DMM.comは、VRシューティングゲーム「BOW MAN」をOculus Riftストアで配信した。

目次
  1. ゲーム概要
  2. 開発背景
  3. 今後の展開

「BOW MAN」は、トゥーンシェーダーで描かれる江戸日本のビジュアルを背景に、弓矢を用いて次々と現れる的や敵を射抜くカジュアルなVRシューティングゲーム。VERSUS MODEでは、世界中のBOW MANプレイヤーとオンラインで決闘を楽しむことができる。

本作はVRアプリケーション向けの人型3Dアバター規格「VRM」が採用されており、ゲームを通してアバターを用いたゲームプレイが行える。VRM形式のアバターを持っているプレイヤーは直接VRMファイルを読み込み、好きなアバターでゲームをプレイすることが可能だ。これにより、SOLO MODEにおいてはゲームを遊んでいない第三者も、外からプレイヤーがどういう場所でどんなプレイをしているのかを観戦することができる。

また、これまで複数アプリが必要だったアバターを用いたゲーム配信を「BOW MAN」と画面キャプチャアプリのみで簡単に実現可能とのことだ。

ゲーム概要

公式配信時期:2019年8月30日
ジャンル:Japanese Style Shooting
価格:$14.99
推奨端末:Oculus rift / Oculus rift s 対応

「BOW MAN」公式サイト
https://bowman.vrlab.dmm.com/

「BOW MAN」Oculus Rift ストアページ
https://www.oculus.com/experiences/rift/2582635831787112

開発背景

ハイエンドなVRデバイスはこれまで価格が高く、機材の設定も難易度が高く、一般的に手が届きにくいものでした。しかしながら、今年の5月以降、Oculus QuestやOculus Rift Sといった安価で設定が容易なVRデバイスが登場し注目を集めています。

これに伴い、2017年の後半からはじまり、VTuber(バーチャルユーチューバー)をはじめとした3Dアバターのトレンドにおいて、個人でも気軽に3Dアバターを持つことができるようになりつつあります。「BOW MAN」では、VRゲームを楽しんでいただくとともに、3Dアバターをゲーム内に読み込んで楽しんでいただきたいと開発いたしました。

今後DMM.com VR研究室では3Dアバターを気軽に使って気軽に体験をシェアできる次の未来のあたりまえを作っていきます。

今後の展開

バーチャルユーチューバー(VTuber)やVR SNS の利用者などの熱心なVRユーザーの間ではVRアバターと全身をモーショントラッキング技術でシンクロさせたいという声が強いため、今後はアバター機能のさらなるアップデートとともに、「BOW MAN」のマルチデバイス対応を進めていきます。

アバター機能は、ユーザーが複数のゲームやアプリをまたがって同じアバターを使用できる仕組み、また、その仕組みをサードパーティのデベロッパー向けにSDKとして提供すべく、さらに開発を進めていく予定です。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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