アクティブゲーミングメディアは、Nintendo Switch版「シルバー2425」を本日2月18日に発売した。
本作は、1999年にPlayStationで発売された「シルバー事件」と2005年に携帯(フューチャーフォン)アプリとして発売された「シルバー事件 25区」がSwitchに移植され、ひとつになったクライムサスペンスアドベンチャーだ。
テキストを読み進ながら、コマンドを選択し、話したり調べたりするほか、3Dマップ(一人称視点の3DダンジョンRPGのようなマップ)を探索して、情報収集をしていく。こうして調べた情報や会話を元に、文字や数字を入力することで事件の真相を解き明かしていこう。
※今回収録されるのは原作の空気感をそのままにHDリマスター・リメイク化を行い、PC/PS4に移植されたバージョンをさらにNintendo Switch移植したものとなります。
複数のウィンドウが組み合わさった“フィルム・ウィンドウ”システム
本作はテキストアドベンチャーですが、テキストウィンドウも画像を表示するウィンドウも固定されておらず、ひとつのゲーム画面に複数のウィンドウが映し出され、その一つひとつに演出が施された“フィルム・ウィンドウ”システムで全編が構成されています。このシステムにより、物語のドラマ性、世界観が動的に表現されています。
収録タイトル紹介
「シルバー事件」
1999年、「24区」。謎の連続猟奇殺人発生。24署凶悪犯罪課の刑事たちは、ある犯人像──20年前に発生した「シルバー事件」において政府の要人たちを次々と暗殺したと言われている伝説の殺人鬼・ウエハラ カムイに行きあたる。だがカムイの実像を知るものは誰もいない。果たしてカムイは復活したのか?そして、伝説の殺人鬼・カムイとは何者だったのか?――
「シルバー事件 25区」
24区構造をテストサンプルとした新たな理想管理社会「カントウ 25区」。25区内の犯罪因子となりうるものを排除する中央警察組織「凶悪犯罪課」や郵政事業組織「地域調整課」によって、25区は犯罪や差別のない、理想的な社会が象られていた。
しかし、ある日25区の中心ともいえるベイサイドタワーランドで、謎の死体が見つかる。身体に無数の穴をあけ、エレベーター内で立ったまま死んでいたマンション管理人の死体と、損傷のない女性の死体。そして、部屋に飛び散った大量の血痕。突如起きたこの異常な殺人に、「凶悪犯罪課」、「地域調整課」がそれぞれ動き出す。
「シルバー事件」、「シルバー事件 25区」は、数々の謎を解き、奥深いストーリーを少しずつ明らかにしていくというアドベンチャーゲームとビジュアルノベルを融合したスタイルで、新鮮かつ独特な体験をプレイヤーに提供した作品です。
「花と太陽と雨と」、「killer7」、「ノーモア★ヒーローズ」シリーズ、「ロリポップチェーンソー」など、尖った作品を数多く生み出し世界中にファンを持つ須田剛一/SUDA51の原点と言うべき作品であり、「シルバー事件」は株式会社グラスホッパー・マニファクチュアの処女作でもあります。
ニンテンドーeショップ
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000036449.html