プロトタイプは、Nintendo Switchダウンロード専用ソフト「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」を2019年1月31日に配信すると発表した。価格は1,100円(税込)。

目次
  1. ゲームシステム
  2. 物語
  3. 登場人物

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は、「Kanon」「AIR」「CLANNAD」「リトルバスターズ!」「Rewrite」「Summer Pockets」など数々のヒット作を手掛けるクリエイターチーム「Key」による本格的SFビジュアルノベル。シナリオは涼元悠一氏、原画およびメカニックデザインには人気イラストレーターの駒都えーじ氏を起用。原作のPC版は、全年齢ソフトとして、2004年11月より「Yahoo!BB」を中心にダウンロード販売され、ネットワーク販売のソフトとしては驚異的なダウンロード数をカウントした。

その後、「イベント限定販売」としてPSPパッケージ版が2009年2月28日「Key10周年記念イベント」および2009年6月20日「プロトタイプ・ファン感謝デー」などで限定販売。また、東日本大震災で被災された方々へのチャリティー版が2011年5月12日に発売された。

2016年7月には待望のアニメが配信され、同年9月には劇場版も公開され、根強い人気を誇っている。そして今回、2016年にPC用ソフトとして発売されたHDリマスター版が、Nintendo Switchに登場する。

Nintendo Switch版は、移植ラインナップ最高解像度となる1280×720ピクセルのHD対応。さらに、立ち絵やイベントCGがリファインされ、より一層の美麗ビジュアルと共に感動の物語を楽しめる。

また、Joy-Conを付けた携帯モードでの使用はもちろんのこと、タッチスクリーン操作にフル対応しているためJoy-Conを外した本体のみの状態でもプレイ可能。ポータビリティーを向上させている。また、テーブルモード、TVモード時には、Joy-Con1つで全ての操作が行えるため片手プレイも可能だ。

そしてテキストは、日本語、英語、フランス語、中国語(簡体字・繁体字)の5言語に対応(ボイスは日本語のみ)。本編だけでなく、環境設定やデジタルマニュアルなども対応しており、いつでも表示の切り替えが可能となっている。

日本語
英語 フランス語
中国語(簡体字) 中国語(繁体字)

なお、配信開始に先がけて、マイニンテンドーストアでは「あらかじめダウンロード」もスタートしている。

マイニンテンドーストア
https://ec.nintendo.com/JP/ja/titles/70010000014771

ゲームシステム

「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」は選択肢の無いビジュアルノベルで、アニメや映画を観るように、小説のページをめくるように、物語を読み進めていきます。“操作していることを感じさせない操作性”で感情移入しやすい環境を作り、豪華声優陣によるフルボイス、特殊かつ多様なエフェクトと映像、美しい音楽とグラフィック、そして秀逸なストーリーがプレイヤーを魅了します。

また、定評のある早送り&早戻し機能はもちろんのこと、より快適にお楽しみいただけるよう、多彩な機能を搭載しています。

  • ロード地点からの巻き戻しも可能
  • バックログで表示したメッセージからの再開機能
  • キャラクター別のボイス音量調節機能
  • クイックセーブ&クイックロード機能

物語

降り止まない雨──
30年前、突然の細菌攻撃により放棄された「封印都市」
今はただ、自律型の戦闘機械が支配する無人の廃墟
そこに彼はたどりついた
疲れ果て、身を潜めたビルの中にその場所はあった

プラネタリウム
昔、満天の星々を眺め人々が心を癒やした空間
そこで彼を一人の少女が迎える
少女の名は「ゆめみ」
30年の間、訪れる人を待っていたプラネタリウム解説員
彼女は、壊れかけのロボットだった──

「ゆめみ」に乞われるまま
今は動かない投影機を動かすために彼は時を忘れて修理を続ける

降り続く雨
静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々
遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす
人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?

登場人物

屑屋(くずや) 声:小野 大輔

主人公。戦争で放棄された都市から金目のものを発掘し生活している。自律型戦闘マシンに追われて逃げ込んだビルで「ゆめみ」と出会う。

ほしの ゆめみ 声:すずき けいこ

身長:155cm(帽子なしの頭頂高)
体重:不詳(同体形の人間よりは重め)

大戦前に生産された量販型コンパニオンロボット。外観は15~16歳の少女を模して造られており、一見人間と区別がつかない。老舗百貨店である花菱デパート本店の屋上プラネタリウム館に配属され、人間の同僚たちに混じって接客及びプラネタリウム投影の解説業務を行っていた。

30年前の戦争勃発直後、職場のある都市が細菌攻撃を受けて放棄された時、そのままプラネタリウムに取り残される。その際に設定を初期化されることも、電源を切られることもなかったために、彼女は「客が来ないのは流行が変わったせい、スタッフがいないのは慰安旅行に出かけたせい」と思い込んだまま、来るはずのない客を平然と待ち続けていた。

基本ソフトウェアにバグがあり、人間相手に冗長な会話を繰り返してしまうという悪癖を持つ。ロボット特有の杓子定規な思考と同時に、ガラクタを集めて花束を自作したり、上位機種の「涙を流す機能」にあこがれたりと、多彩な面を見せる。観客やスタッフたちに長い間愛されていた、おしゃべりで幸せなロボット。

※画面は開発中のものです。

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