カプコンは、大阪府警察のサイバー犯罪捜査官募集広告のイメージキャラクターに、「ストリートファイター」が採用されたことを発表した。
「ストリートファイター」シリーズは、1987年に業務用ゲーム機として第1作目を投入後、1991年発売の「ストリートファイターII」において大ヒットを記録しました。
革新的な対戦システムが話題を呼び、家庭用ゲームソフトでは全世界でシリーズ累計4,200万本(2019年3月末時点)の出荷を誇るなど、対戦格闘ゲームというジャンルを確立し、登場から30年経た今なお世界中で人気を博しています。さらに近年はeスポーツにおける対戦格闘ゲーム分野のけん引役としても存在感を高めています。
当社では2013年から毎年、大阪府警察をはじめとする近隣府県警察の防犯啓発に協力しています。
この度大阪府警察より、近年犯罪件数の増加が顕著であるサイバー犯罪の捜査を行う同捜査官の増員と知名度の向上を目指し、当社の人気ブランドである「ストリートファイター」の持つ「力強さ」やeスポーツとサイバー空間との親和性、幅広い年代への知名度を活用したいとの依頼があり、同シリーズ初の、捜査官募集広告への採用が実現しました。
同広告は7月2日より大阪府下の警察署や交番、駅などでポスター1,000枚の掲出、チラシ3,000枚の配布を予定しており、捜査官の募集を広く浸透させることで、大阪府ならびに全国の犯罪抑止活動を支援していきます。
今後も当社は、社会から信頼される良き企業市民として、ゲームコンテンツを活用することにより地域活性化や治安向上に貢献するなど、CSR活動に積極的に努めてまいります。