スクウェア・エニックスは、2019年に配信予定のiOS/Android向けアプリ「ドラゴンクエストウォーク」について、現実世界と連動して楽しむゲームの特徴を公開した。
位置情報を活用した本作は、「ドラゴンクエスト」の世界と化した現実世界を、自身が主人公となって歩き冒険を進められるのが大きな特徴となる。フィールドを歩き、町の人の話を聞きながらクエストを進める。そして数々モンスターを倒して成長し、装備を整え、さらなる強敵に挑む。そんな「ドラゴンクエスト」の体験が、現実世界と連動する形で楽しめるというわけだ。
先日行われた発表会では、「ドラゴンクエスト」シリーズ生みの親である堀井雄二氏や本作のプロデューサーを務める柴貴正氏によるプレゼンテーション、スピードワゴン・小沢一敬さんによる実機プレイなどでゲームの内容にも触れられたが、本稿でも改めて基本的な遊び方を紹介していこう。
まずメインクエストは、マップから目的地を選び、道中でモンスターとの戦いといったイベントをこなし、依頼の内容を達成していくのが基本的な流れとなる。目的地はマップに候補がいくつか表示されるため、その中から自分の行きたい場所を選択できる。そして設定した場所まで、実際に歩いて移動するのだ。
クエストの内容は町の人の頼みを聞くだけでなく、強敵とのバトルが待ち受けていることもあるが、メインクエストを進めると仲間が増えていく。
フィールドにはモンスターが出現するため、目的地へ向かう途中に戦闘が発生することがある。モンスターを倒すとレベルが上がって強くなれるほか、一度倒したモンスターは図鑑に登録されていくので、あとからモンスターの情報を見たり、図鑑を埋めるコレクション要素も楽しめる。
なお、戦闘は「こうげき」や「スキル」といったコマンドを選択して戦う仕組み。レベルアップすると新しい「じゅもん」を覚えることもあるなど、位置情報ゲームという形になっても「ドラゴンクエスト」らしさはしっかりと受け継がれているぞ。
また、メインクエストをクリアしてストーリーを進める以外にも、たくさんの楽しみ方がある。フィールドの好きなところに設置できる「自宅」では、家具でレイアウトにこだわったりと、自分好みの自宅が作れるようになっている。もちろん、ほかの人の「自宅」に遊びに行くことも可能だ。たくさん歩いて、さまざまな発見と体験を楽しもう!