動画サービス「niconico」は、個人でゲームを自作しているアマチュアゲームクリエイターを対象とした「ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020」を実施すると発表した。
「ニコニコ自作ゲームフェス」は、2013年から開催されているアナログゲームからスマートフォンゲームまで、幅広く自作ゲームを募集するゲームコンテスト。本コンテストを通し、「ゲームを作るひと」「遊ぶひと」「二次創作をするひと」を繋ぎ、個人で作ったゲームがより多くの人にプレイされるようになることが目的だという。
昨年開催された「ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2019」には300作品以上の応募が集結。また、「ニコニコ自作ゲームフェス2018」でドワンゴ賞を受賞した飛竜さんの作品「蹴落とし!トレジャーハンター!」は、2019年6月にNintendo Switchタイトルとしてリリースされている。
今年もドワンゴ賞や企業賞など30以上の賞が用意され、各部門のテーマに沿った作品が募集される。「ドワンゴ賞」の入賞者には賞金が贈られるほか、協賛各社が独自に選考基準を決め全応募作品を対象に選出される「企業賞」の入賞者には各協賛から提供される賞品が贈られるとのことだ。
また、今回の協賛の一つであるDwango Media Villageは、「ゲームAI(マールタス)部門」として深層強化学習を用いたプログラムによるゲームAIに学習させるためのゲームを募集するというユニークな賞となっている。
強化学習システム「マールタス」
https://dmv.nico/ja/casestudy/marltas/
募集部門
ドワンゴ賞
各部門の入賞者にはドワンゴ賞として賞金5万円を進呈。
新人(総合)部門
過去の自作ゲームフェスで受賞したことのない新人の方が対象。
新人じゃない(総合)部門
自作ゲームフェスで過去にドワンゴ賞、企業賞以上を受賞された方が対象。
ネットゲーム部門
RPGアツマールが提供する非同期APIなどを利用したオンライン要素のあるゲームが対象。
デスゲーム部門
登場人物に死の危険が伴う架空遊戯をモチーフにしたゲームが対象。
ハクスラ&RPG部門
レベルアップやアイテム集めなど、キャラクターを強化するRPG要素のあるゲームが対象。
物語×放置部門
リアルタイムと連動した放置要素に物語性を組み合わせたゲームが対象。
ホラーゲーム部門
ドッキリ要素やゾッとするホラー要素が含まれるゲームが対象。
パズルゲーム部門
パズルに限らず、頭を使って謎を解くゲームが対象。
世界観部門
ジャンルや表現方法に囚われず、プレイヤーの心を強く掴む世界をもったゲームが対象。
その発想はなかった部門
あらゆる型にもはまらない、こちらの予想をはるかに裏切るゲームが対象。
企業賞
入賞者には各協賛から提供された賞品を進呈。ドワンゴ賞との重複受賞も認められる、各協賛が選考基準を決めて作品を選出する賞です。
協賛一覧(順不同)(※8月22日時点のものです。今後増えることがあります)
- RPGツクールシリーズ
- ウェブテクノロジ
- ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン
- カイト
- 日本一ソフトウェア
- イクシール
- niconico新市場
- Dwango Media Village(強化学習システム「マールタス」)
- オニオンソフトウェア(HSP)
ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020開催スケジュール
2019年8月28日:公式chオープン/ゲーム作品の募集開始/協賛企業発表
2020年1月7日:ゲーム作品の応募〆切
2020年2月1日:結果発表(生放送)
2020年3月1日:ドワンゴにて授賞式(授賞パーティ)
ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020公式チャンネル
https://ch.nicovideo.jp/indies-game2020
ニコニコ自作ゲームフェス新人賞2020応募概要
https://ch.nicovideo.jp/indies-game/blomaga/ar1802563