バンダイナムコエンターテインメントが展開する「アイドルマスター ミリオンライブ!(以下、ミリオンライブ!)」。2020年1月11日に行われた「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 02&03 発売記念イベント」の模様をお伝えする。
iOS/Android向けアプリ「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(以下、ミリシタ)」に登場する楽曲を収録したCDシリーズ「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE(以下、MTW)」。今回のイベントは、2019年8月28日発売の「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 02 Chrono-Lexica」、同9月25日発売の「THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 03 Xs」を対象として行われた。
イベントにはChrono-Lexicaの伊藤美来さん(七尾百合子役)、斉藤佑圭さん(永吉昴役)、中村温姫さん(ロコ役)、阿部里果さん(真壁瑞希役)、Xsの浅倉杏美さん(萩原雪歩役)、長谷川明子さん(星井美希役)、平田宏美さん(菊地真役)が出演。ここでは、1回目の模様をお届けしよう。
「ミリオンライブ!」関連の2020年初イベントとなった今回。伊藤さんのタイトルコールから、Chrono-Lexicaの4人は衣装「ルミエール・パピヨン」を、Xsの3人は衣装「エボリューション・ウイング」を身にまとって登場。
最初のコーナーは、伊藤さんと浅倉さんが進行役となり、MTW02とMTW03のユニットや収録楽曲についてのトークを展開。初めてメンバーを聞いた時の印象として、Chrono-Lexicaは「乙女ストーム!」と「Jelly PoP Beans」のメンバーで形成されているよね、と笑う。一方のXsは、やはり真を左右から雪歩と美希が挟むイメージがあったそうで、関係性を考えると複雑な思いもよぎったとのこと。
さらに、楽曲のレコーディングについても話がおよび、Chrono-Lexicaは「中二病」「闇」「耽美」といったキーワードがあり、ダークな曲ゆえに真剣な表情で収録したと振り返る。Xsが歌うのは可愛さに加えてセクシーさもにじませる楽曲。実際にセクシーに収録したのか聞かれると、浅倉さんはステージ上で少し照れながらもセクシーポーズを見せて会場を沸かせていた。
続いては、「メッセージウェーブ」のコーナー。CDが新シリーズになったことで、こちらも初めて行うコーナーだ。内容としては、2ユニットの楽曲の歌詞からお題となる単語を出題、それを1人ずつ箱から引いた伝達方法によって伝えていく、というもの。伝達方法は「イラスト、ジェスチャー、耳打ち、読唇術、タンバリン」の5つ。耳打ちはそのまま言えばいいのでラッキーだが、最難関のタンバリンを引いてしまうと読み取るのはかなり厳しくなる。
最初のお題は「僕(しもべ)」。1人目の浅倉さんは、棒人間が2人いて片方がもう片方を踏みつけるイラストで表現。さらに伊藤さん、長谷川さんと3連続でイラストを引き、それを受けた斉藤さんが引いたのは耳打ち。しかし、長谷川さんのイラストから答えが何なのかわかってない様子の斉藤さんは、不安そうな顔で次の平田さんに耳打ちしていた。その後は平田さんが読唇術で中村さんに、中村さんが耳打ちで最後の阿部さんに単語を伝達。
そして、阿部さんが回答したのは……鉄棒!!
まさかの単語が飛び出し、これにはみんな大笑い。改めて最初からチェックしてみると、長谷川さんのイラストを見た斉藤さんが想像したのは「絶望」(Chrono-Lexica「dans l'obscurité」の出だしのフレーズ)だったそうで、平田さんは読唇術でそれを伝えたかったのだが、中村さんが読み取ったのは「鉄棒」。音的には近いものの、そんな歌詞はないよねと総ツッコミを受けてしまう中村さんだった。
同じ要領で、2つ目のお題「用意周到」にもチャレンジ。しかし、今度は最難関であるタンバリンを3人が引いてしまい撃沈。さすがに「しゃんしゃん、しゃんしゃん」といった音で用意周到だと思うのは無理というもの。結局、ご褒美はゲットできなかったが、わちゃわちゃした楽しいコーナーとなった。
イベント後半はライブコーナー。まずはXsが「ラビットファー」を甘くキュートに披露。レコーディング時には、可愛く歌ったり頑張って小悪魔にならなきゃという重圧、緊張もあったそうだが、ステージでは見事に可愛さや小悪魔的な歌とダンスをみせて、みんなを魅了した。ウサギをイメージした振り付けや、足を蹴りあげてクルッと回る姿も可愛い。
さらに、カップリング曲「Dreamy Dream」は3人によるパジャマパーティー。平田さん(真)のソロから始まり、こちらもふんわり可愛い声で包み込む。最後は明日を夢見て眠りに落ちていった。
続くChrono-Lexicaのステージでは一転、ダークで耽美な雰囲気が全開だ。入り込んだ凛々しくも鋭い眼差しで、格好良い歌声を響かせていく。ダンスも世界観をすごく表現しており、細かなしぐさも見どころだ。曲後のMCでは、先ほどのコーナーの影響で、伊藤さんは出だしの「絶望」を発するのがドキドキしたと笑っていた。
また、普段はメンバーのキャラカラーのペンライトを振ることが多いけど、全部赤でもいいよねと提案をすると、カップリング曲「囚われのTeaTime」では会場が真っ赤に。両手を頭上に縛られる囚われた姿から始まると、怖さを感じるほどの歌やダンスのパフォーマンスで世界観たっぷりに歌いきった。
最後は1人ずつイベントの感想や髪型のこと、今後のライブへの意気込みなどが語られ、全員で「Flyers!!!」を披露。曲中に長谷川さんが後輩たちを優しく見守る視線もあたたかく、みんな最高の笑顔を浮かべてイベント締めくくった。
セットリスト
01. ラビットファー/Xs
02. Dreamy Dream/Xs
03. dans l'obscurité/Chrono-Lexica
04. 囚われのTeaTime/Chrono-Lexica
05. Flyers!!!/全員