SHINYUDENは、Nintendo Switchダウンロードソフト「サウルスファミリーの大冒険」を本日11月26日に発売した。
発売を記念して、スペインにある開発スタジオのFRAXEL GAMES CEOのアレックス氏のコメントが公開されたので紹介する。
FRAXEL GAMES CEOのアレックス氏のコメント
2017年、サークルとして活動してまだ1年目。当時、部長だった私はパコという2Dアニメーター兼デザイナーと知り合いました。そのころ、パコは魔法使いのプラットフォーマーを制作していました。8年前に作った恐竜の原画、セルなどがたくさんあったものの、何に使えばいいかわからず、ずっと引き出しの中で眠っていたそうです。
ゲームのアイデアに苦労していた私に、「あなたのチームならきっとあの恐竜に息を吹き込めるでしょう」と、絵を譲ってくれました。あとは任せたよ!と、信用してくれたパコに応えたい気持ちで、「サウルスファミリーの大冒険」のプロジェクトをスタートしました。
開発が始まって間もなく、スタジオを訪れたパコは我々チームの働きぶりを見て感心してくれました。そして、パコは「やっぱり昔の絵のままじゃダメだ。ふさわしくない。一からたくさんの画を作り直し、今風にさせてくれ」と頼んできたのです。
「この8年間で自分の腕も上がったし、アニメーションの作り方もちょっとましになったのでいろいろいじらせて」とお願いしてくれました。自分のゲームの制作であまり時間がとれないはずが、我々のゲームに結構な時間を割いてくれて、気づいたらほとんど自分のプロジェクトが進んでいなかったそうです(笑)。
パコが「サウルスファミリーの大冒険」プロジェクトに夢中になったくれたので、いろいろと話し合い、FRAXEL GAMESが誕生したのです。
我々の血と汗の結晶であった「SUPER SAURIO FLY」はついにリリースされました。当時は1P専用のタイトルで、サウルスママはNPCでした。作品に魅了されたユーザーのほとんどが、「友達や家族と一緒にやりたい」という意見をくれました。
パコと2人でまたプロジェクトを蘇らせ、今、やっと日本で配信される「サウルスファミリーの大冒険」を形にできました。Switchに対応するためにいろいろな困難を乗り越えなくてはならなかったが、サウルスママも操作できるようになりました。皆さんの手に届いて楽しんでいただければうれしいです。