千葉・幕張メッセにて9月12日より開催の「東京ゲームショウ2019」。セガゲームス/アトラスブースで9月14日に行われた、「『グランブルーファンタジー ヴァーサス』スペシャルステージ」をレポートする。
「グランブルーファンタジー ヴァーサス」は、企画・制作をCygamesが、開発をアークシステムワークスが担当し、2020年2月6日にPS4向けに発売予定の対戦型格闘ゲーム。グランやカタリナ、ランスロットなど「グランブルーファンタジー」の人気キャラクターたちが、原作でお馴染みの“アビリティ”や“奥義”を使って繰り広げる、シンプルで奥深いバトルが特徴だ。
本ステージでは、Cygamesでディレクターを務める福原哲也氏とアークシステムワークスのリードバトルプランナーを務める関根一利氏が登壇し、本作の魅力が語られた。
まずは、本作の原作となる「グランブルーファンタジー」が紹介された。「グラブル」は、Cygamesが開発・運営する空の世界を舞台にした冒険を描く王道RPGだ。2019年3月で5周年を迎え、登録者数は2400万人を突破。Cygamesを代表するタイトルとして知られている。
そんな「グランブルーファンタジー」を、なぜ格闘ゲームにしたかというとCygamesとしてゲーム業界全体を、特にeスポーツを盛り上げていきたいという意図があったようだ。その中でも特に「グランブルーファンタジー」は、格闘ゲームとの親和性が高く、知名度の高さから競技人口の増加や観戦者など、プレイヤー層の拡大を見据えている。
「グランブルーファンタジー」には、400枚以上のキャラクターが存在するが、その全てを格闘ゲームにするのは到底無理というもの。そこで「グラブル」でお馴染みの人物であること、格闘ゲームに落とし込める設定であることを条件に、絞っていき参戦キャラを決めたという。
現段階で発表されている参戦キャラクターは以下の8名。ちなみに主人公であるグランは、最初実装する予定が無かったという裏話も飛び出した。その理由に原作ではプレイヤーの分身であること、ジョブシステムなど独自の要素があること、さらにグランを出すならジータも出さなければ等々、様々な問題があったそうだ。
そしてここで、本作の新たな参戦キャラを発表するトレーラー映像が公開。奔放に空を舞うエルーン、メーテラが登場することが明かされた。メーテラは本作では初となる弓使いで、遠距離からの攻撃を得意としている一方、ダメージを取るためには前に出る必要があるという。また空を飛べるという特徴があるため特殊ジャンプを持っている。遊びごたえのあるキャラクターに仕上がっていそうだ。
ステージでは福原氏と関根氏によるガチバトルも行われた。初戦は福原さんが、次戦は関根氏が勝利し、最終バトルは福原氏が勝利。最後に福原氏は、「格闘ゲームが苦手な人でも楽しめるアクションRPGモードもあるので、まずはそちらでゲームに慣れつつ、格闘ゲームに興味を持って貰えれば嬉しいです。長い間皆さんに愛してもらえるクオリティに仕上がっているので期待していてください」とコメント。ステージを締めくくった。
(C) Cygames, Inc. Developed by ARC SYSTEM WORKS
※画面は開発中のものです。
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