千葉・幕張メッセにて9月12日より開催の「東京ゲームショウ2019」。セガゲームス/アトラスブースで9月15日に行われた、「龍が如く7 光と闇の行方」のステージをレポートする。

「龍が如く」シリーズ最新作となる本作は、主人公が桐生一馬から春日一番へと変更。さらにゲームシステムも一新され、リアルタイムのコマンドバトル式RPGとなった。舞台も東京・神室町から横浜・異人町に変わるなど、新しい試みが満載の意欲作となっている。

今回のステージでは、シリーズ総合監督の名越稔洋氏とチーフプロデューサー横山昌義氏に加えて、春日一番を演じる中谷一博さんと、一番の仲間の一人、向田紗栄子を演じる上坂すみれさんがゲストとして登場。キャラクター紹介や、実機プレイを交えての解説などを行った。

名越氏は、つい先程受賞したばかりの、日本ゲーム大賞フューチャー部門のトロフィーを携えて登場した。

ステージは、これまでに公開されたトレーラーとともに、ストーリーやゲームシステムの振り返りからスタート。成り上がりの成長物語とリンクさせるため、RPGというゲームシステムを採用したという作品コンセプトが語られた。また、中田ヤスタカさんと湘南乃風による書き下ろしテーマ曲や、中井貴一さんを始めとした豪華俳優陣の登場も、改めて紹介された。

振り返りが終わると、ゲストの上坂すみれさんが登壇した。「龍が如く」シリーズのファンでもあり、シリーズをプレイしてはストレスを発散しているという上坂さんだが、戦闘キャラクターとして出演依頼が来た際には非常に驚いたという。

そしてここからは、そんな上坂さんが演じる向田紗栄子が、初公開となる映像とともに紹介。物怖じしない勝ち気な性格で、出会った当初から本音でぶつかってくるようなキャラクターだという。また中谷さんは紗栄子の印象について、一番や仲間たちを諭してくれる委員長のような側面があると語った。しかし、一番と同じくどん底から成り上がるという要素を持っており、ともに成長していく頼れる仲間になっているとのことだ。

ちなみに、シリーズ作品の女性キャラは可愛くないとの意見を見返してやるという気持ちを込め、内面だけでなくモデリングにも気合を入れて作ったという。

紗栄子の紹介の後は、実機プレイによるゲーム内容の解説が行われた。横山氏からは、本作はRPGのため、過去作よりも回復のための食料など、所持アイテムの編成が重要になるということが語られた。

次に、本作でも独特な要素の一つとなるハローワークでの転職要素が紹介された。ダンサーに転職した一番の戦闘を見ることができた。ダンサーはアクロバティックな動きが可能で、通常攻撃が素早い範囲攻撃となるようだ。

また、所持金を消費して仲間を呼ぶ「デリバリーヘルプ」システムも紹介。敵を毒状態にする、ザリガニのナンシーちゃんによる攻撃が行われたところで、実機プレイは終了となった。なおこのデリバリーは、ストーリー中でほかのキャラクターを助けたり仲良くなることで増やせるという。

実機プレイ後は、出演者たちから挨拶が行われた。その中で名越氏は紗栄子について、「龍が如く」シリーズで遥に次いで印象深い女性キャラが生まれたとコメント。最後に2020年1月16日の発売と初回特典が改めて告知され、ステージが締めくくられた。

龍が如く7 光と闇の行方

セガ

PS4パッケージ

  • 発売日:2020年1月16日
  • 17歳以上対象
龍が如く7 光と闇の行方

龍が如く7 光と闇の行方

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  • 発売日:2020年1月16日
  • 17歳以上対象

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