「プロジェクトセカイカラフルステージ feat.初音ミク」の世界観・ストーリー・キャラクター・ゲームシステムが一挙公開！

セガゲームスとCraft Egg/Colorful Paletteによる新作スマートフォン向けゲーム「プロジェクトセカイ」のプロジェクト発表会が本日10月23日に行われた。ここでは、発表会で明らかになった新情報をまとめて紹介しよう。

「現代の日本」と「セカイ」、2つの舞台で展開！
自由度の高いリズムゲームシステムを採用、書き下ろし楽曲も収録
5ユニットそれぞれのオリジナルキャラクターが公開！キャストも発表に

「現代の日本」と「セカイ」、2つの舞台で展開！

まずは冒頭の映像にて本作のタイトルが「プロジェクトセカイカラフルステージ feat.初音ミク」であることが明らかに。発表の流れそのままにゲームの世界観が紹介されていった。

本作では、基本的に現代の日本を舞台としており、初音ミクたちは我々の世界と同じようなかたちで活躍しているという。そしてゲームの物語は、主人公の星乃一歌と初音ミクが不思議なセカイで出会うところから始まる。

「セカイ」は想いから生まれた不思議な場所で、歌が生まれる場所でもある。その想いの数だけセカイが存在し、そのセカイごとにミクたちの姿も異なって登場し、想いの持ち主が本当の想いを見つけ出すサポートをしてくれる。

このセカイは誰でもいけるものではなく、強い思いを持っている人に対して現れる「Untitled」という音楽を再生することで、セカイを行き来できるようになっている。その後、セカイでミクたちと出会い、自分達の本当の想いを見つけ出すことで「Untitled」に名前が付き、歌が生まれるのだそう。

そして、本作のキーワードは「一緒に歌おう！」だという。本作ではミクたちは非常に重要な立ち位置になっており、ミクたちと一緒に歌うことで「Unttiled」に名前が付き、歌が生まれる。キャラクターは一歌だけでなく、初期時点では5ユニットの想いとセカイ、そして音楽性を描いていく。想いの数だけセカイがあり、セカイの数だけ音楽が生まれていくため、今後も増えていく予定だという。

採用された5つの音楽性（バンド、アイドル、ストリート、ミュージカル、アンダーグラウンド）については、リズムゲームとして新しい試みをしていくための試行錯誤があったそうだが、最終的にはそれぞれのジャンルや音の特色に分けていき、具体的なカテゴリーになっていったとのことだ。

自由度の高いリズムゲームシステムを採用、書き下ろし楽曲も収録

続いてはゲームシステムに関する情報が公開に。今作ではリズムゲームとしての自由度が意識されているそうで、ノーツのサイズやスライドに幅を持たせているという。3DMVについてはセガゲームスが制作しており、イラストの雰囲気や空気感を出しつつ、キャラクターの実在感を表現するべく開発中とのこと。気軽に見やすく、楽しみやすいモデルになっていること、ステージ上で踊るキャラクターは自由に設定できることなどにも触れられていた。

また、3DMVがある楽曲とシンプルな2Dモードのみの楽曲があり、遊べる楽曲の収録パターンについては、ほぼ全ての楽曲に原曲ver.とセカイver.の2つが用意されている。なお、一部の楽曲については原曲のイメージが強いことから原曲ver.のみの収録になるそう。

また、「Project DIVA」でおなじみのモジュールについても本作でも衣装を変更できる機能が用意されており、自分の好きな衣装に着せ替えて3DMVに登場させることができる。「Project DIVA」シリーズで人気の衣装についてもゲーム内に登場させるかを検討しているそうだ。

ちなみに、難易度については初心者向けのEASYから超上級者向けのMASTERまでの5段階が用意されているとのこと。

今作では、「Project DIVA」シリーズに収録されていた定番曲から、最新＆新進気鋭の人気楽曲まで、幅広く収録されている。VOCALIDのシーンから代表曲を収録しており、本作を通じてネットの音楽に触れてもらいたいと考えているそうだ。

さらに今作のための新規書き下ろし楽曲もあるそうで、参加クリエイターの第1弾が公開。今回はテーマソングは2曲用意しており、そのうちの1曲はGiga氏とMitchieM氏が制作していることも明かされていた。

リズムゲーム以外の要素として、現実世界とセカイを行き来する仕組みについて紹介。ストーリーを楽しんだり、衣装を買ったり、音楽ショップで楽曲を交換したりと、世界観に没入しながら楽しめるようになっている。また、piaproキャラクターたちのストーリーも含め、どのユニットからも楽しめるようになっているそう。Live2Dで表現されたキャラクターたちにも注目だ。

そのほか、本作独自の重要な新機能が用意されているという。生放送冒頭の映像でも一瞬見ることができたということだが、その内容は現時点では明かせないということ。こちらの続報にも期待しよう。

5ユニットそれぞれのオリジナルキャラクターが公開！キャストも発表に

続いてはキャラクターの情報パートに。まずおなじみの初音ミクたちは、先述の通り、現実世界ではバーチャル・シンガーとして世界中のクリエイターが創りあげた歌を表現する存在で、セカイでは想いが歌になるように願っており、想いに応じて姿を変え、想いの持ち主が本当の想いを見つけ出すサポートをしてくれるそう。

藤田咲さんのビデオレターや、piaproキャラクターのキャストからのメッセージが紹介されたところで、オリジナルキャラクターの情報がいよいよ解禁。キャストについては歌唱力なども重視されており、オーディションも実施しながら3社で議論て選定していったそう。

そして、バンドを担当するユニット「Leo/need（レオニード）」、アイドルを担当する「MORE MORE JUMP！（モアモアジャンプ）」、ストリートを担当する「Vivid BAD SQUAD（ビビッドバッドスクワッド）」、ミュージカルを担当する「ワンダーランズ×ショウタイム」、アンダーグラウンドを担当する「25時、ナイトコードで。」のキャラクターとキャストが公開。それぞれのストーリーにバーチャル・シンガーがそれぞれ関わっていくそうだ。


Leo/needのメンバーは、星乃一歌（CV.野口瑠璃子）、天馬咲希（CV.礒部花凜）、望月穂波（CV.上田麗奈）、日野森志歩（CV.中島由貴）。このユニットのセカイにはミク、ルカが登場。

MORE MORE JUMP！のメンバーは、花里みのり（CV.小倉唯）、桐谷遥（CV.吉岡茉祐）、桃井愛莉（CV.降幡愛）、日野森雫（CV.本泉莉奈）。このユニットのセカイにはミク、リンが登場。

Vivid BAD SQUADのメンバーは、小豆沢こはね（CV.秋奈）、白石杏（CV.鷲見友美ジェナ）、東雲彰人（CV.今井文也）、青柳冬弥（CV.伊東健人）。このユニットのセカイにはミク、レン、MEIKOが登場。

ワンダーランズ×ショウタイムのメンバーは、天馬司（CV.廣瀬大介）、鳳えむ（CV.木野日菜）、草薙寧々（CV.Machico）、神代類（CV.土岐隼一）。このユニットのセカイにはミク、KAITOが登場。

25時、ナイトコードで。のメンバーは、宵崎奏（CV.楠木ともり）、朝比奈まふゆ（CV.田辺留依）、東雲絵名（CV.鈴木みのり）、暁山瑞希（CV.佐藤日向）。このユニットのセカイにはミクが登場。

生放送では野口瑠璃子さん（星乃一歌役）、小倉唯さん（花里みのり役）、秋奈さん（小豆沢こはね役）、廣瀬大介さん（天馬司役）、楠木ともりさん（宵崎奏役）も出演し、ユニットやキャラクターの印象などが語られた。

生放送では初音ミクたちとオリジナルキャラクターが描かれたキービジュアルも公開に。

その後は、「プロジェクトセカイ」の3Dモデルがまらしぃさんのピアノアコースティックライブに登場することや、読売新聞「編集手帳」朗読企画に初音ミクと小倉唯さんが参加することなど今後の展開も紹介。また、11月1日からはゲーム内の衣装デザインを募集する「一緒につくろう！」キャンペーン第1弾が実施されることが明らかになった。