あらゆる武器と乗り物を駆使して敵対するギャングをぶちのめせ!「セインツロウ ザ・サード:リマスタード」プレイレポートおバカ系オープンワールドクライムゲームがリマスターで登場

プレイレビュー
0コメント 高島おしゃむ

EXNOAが、2020年10月29日に発売するPS4向けオープンワールドクライムアクションゲーム「セインツロウ ザ・サード:リマスタード」。本作のプレイレポートをお届けする。

「セインツロウ ザ・サード:リマスタード」は、2011年にPS3とXbox360向けに発売されたシリーズ累計で2000万本を超える人気シリーズの3作目のタイトル「Saints Row: The Third」を、最新の技術でリマスター化した作品だ。すでに海外では5月22日に発売されているが、今回完全日本語化され、いよいよ我が国でもプレイが可能となる。

リリースに先駆けて、本作をプレイする機会を得たので、今回の記事ではそのプレイレポートをお届けする。

ゲームそのものの内容に移る前に、今回のリマスターで変更されたポイントをご紹介しておこう。基本的にストーリーや世界観はオリジナル通りだが、ゲーム内ライティングエンジンやキャラクターのモデリング、武器や車両、エフェクトなどは、殆どがイチからから作り直されている。

実際にXbox360版を入手して比較してみたのだが、たしかにキャラクターの見え方やグラフィックが今風に進化していることがわかる。

上記画像の右がXbox360版で、左が今回のリマスター版。Xbox360版だけを遊んでいるときはあまり気にならなかったが、改めてリマスター版と比較してみるとライティングやキャラクターの作り込みが今風になっていると感じられた。ちなみに音声は英語のみで、日本語字幕が付く形だ。

徐々にド派手に展開されていくミッション

本作がイマイチどんな内容なのかわかりにくいという人がいるかもしれないが、簡単にたとえるならばゲームとしては「グランド・セフト・オート」シリーズに近い。プレイヤーは、犯罪都市のスティールポートを舞台に、自身のギャング集団である「サードストリートセインツ」を率いて、他の犯罪組織などと抗争を繰り広げていくといった感じだ。

シリーズとしては3作目にあたり、前作まではシリアス路線だったが、今作ではネジがぶっ飛んだのか、おバカな要素が満載となっている。ノリとしては、海外のコメディドラマを見ているような感覚だ。

たとえば、主人公が身につけることができる衣装ひとつとっても多岐にわたる。このゲームでは自分の拠点であるアジトを持つことができるが、そこで「アジトメニュー」を呼び出し「クローゼット」を選ぶことで、身につける衣装を選ぶことができる。

頭のパーツなら、スカウトハットといった普通のものからゾンビマスク、着ぐるみのようなゲンキヘッドウェアなど、自分好みでチョイスしていくことが可能だ。この「アジトメニュー」では、ほかにも車両や武器、仲間のギャングのスタイルも変更することができる。

主人公が身につける衣装は、豊富なスタイルが用意されている。
ちなみにキャラクターの見た目自体もいろいろとカスタマイズが可能だが、
今回はあえてデフォルトの状態のままプレイしている。
これらは、ゲーム中の動画などにもすべて反映される。

コントローラーのタッチパッドを押すと、スマホの画面が表示される。こちらでは、マップで位置を確認したり、車に乗っているときに流れる音楽を選択したりといったことが可能だ。ミッションという項目も用意されており、ここで様々なクエストに挑戦していく。

アップグレードでは体力のアップやダメージの軽減など、プレイヤーを強化していくことができる。しかし、それにはお金が必要となり、それを稼ぐためにミッションに挑戦していくというのが基本的なゲームの流れになっているというわけだ。

ゲームのメインメニューともいえるのが、こちらのスマホ画面。
本作では自動でストーリーが展開されていくということはなく、自らミッションを選んで行動していくことになる。
アップグレードで主人公を強化していくことができるのも醍醐味のひとつだが、それにはお金が必要だ。
お金を稼ぐために、様々なミッションに挑戦していくことになる。

ミッションは、辛子のようなものをぶっかけてステージに集まるファンを払いのけたり、あるいはヘリからロケットランチャーをぶっ放して味方の手助けをしたりと、それこそやりたい放題である。基本的にどのミッションも最初はライトにスタートするのだが、チェックポイントを通過するたびに、だんだん展開が雪だるま式にド派手になっていく。

初見殺しのパターンも少なくないため、1度ですんなりクリアするのは難しい。ある程度トライ&エラーを繰り返して、ようやくひとつのミッションがクリアできるというわけだ。そうしたこともあってか、ミッションをクリアしたときの達成感もひとしおである。

防御服に身を包み、アーティストに群がってくるファンをハチランチャーで追い払おう!
仲間をヘリで護衛。近づく敵の車両は、ロケットランチャーで木っ端みじんに吹き飛ばせ!

中でも個人的にお気に入りなのが、ANDY ZHENのミッションだ。こちらは、映画の撮影というていでストーリーが進んでいくのだが、だんだん監督の要求が大きくなっていき、展開もかなり派手になる。ときには光線銃で宇宙人と戦ったり、戦闘機のような乗り物で撮影が行われたりと、演出も面白いものばかりだ。

ANDY ZHENのミッションでは、時にはSF映画さながらの体験ができる。

移動に役立つ豊富な種類の乗り物たち

先ほども少し乗り物の話が出たが、ミッションを選ぶとまずはそのスタート地点まで移動することになる。もちろん歩いて行くことも可能だが、本作はオープンワールドでかなり広いため、何かしらの乗り物で移動していくことになるだろう。

もっともポピュラーな移動手段が、自動車だ。スマホから仲間を呼んで車を配車してもらうこともできるし、そこら辺に止めてある車を適当に選んで乗ることも可能である。また、走ってる車から人を引きずり下ろし、車を奪って乗ることもできる。

目的地までは、画面上に大まかな距離が表示されているほか、ミニマップでルートも表示される。実際に曲がり角のポイントに近づいたときは、画面上にその案内も出るなど、至れり尽くせりといった作りになっている。

左下のミニマップにルートが表示されるほか、曲がり角に近づくと道路に黄緑の矢印が表示される便利仕様。

この乗り物も癖があって面白い。同じ車でも、スポーツカータイプならハイウェイでもかなりの速度を出すことができる。バイクなども同様だが、速度が速すぎるとかえって運転がしにくいこともあるので、そこはトレードオフといったところだ。

ヘリや飛行機などは、地上を走る車とは異なり、高低差の操作も必要だ。これはまた違った感覚が必要になるため、ちょっとだけ操作に慣れが必要になるかもしれない。

ヘリを操り、ターゲットを追跡。建物にぶつかるとダメージを受け、最悪の場合墜落してしまう。
ガレージではユニークな乗り物が選べるようになっている。気分に合わせて変更するのもいいかもしれない。

武器はギャングのたしなみ。豊富な武器で敵を倒しまくれ!

ギャングに欠かせない道具のひとつが、銃を主体にした数々の武器だ。実はこのリメイク版ではユーザーがより楽しめるようにすべての武器がゼロベースから完全にリメイクされている。基本的には、大手の大ヒットゲームで使われているものが基準になっており、そこにオリジナル武器のアイデアが融合されている。

ゲーム序盤は主に銃で戦っていくことが多いのだが、正直あまり強力とはいえず敵を倒していくにも時間が掛かる。これらは、新たな武器を手に入れたり、あるいは最大4段階でアップグレードしていったりすることで少しずつ補っていくことができる。

なかには、かめはめ波のような光線を手から解き放って敵を倒すなんてことも可能だ。敵の中にはスペシャリストと呼ばれる、強力な構成員も含まれており、奴らを倒すためにはこうした武器をうまく活用していく必要があるのだ。

武器をアップグレードするにもお金が必要だ。
リーパードローンの誘導ミサイルはかなり気持ちいい。
火炎放射で攻撃してくる、敵のスペシャリスト。強敵には強力な武器が必要だ。
ミッションによっては、かめはめ波のようなものを手から出して攻撃を加えることも。

3種類の拡張パックと30以上のDLCでボリュームも満点!

今回発売されるリマスター版は、オリジナル版にあった3種類の拡張パックと30以上のダウンロードコンテンツがすべて収録されている。そうしたこともあり、やり込み要素も含めて十分すぎるほどのボリュームとなっている。

発売前ということもあり今回は体験できなかったが、オンラインを介して友人と一緒にミッションに挑戦することも可能だ。NPCの仲間と一緒に戦うのもいいが、友達同士でわいわい言いながら遊べるのもこのゲームの魅力といえるだろう。

何かスカッとするド派手なゲームが遊びたいと考えているならば、ぜひ本作をプレイしてほしい。

※画面は開発中のものです。

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