KONAMIが2020年11月19日に発売を予定しているNintendo Switch用ソフト「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」の発売記念イベント“発売記念出発式”が、コナミクリエイティブセンター銀座にて行われた。
本イベントでは「桃太郎電鉄(以下、桃鉄)」好きで知られる陣内智則さんとライスの2人がゲスト出演し、桃鉄の魅力を熱く語った。ここではその模様を詳しくレポートしていこう。
イベントはゲスト陣が“桃鉄にかける愛”を語るところからスタート。関町さんは地元のヤンキーの先輩に「桃鉄」をプレイする数合わせとして、よく呼ばれていたことを振り返り、そこで接待プレイをして先輩に気に入られていたことを語った。田所さんは芝居の出番があるにも関わらず徹夜で「桃鉄」をプレイしてしまい、そのまま現場に向かったものの、病院の患者の役だったため、役作りをしてきたと勘違いした演出家に褒められたそうだ。
陣内さんは「桃鉄」から生き様を教わったと言い、「桃鉄」は人生の指針になると語った。人生を諦めずに頑張っていれば、どんなにマイナスなことがあっても何か良いことが起こるということを本シリーズから教わったそうだ。また、成功している時こそ慢心すると足元をすくわれてしまうことも同時に学んだとのこと。
続いて発売に向けて本作の注目ポイントが発表。まずはオンライン対戦が可能であることが解説された。中断セーブも可能であり、10年プレイの5年めまでをプレイして、続きはほかの日にプレイするといったことも可能だそうだ。また、大声が出せない時間などはスタンプを使って交流できることなども解説された。
陣内さんは「密にならずにプレイできる」、田所さんは「家にいるから夜中までプレイできそう」と興味を示した。関町さんは、ボロ負けしたあとに家に帰るとき、その道を歩くことが寂しかったが、オンライン対戦なら、負けたあと、すぐに布団に入ってふて寝ができることがありがたいと話した。
続いてゲストボンビーとキングボンビーの紹介へ。本作には持っている物件を吹き飛ばしてしまう“キングボンビーJr.ポコン”や出た目の数だけ借金を増やしてしまう“ビッグボンビー”がゲストボンビーとして登場。また、おなじみのキングボンビーもまったく新しいデザインで登場する。陣内さんも今回のデザインは迫力があると感想を述べた。
また、キングボンビーの最凶形態であるデストロイ号も披露。このデストロイ号は出た目の数だけ強制的にプレイヤーを移動させ、通過した駅と止まった駅の物件を破壊するという。ライスのふたりは先行プレイで登場したことがあると言い、一気に順位を覆すほどの強力な存在であると明かした。
次は「桃鉄」の生みの親であるさくまあきら氏のメッセージが公開。「令和版は出ないのか?」「大きなテレビ画面でやりたい」というファンの声と、KONAMIが優秀なスタッフが揃えてくれたこと、孫たちに「新しい桃鉄が見たい」と言われたことで、本作を制作することができたそうだ。
その後はコラボ展開の紹介へ。楽天市場とのコラボとして物産展が開催され、「桃鉄」に登場する名産などが実際に購入できるそうだ。JR東日本とのコラボはスタンプラリーで、集めたスタンプの数によってオリジナル商品を獲得できるという内容。桃太郎のルーツである岡山市とのコラボは謎解きイベント。初級、中級、上級と3つの難易度に分かれており、こちらは多くの人が楽しめるようになっている。
続いて「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」を使った陣内さんの新ネタが陣内さんの公式YouTube“NETAJIN(ネタジン)”にて11月21日に解禁されることが明らかに。陣内さんは「自分で言うのもなんだが、おもしろい」「KONAMIさんからこのバージョンでゲームも出して欲しい」と自信を覗かせた。
次にプレイ動画の投稿応援キャンペーンの実施が発表。こちらは、後日公式サイトで詳細が発表されるとのことだが、プレイヤーにはぜひ動画で本作を盛り上げてもらいたいとのことだった。
そしてイベントの最後には陣内さんが本作のPR大使に任命されたことが発表。任命に伴い,芸名も“陣内桃則”に改名することが発表された。“桃則”として「桃鉄」の魅力をアピールしていくという陣内さん。発売に向けてさらに盛り上がっていく「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」にぜひ注目しよう。