけ激しいバトルになるのか、さらに気になったところでございます。観ていると、各キャラ個性がすごい立っている。自分の個性を出して戦える、魅力的なゲームだなと思いました」と、エキシビションマッチ観戦の感想を述べた。猫マグロさんは「まず、触れていただきたい。プレイが非常にしやすいです。キャラクターごとの知識は少なからず必要になりますけど、誰でも簡単にジョジョの世界を楽しめる素晴らしいゲームになっています」とレビューして、ステージを後にした。

※画面は開発中のものです。

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