カプコンが2020年10月26日に配信予定のiOS/Android向けアプリ「ロックマンX DiVE」。「ロックマンX」シリーズ最新作となる本作の、プロデューサーインタビューをお届けする。

「ロックマンX」シリーズの最新作で、スマートフォン向けタイトルでありながらシリーズならではの多彩なアクションが楽しめる「ロックマンX DiVE」。アジア版が先行して配信中の本作だが、いよいよ日本でも配信が開始される。ここでは日本版のプロデューサーを務める橋本賢一氏のインタビューをお届けする。

橋本賢一氏。これまで橋本ケンイチ名義で多くのタイトルの宣伝を担当。ゲームのプロデュースは本作が初となる。
「ロックマンX」の楽しさを今のユーザーにも知ってもらいたい!

――「ロックマンX DiVE」はアジアでは今年の3月から配信されていますが、企画自体はいつから動き出したのでしょうか?

橋本氏:構想自体は2018年の3月からありました。実際に企画が動き出したのは5月頃で、そこからカプコン台湾が企画書や概要書作りをはじめました。同時に、カプコン(日本)で「ロックマン」シリーズのIPを担当している部署などに企画をスタートさせるにあたっての相談もはじめました。

――最初から「ロックマンX」の新作を作ろうとしていたのか、新作のアクションゲームに「ロックマンX」のキャラクターを使おうと思ったのか、どちらなのでしょうか?

橋本氏:最初から「ロックマンX」の新作として動いたタイトルです。台湾にも熱いスタッフが多くて、「ロックマンX」をもっと多くの人に楽しんでもらいたいという想いと、スマートフォン上で「ロックマンX」のアクションを完全再現したいという熱い想いがあり、そのふたつが発端となってはじまった企画になります。

――先行ビルド版をプレイさせていただきましたが、スマートフォンでしっかり「ロックマンX」シリーズのアクションが再現されていて驚きました。アプリで「ロックマンX」の移植はありますが、そちらに比べても断然プレイしやすかったです。

橋本氏:ありがとうございます。操作性に関しては開発チームがこだわった部分なのでそう言っていただけると嬉しいです。

――「ロックマン」は初代のシリーズにはじまり、多彩な作品に派生しましたが、橋本さんは「ロックマンX」ならではの魅力はどこにあると思いますか?

橋本氏:ストーリーやキャラクターなどいろいろなところにあると思いますが、やはり多彩なアクションかなと思います。ダッシュジャンプや壁蹴り、しゃがみなど初代のシリーズには無かった要素がたくさんあります。台湾の開発チームと話したときも、やはりそこが魅力で一番のこだわりだという話をしていて、今のプレイヤーさん達にも知ってほしいと語っていましたね。

――スマホでゲームをプレイする世代にも「ロックマンX」の楽しさを知ってほしいと。

橋本氏:そうですね。あとはキャラクターのモデルもこだわっていて、すべて新しいデザインのものを作っています。台湾のスタッフが制作したものをデザイナーの水野(佳祐)がかなりこまかく監修してブラッシュアップしています。

――個人的にはPS2とニンテンドーゲームキューブで発売されたRPG「ロックマンX コマンドミッション」から多くのキャラクターが参戦していたのが嬉しかったです。

橋本氏:「コマンドミッション」は台湾の開発チーム内でも人気の作品だと聞きました。また、「ロックマンX DiVE」のコンセプトとして、「ロックマンX」シリーズでプレイヤーがやってみたかったであろうことを実現するということがあり、RPGだった「コマンドミッション」のキャラクターをアクションで操作してもらいたかったんです。

――「ロックマンX」シリーズのボスであるシグマや「コマンドミッション」の敵幹部であるフェラムが使用できることにも驚きました。

橋本氏:本作の世界観が「ロックマンX」のデータプログラムを呼び出して再現するというものなので、敵と味方を関係なくプレイアブル化していますね。そこが本作の魅力とも言えます。

――ボイスはオリジナル版と同じなのでしょうか。

橋本氏:基本的には過去作のボイスを流用しており、新キャラクターのリコは新録になっています。

――リリース時にも多くのキャラクターがいますが今後も追加されるのでしょうか?

橋本氏:はい。キャラクターはアップデートでどんどん追加予定です。10月28日からはハロウィンイベントもはじまり、そのイベントでも特別な衣装のキャラクターが手に入るようになっています。

――「ロックマン」は多彩な派生作品がありますが、まだ参戦していないシリーズからの参戦もありえるのでしょうか?

橋本氏:可能性としてはあります。具体的なことは言えませんが、今後もいろいろなキャラクターを登場させたいと考えています。

――アジア版で開催された“納涼! 夜森に灯る祭提灯”イベントにて、浴衣パレットの“ソーラン節を踊るゼロ”が登場してSNSでも話題になっていました。あれはどういった経緯で実装されたのでしょうか(笑)?

橋本氏:謎です(笑)。ほかのキャラクターは水着なんですけどね。カプコン台湾にも日本のスタッフはいるので、日本の夏について台湾のスタッフに教えたのではないかと思います。でも、台湾のスタッフも日本で話題になったことを喜んでいました(笑)。

――アジア版のイベントは日本でも実装されるのでしょうか?

橋本氏:ストーリーやキャラクターなどは現在の海外版と同じものが日本で配信されます。そのため、すでに終了しているイベントを日本で復刻することは考えています。また、そういった仕様のため、ストーリーは最初からかなり遊べる仕様になっています。

――「ロックマン」シリーズといえば、ボス応募を思い浮かべるファンも多いと思います。「ロックマンXover」などでも開催されましたが、実施予定などはありますか?

橋本氏:具体的な予定はありませんが、今後の可能性としてはありえます。アジア版でもロンチ前に武器のデザイン募集をしたので、今後もそういったイベントをやる可能性は十分あります。

――私も初代のシリーズのときに応募したのですが、採用されずに悔しい思いをしました。開発からの視点で採用されやすいボスはどういったものになるでしょうか?

橋本氏:難しい質問ですね(苦笑)。誰でも考えられるものよりオリジナリティがあるほうが目に止まりやすいとは思います。

――現在は「ロックマン」シリーズのIPからキャラクターが参戦していますが、ほかのカプコンのキャラクターとのコラボも考えたりしていますか?

橋本氏:こちらも今後の可能性としては十分にあります。

多彩な育成でアクションがニガテな人でも安心!

――ステージに関してもお聞かせください。本作は「ロックマンX」シリーズのステージが踏襲されていますが、これらはオリジナルのゲームを参考に一から作り上げているのでしょうか?

橋本氏:はい。オリジナルを再現しつつもスマ―トフォンで遊びやすいようにステージの長さなどを調整しています。ストーリーにも関わってくる部分ですが、本来その場面では登場しないボスが登場するといったサプライズも用意しています。

――本作はスマートフォンでありながら「ロックマンX」の爽快感をしっかり再現していると思いました。スマートフォンでの操作にあたり、遊びやすさなど、どのような点にこだわりましたか?

橋本氏:先程もお伝えしましたが、操作性はカプコン台湾の開発チームが一番こだわった部分です。スマートフォン上での操作が難しい「ダッシュジャンプ」や「壁蹴り」は削ったほうがいいかもしれないという議論は開発チーム内でもあったそうです。ただ、そこを削ってしまうと「ロックマンX」ではなくなってしまうので、かなりの時間をトライ&エラーに費やして実装したと聞いています。

また、本作はBluetoothで通常のコントローラーも使用できますし、バーチャルパットのボタンに関しても大きさや配置や透明度を自由にカスタマイズできるようになっています。

――なるほど。

橋本氏:また、ゲームとしてはレベル21まではアイテム無しでコンティニューできるようになっていますので、どんどん進めていくことで、コンテンツが開放されるようになっています。

――そこからが本番になりそうですね。

橋本氏:そうですね。武器やスキルの強化なども必要になってくるので、やりごたえも増してくると思います。ただ、それも本作の楽しさの一つですので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

――本作は武器やスキルのレベルを上げていくRPGのような楽しさもありますね。やり込み要素に関してどのような点にこだわりましたか?

橋本氏:普通のアクションゲームをスマートフォンに持ってきても長く遊べる作品にはならないと思いました。そのため、開発チームでもアクションとRPG、両方のいいところを取り入れるということは最初から構想に入れていたようです。

また、そのなかでアクションが苦手でも武器やスキルのレベルを上げればしっかりクリアできるような難易度になるように調整しています。キャラクターごとにアクションスキルとパッシブスキルがありレベルが上がるごとにストックできる数も増えていきます。ほかにもボスのチップを付けることでボスの技が使えるようになる要素など、多彩な強化方法を用意しています。

――ゲームをはじめたばかりのユーザーにアドバイスなどがあればお願いします。

橋本氏:アクセルやパレットはレアリティはBランクですが、Bランクは断片が手に入りやすいためランクアップさせやすいというメリットも存在します。あくまで個人的にですが、序盤のストーリーを進めるには扱いやすく活躍できると思います。キャラクターはレアリティだけでなくスキルも重要なので、その部分もチェックしながら進めてもらいたいですね。

――低ランクも侮れないということですね。

橋本氏:そうですね。あとはゼロであればセイバー系のダメージが上がるなど、キャラクターのスキルによって得意な武器も変わってくるので、意識するといいかもしれません。また武器によっては弾数が少ないものもありますが、こまめにサブと入れ替えてリロードの隙を減らすと有利に戦えます。

――武器も重要になってくると。

橋本氏:はい。育てた武器はどのキャラクターでも使うことができます。

――本作に収録された対人戦もひとつの魅力だと思いますが、実装された経緯についてお聞かせください。

橋本氏:開発チームが思い描いた「ロックマンX」シリーズでユーザーがやってみたいと思っていたことのひとつですね。ぜひ楽しんでいただければと思っています。

――最後にシリーズファンにひとことお願いします。

橋本氏:海外でリリースしてから、なかなか日本で情報を出せずに申し訳ありませんでした。いろいろご要望もいただいておりますので、今後もコンテンツの拡充や改修は進めていきたいと考えています。

本作は“「ロックマンX」とはこんなに面白いんだ”ということをお伝えするため、カプコン台湾と、カプコンが一丸となって制作したタイトルです。プロモーション的には本格アクションと名乗っているものの、アクションが苦手でもしっかり爽快感が味わえる作品になっています。ぜひダウンロードしてプレイしてみてください。

――ありがとうございました。

ロックマンX DiVE

カプコン

MobileアプリiOS

  • 配信日:2020年10月26日
  • 価格:基本無料

    ロックマンX DiVE

    カプコン

    MobileアプリAndroid

    • 配信日:2020年10月26日
    • 価格:基本無料

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      カプコン
      ジャンル
      アクションRPG
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