文化放送エクステンドがおくるNintendo Switch/スマートフォン向けアドベンチャーゲーム「BUSTAFELLOWS」特集の最終回となる第12回では、主人公・テウタを演じた近藤 唯さんへのインタビューをお届けします!

文化放送エクステンドがおくるNintendo Switch/スマートフォン向けアドベンチャーゲーム「BUSTAFELLOWS」。「あざやかな悪に染まるアドベンチャーゲーム」と題した本作では、アメリカ東海岸にある架空の大都市「ニューシーグ」を舞台にさまざまな犯罪や事件に立ち向かいます。Gamerだけの情報も満載の「バスタフェ特集」第12回では、主人公・テウタを演じた近藤 唯さんへのインタビューをお届けします。

「BUSTAFELLOWS」特集ページ

近藤 唯さんプロフィール

ケンユウオフィス所属
誕生日:6月28日生まれ
出身地:神奈川県
主な出演作品:「アイドルマスター ミリオンライブ!」篠宮可憐役、「ウマ娘 プリティーダービー」ビワハヤヒデ役、「ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」タオ・モルガンテン役をはじめ、ドラマ版「ウィッチャー」シリ役など外画の吹き替えも多数

テウタは“自然体”を意識

――本日はよろしくお願いします。まず「BUSTAFELLOWS」への出演参加が決まった際の、率直なご感想は?

実は、最初にお話しを頂いてから出演が決定するまでにはしばらく期間があったので、ダメだったのかなと思っていたんです。その後、テウタ役に決まったと連絡を受け、minetakaさん(「BUSTAFELLOWS」シナリオ/プロデューサー)からは、私が演じていた吹き替え作品を見てのオファーだったと聞きました。演じた作品がまた新しい作品に繋がったというのは声優として、役者としてとても嬉しい決まり方でした。

――吹き替えでのご活躍が、ひとつのきっかけだったんですね。洋画のような演出の多い「BUSTAFELLOWS」らしいなと思いました。では作品については、どんな印象を持たれましたか?

もともとミステリーやサスペンス作品が好きなんですが、「BUSTAFELLOWS」はそういったところだけでなく、シナリオがハッピーエンドばかりではないところとか、一筋縄ではいかない部分にリアリティがあるなと。テウタには時間を遡るという特殊な能力がありますが、それが作品の中にうまく組み込まれていて、リアリティとファンタジーの融合が面白いなと思いました。時間を遡るってすごくファンタジーな要素だと思うんですけど、それすらリアルな世界に感じるひとつの要素になっているのが面白いですね。

――確かに、現実はテウタのように時間を遡ることはできませんが、彼女が迫られる選択への葛藤などはリアルに感じられる部分も大きかったように思います。

ゲームの中だけでなく普段の生活でも、何かを選んだ時、それがすんなり正解に繋がるとは限りませんよね。「BUSTAFELLOWS」でもどちらかの選択肢を選べば必ずうまくいくわけではないのが、私たちの生きている人生のようだなと。そうした部分もリアリティがあって好きでした。

――テキストアドベンチャーゲームでは、本作のように主人公がフルボイスというのは少し珍しいかと思いますが……とにかくセリフ量が多かったのではないかと。

多かったですね。久しぶりに見る「電話帳何冊分?!」という量で、最初はびっくりしました。

――ボイス付きの主人公を演じる上で、プレッシャーはありましたか?

ゲームをプレイする人が主人公の目線で楽しむ時に、主人公を演じる声がどう受け取られるのだろうか、ということはすごく悩みました。作品を楽しんでもらう中でテウタを好きになってもらえない要素にはなりたくなくて、そこはとても慎重に考えて演じました。この辺りは普通の作品以上にプレッシャーを感じましたね。

――プレッシャーもあったとのことですが、収録自体はスムーズに進んだのでしょうか?

収録スタジオには何度も通いましたが、収録中に悩んだり、つまづいたりすることはあまりなく、楽しく収録させていただきました。

シーンによってはテキストが表示されていないところでも皆の声が聞こえる演出もあって楽しかったです。より奥行きがあるというか、自分がそこに立っているように強く感じられました。私の演じたテウタの声もそうしたシーンに組み込まれているので、皆さんにもそんな風に感じてもらえたら嬉しいなと思います。自分でプレイしていても後ろの声が気になって、何を言っていたか聞き返すために戻ったり……。

――私もプレイ中に戻って聞き返しました! それではテウタというキャラクターについて伺っていきたいのですが、事前にどんな役作りをされたのでしょうか?

テウタについては、自然体でやりたいと思っていました。変にキャラクターを作るのではなく、等身大の女の子で、ナチュラルに聞こえるようにしたくて。言い回しが可愛らしいセリフもあったんですけど、それもあまり可愛く作りすぎたりしないように、男性たちとも友達として自然でいられる対等な女の子を心がけました。

台本を読んでいると、テウタがどんな風に動いているのかがイメージできるというか、演じる時もテウタが引っ張ってくれていたのを感じて、最初から迷いなく演じられました。自然体という感じが正解になるかどうかは現場でminetakaさんに相談して、私が思っていたテウタのイメージが一致していたことが嬉しかったです。

テウタは明るくて快活で、前向きにグイグイいくタイプで、私とは正反対の性格だと思うんですけど(笑)。こうなりたかったという私の憧れの部分がテウタには詰まっているんです。彼女のような前向きな思考回路は普段の自分とは違う視点もあって、そんなテウタを演じられるのはとても気持ち良かったです。

物語の中で、テウタは迷わず正解へ辿りつけるわけじゃなくて、正解は分からないけどこうしたいと迷ったり、考えたりしながら言葉を絞り出していくようなタイプなんです。自分の中でかみ砕いて、整理して「こうだよね」と一生懸命話す子だなと思いました。とても人間臭く悩んでいる場面があるので、感情移入しやすいというか。きっとプレイヤーの皆さんもテウタの人間臭さを感じてくれるんじゃないかなと思います。

万遍なくキャラクターを好きになるストーリー

――続いて、ストーリーへの印象についても伺わせてください。

序盤のエピソードでリンボ達との共同生活や、みんなで協力するエピソードがあって、一緒に過ごす時間が長いので、どのキャラクターにも愛着が湧きますよね。誰がメインのエピソードでも、みんなが魅力的で。どのエピソードでも一緒に行動しているので、皆が関わってくれる“家族”というのを感じられました。メインのエピソードじゃないからこその意外な一面を見られるのもいいなと思います。

――確かに、とくにヘルベチカはそうした印象を強く感じました。リンボのエピソードでは「こんな一面もあるんだ!」と思わされました。

誰のエピソードでも、ヘルベチカは意外と熱い男だなって思いました。普段は飄々としているのに、あんなに熱くなってくれるとは。もちろんヘルベチカのエピソードではここでしか見られない一面もありますが、他の誰かのためというシーンならではの魅力もあると思います。

モズも、彼がメインのエピソードではお兄ちゃんらしさとか、コミュニケーションのぎこちなさとかが特に感じられるんですけど……他のエピソードではお母さんみたいな感じもありましたね。こうした皆でのやりとりとか関わり方がすごく好きで、共同生活のエピソードをもっと見ていたいなと思わせてくれたのも「BUSTAFELLOWS」の魅力だなと思います。

――モズはほかのキャラクターのエピソードでは、まるで「お母さん」のような役回りでしたが、他のエピソードではまた違った感情の振れ幅が見えましたね。独特の感性があって、クールで、しっかり者で……といったような表面的な部分だけじゃなくて、モズの本質が感じられました。

クロちゃん(スケアクロウ)は、ある食事のシーンのセリフにとても愛を感じました。色々なことを乗り越えて、過去と向き合って……テウタがクロちゃんにとても愛されてるんだなと実感できるのがよかったです。ずっと仲のいい友達だったのが愛へと変わる瞬間に、クロちゃんの等身大で必死な感じがよく伝わってきたなと思います。それと、色んなエピソードで強く感じたのが「クロちゃんがいてよかったな」ですね。クロちゃんがいるからこその展開がすごくたくさんあって、本当に大事な存在なんだと噛みしめました。

リンボは……もうスパダリ(※「スーパーダーリン」の略称。高スペックであることの賞賛の表現)の一言に尽きますよね。でもリンボはどのエピソードでもめちゃくちゃ頼り甲斐があるんですけど、彼がメインのエピソードではヴァレリーというお姉さんの前での弟っぽさも描かれていて、そうした可愛いところも魅力だったと思います。

そして「BUSTAFELLOWS」全体に言えることですが、正義や悪という部分がすごく難しいですよね。とくにリンボのエピソードは正義と悪という立ち位置が、誰の視点かによってがらっと変わるのが印象的でした。バッドエンドも印象的で、演出がすごく気に入っていて友人にも勧めたくらいです。

シュウは、収録の時から「ズルイよ!」って思っていました。お気に入りのエピソードです。彼のエピソードの後半はテウタが可愛くて、思わずシュウの目線でテウタを眺めてしまっていたような気がします。自分の素直な気持ちをじっくり考えているシュウに対して、何故か私もシュウと同じ目線で応援してしまうというか……。

作中、テウタは大変な目に遭うことも多くて、プレイする方には「苦しいから、覚悟してね」と思いながら送り出しました。ただ、厳しい選択を迫られた時の葛藤とか、感情が爆発するシーンは演じていて楽しかったです。自分が実際に同じような立場になることはないシチュエーションでもあるので、苦しいけど楽しみながら演じました。

そしてどのエピソードでも、色んなキャラクターから大切にされているのが伝わってきて、恋愛が描かれたシーンでもすんなり気持ちを持っていくことが出来ました。恋愛がきちんと物語の一部として丁寧に描かれているなと思います。

――テウタの幼馴染の、ルカやアダムについてはいかがでしたか?

3人のやりとりが大好きで、楽しんで演じさせていただきました。「私にもこんな幼馴染がいたらな……」と思いながら、毎週金曜日の集まりを楽しみにしていました。ルカとアダムはやっぱり特別ですから、テウタの演技としても感情がすごく乗ったところでもあります。

ルカはとあるシーンがすごくお気に入りで……物語が進むとようやく彼女のセリフの意味が分かるところがあるんです。どんな時でもテウタとアダムのことを考えていているんだなと、絆の強さが感じられました。これは「BUSTAFELLOWS」全体に言えることですが「この時に言っていた話が、ここに繋がるんだ!」という伏線回収の楽しみがありますね。それと、舞ちゃん(西川 舞さん)の感情が揺さぶられているシーンの演技が大好きです。ルカは誰かのために強い感情を持ってくれる子ですよね。

アダムもリンボとはまた別のスパダリ感がありますよね。特に好きなのが、悩んでいるテウタに対して「ご飯を食べる前に悩みを解決してあげる」と言ってくれたシーンです。ここはセリフを読んでいて「何故、アダムは現実世界にいないんだろう……」と思ってしまったほどで(笑)。もちろんテウタだけじゃなく、アダムはルカも大切にしているんですよね。幼馴染の3人はお互いをとても大事にしている、その関係性が色々なところで感じられて、どこも好きですね。3人は家族ですし、それを飛び越えた愛があります。

――テウタを演じたからこその目線でたっぷりお話しいただいてありがとうございます。それでは改めて、本作のオススメポイントをご紹介いただけますか。

実際にそこにいるような感覚になれる没入感もそうなんですが、個人的に好きなのは、洋画や海外ドラマのような冗談を言い合う時のテンポのいいセリフ回しですね。それと、作品を通してどのキャラクターにもしっかりした背景があって、魅力があって、みんなを好きになってしまう、そんな魅力あるキャラクター達も、「BUSTAFELLOWS」ならではだと思います。

――最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

演じている最中はもちろんテウタとして生きていたんですが、ゲームが世に出てからは「ゲームをプレイする誰もがテウタ」と思って、プレイヤーの皆さんと同じ目線で楽しませていただいていています。「このやりとりをもっと見ていたいな」という気持ちにさせてくれる作品だと思うので、何度もニューシーグに戻ってきて、繰り返し遊んでほしいなと思います。繰り返しプレイしてもらえると、「前に見たこれが、こんなところに繋がっていたのか!」という驚きにたくさん出会えると思います。

そして、作品自体がテウタのコラムのように「私はこう思う、あなたはどう思う?」という問いかけのようなテーマになっていると私は思っています。何度も体験して、その度に「私はこう思う」と感じてもらえることがあったら、もっと楽しいんじゃないかなと思います。正義と悪って、立場を変えると見え方が変わってくるので、皆さんにとっての「あざやかな悪」を見つけてもらえたら嬉しいです。

――ありがとうございました。

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      (C) NIPPON CULTURAL BROADCASTING EXTEND INC.

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