ポケモンは、本日6月21日にスカイマーク羽田格納庫にて、新プロジェクトの発表会を実施した。
本日実施された発表会では、ポケモン 代表取締役社長の石原恒和氏と執行役員の福永晋氏、新プロジェクトのパートナー企業のスカイマーク 代表取締役社長執行役員 洞駿氏より、ポケモンが「人と人」「人と地域」を繋ぐ新プロジェクトの概要や詳細が語られた。
まずは石原氏よりプロジェクトの概要が発表された。プロジェクト名は「空飛ぶピカチュウプロジェクト」となり、ポケモンがこれまでゲームやアニメを通じて描いてきた、「旅をして生まれる新たな出会いの喜び」を社会貢献に役立てるために発足したものになる。
昨今の社会情勢や環境下であるからこそ生まれたという本取り組みの1つである「ポケモンジェット」については、洞氏より説明が行われた。
今回の「ピカチュウジェットBC」は、スカイマーク初の全面塗装機となっており、カラフルな風船をつけた10匹のピカチュウが空の旅を彩る。初フライトは本日15時35分を予定しており、沖縄県那覇市へ飛ぶ予定だ。今後も沖縄発着を中心に、各地の空港でその姿を見ることができる。
機内では、オリジナルプリントのキットカットや紙コップなどのアニメティを用意。客室乗務員のエプロンや搭乗券などにもポケモンたちが姿を見せる。
記念品として子供向けにキーホルダーやアクリルスタンドなどのプレゼントも登場する他、硬貨やダイキャストプレーンなどの記念品の販売も実施される予定だ。
なお、今回のプロジェクトではポケモンジェットの塗装費用はポケモン側が負担し、各種版権使用料は無料で提供されている。また、日本以外の航空会社との取り組みも決定し、シンガポールの航空会社グループのスクートとのコラボレーションも予定されている。
本日ポケモンジェットがフライト予定の沖縄県とも様々な取り組みが行われる。沖縄県では、様々な公共交通機関や宿泊施設、観光施設等とのコラボレーションが実施。70を超える企業や自治体が参加している。
また、HISとの共同プロジェクトとして、各地から沖縄への旅が楽しめる「沖縄であそぼ」ツアーが実施。特別ラッピングバスによるバスツアーなども予定されている。
本プロジェクトのオリジナルトラベルグッズも登場。沖縄県内のホテルや観光施設、那覇空港の特設ショップなどで購入することができる。
また、沖縄県出身のアーティスト・HYとタイアップし、プロジェクトのオリジナルソングも製作。発表会ではピカチュウたちのダンスと共にオリジナルソングがお披露目された。
ここで紹介されたプロジェクトの内容は取り組みの一部となっており、詳細は本日オープンした特別ウェブサイトに掲載されている。興味がある人はこちらもチェックしてみよう。
本プロジェクトの発足を記念して、アプリゲーム「Pokémon GO」のゲーム内にかりゆしウェアを身に纏った特別なピカチュウが沖縄県に登場。また、色違いのサニーゴも実装予定だ。
最後に石原氏は今回のプロジェクトについて、これらの取り組みは長期にわたって実施されるため、政府や都道府県の要請に従って、移動が可能になった際に遊びにきて欲しいとコメントし発表会を締めくくった。
特別ウェブサイト
https://flying-pikachu.com/jp/