ユニットごとの特色あるパフォーマンスが披露された「D4DJ 1st LIVE」Day2レポート RAISE A SUILENによるライブも開催

DJ×アニメ×ゲームで届けられる、ブシロードの新たなメディアミックスプロジェクト「D4DJ」。同プロジェクトにとって初となるライブイベントが7月20日・21日の2日間にわたって開催された。本稿ではDay2の模様をお届けしよう。

5ユニットそれぞれの特色が表れた「D4DJ 1st LIVE」

DJテーブルが用意されたステージ上で最初に登場したのは、「Happy Around!（ハッピーアラウンド!）」の西尾夕香さん（愛本りんく役）、各務華梨さん（明石真秀役）、三村遙佳さん（大鳴門むに役）。オリジナル楽曲の「Dig Delight!」から始まり、「ぽっぴん'しゃっふる」「ココロオドル」とテンションの高いカバー楽曲を続けて披露する。MCでのキャラクター紹介と志崎樺音さん（渡月 麗役）のコメントを挟みつつ、最後に披露したのは再びオリジナル楽曲の「Direct Drive!」。アッパーな楽曲で、会場を大いに盛り上げた。

加藤里保菜さん（青柳 椿役）、大塚紗英さん（月見山 渚役）、もものはるなさん（矢野緋彩 役）、つんこさん（三宅葵依役）によるユニット「燐舞曲（ロンド）」。こちらは加藤さんがボーカル、大塚さんがギター、もものさんがコーラス、つんこさんがDJと役割分担が明確で、「名前のない怪物」「unravel」と、独特な雰囲気を持つカバー曲が続く。そして最後は、ハードに聴かせるオリジナル楽曲「瞬動-movement-」で締めくくった。

3組目の「Merm4id（マーメイド）」は、平嶋夏海さん（瀬戸リカ役）、岡田夢以さん（水島茉莉花役）、葉月ひまりさん（日高さおり役）、根岸愛さん（松山ダリア役）からなるユニット。「CAT'S EYE」「キューティーハニー」のカバー曲をセクシーなパフォーマンスで表現すると、最後に披露したオリジナル楽曲「Floor Killer」は、息の合ったダンスで魅せる、まさにダンスフロアをイメージさせるパフォーマンスとなっていた。

「Photon Maiden（フォトンメイデン）」からは、岩田陽葵さん（花巻乙和役）、佐藤日向さん（福島ノア役）の2人が登場し、カバー曲として「99 ILLUSION！」「HOT LIMIT」の2曲を披露。そして最後に披露されたオリジナル楽曲の「Photon Melodies」は、テクノ調の曲となっており、そのパフォーマンスも含めて、ユニットの雰囲気が表れていた。

そして最後に登場したのは、「Peaky P-key（ピーキーピーキー）」より、愛美さん（山手響子役）、高木美佑さん（犬寄しのぶ役）、小泉萌香さん（笹子・ジェニファー・由香役）。キャッチーなフレーズが盛り込まれたオリジナル楽曲の「電乱★カウントダウン」で会場のボルテージを上げると、立て続けに「アゲハ蝶」「夢見る少女じゃいられない」のカバー楽曲2曲を披露する。そして最後の楽曲は、こちらもサビ部分でのキャッチーなフレーズと振り付けが印象に残る「Let's do the ‘Big-Bang!'」。最後まで大盛り上がりのまま、第二部のRAISE A SUILENへとバトンを渡した。

RASのライブでは神戸で初披露の楽曲のパフォーマンスも！

7月13日、14日に神戸ワールド記念ホールで行われたRAISE A SUILEN（Ba.&Vo. Raychellさん、Gt. 小原莉子さん、Dr. 夏芽さん、Key. 倉知玲鳳さん、DJ 紡木吏佐さん）の単独ライブ「Heaven and Earth」。その特別追加公演として行われた今回のライブでは、サイレンの音とともに登場すると、「A DECLARATION OF ×××」で会場のオーディエンスとの一体感あるパフォーマンスを魅せる。

そこからは6月にリリースされたばかりの新曲「Invincible Fighter」、先日のライブで初披露となり、スマートフォン向けゲーム「バンドリ！ ガールズバンドパーティ！」にも収録されたカバー曲「1/3の純情な感情」と続ける。前者は力強いパフォーマンス、そして後者はオリジナル楽曲とはまた違う、爽やかさを感じさせる演奏で披露した。

メンバー紹介に続き、「R・I・O・T」「UNSTOPPABLE」の2曲でさらに激しさを増したパフォーマンスを繰り出すと、さらにAfterglowの楽曲である「Hey-day狂騒曲（カプリチオ）」「Y.O.L.O！！！！！」をカバー。オリジナルの魅力はしっかりと残しつつ、RASらしさも随所に感じさせる演奏を届けた。

続いて披露されたのは、こちらも先日のライブでカバーしたばかりの「激動」。観客との一体感も生み出すライブならではの楽曲の後は、紡木吏佐さんによるDJプレイ、夏芽さんのドラム、ギターの小原莉子さん、キーボードの倉知玲鳳さんによるセッション、そしてRaychellさんのパワフルなシャウトを経て、新曲の「DRIVE US CRAZY」へ。Raychellさんの歌唱はもとより、紡木さんによるラップや各パートの演奏も映えるものになっており、視覚的にも見どころの多い楽曲となっていた。

そしてライブのクライマックスとして披露されたのは、「EXPOSE ‘Burn out!!!'」。会場の観客のボルテージも最高潮に達する中、ノンストップで繰り広げられたライブは幕を閉じた。