サミーネットワークスより2021年8月2日に配信予定のiOS/Android向けアプリ「ナナリズムダッシュ」の先行プレイレポートをお届けします。
幅広いプレイヤー層に対応した、RPG要素の強いリズムゲームに
「ナナリズムダッシュ」は、奏でるリズムで強くなるリズムファンタジーRPGです。音楽の力がエネルギーになる不思議な惑星「リズム」を舞台に、プレイヤーは突如現れた怪物「ノイズ」を倒すため、プレイヤーは指揮者として、吟遊詩人たちと冒険を繰り広げていきます。
リズムゲームといえば楽曲単位でプレイするというイメージを持たれるかもしれませんが、本作ではスマートフォン向けのRPGでは一般的なクエスト単位でのプレイスタイルになっています。メインストーリーと連動したメインクエストでは、指定された楽曲をプレイし、ボスを倒すことで先に進んでいきます。
ゲームは、楽曲に合わせて、右から左に流れてくるノーツを、キャラクターの手前にあるラインに重なるタイミングでタップするだけのシンプルな遊びになっています。同時押しや長押しの要素はありますが、複雑な操作は要求されませんし、画面のどこをタップしても反応してくれるので、リズムゲームが苦手でも落ち着いて対処すれば十分対応可能です。また、ボス戦では特殊なギミックもありますが、こちらもタイミングに合わせてタップするという点では共通しています。
もちろんプレイスキルがあればクリアしやすいのは間違いないですが、実はリズムゲームで重要な要素を担うのは、編成するキャラクターの育成です。レベルを上げていくのはもちろんのこと、スキルの強化、装備する楽器の強化、スフィアと呼ばれるアイテムの配置など、多彩な方法で育てることで、クエストをより確実にクリアできるようになります。
メインクエストを進めていく上ではキャラクターの育成は欠かせませんし、育成するためのリソースも少しずつ集めていく必要があるため、一朝一夕では先に進むことも難しくなっていきますが、逆に言うと育成すればするだけプレイスキルに依存せずに進めるようになるはずです。
また、より純粋にリズムゲームとして楽しみたい人に向けてフリークエストモードも用意されています。これはチケットやDISC消費によって解放された楽曲をプレイできるモードで、人気アニメ・ゲームの楽曲からパチンコ・パチスロの名曲など、サービス開始時点で50曲以上が収録されています。基本的には原曲なのもファンにとっては嬉しいところではないでしょうか。
ここまではリズムゲームとしての入りやすさに言及しましたが、実はタップのタイミング判定に“PERFECT”の上によりシビアな“ビタッ”“超ビタッ!”が存在していたり、フリークエストモードにはメインクエストでプレイするNORMALよりも難しいHARDが楽曲ごとに用意されていたりと、リズムゲームユーザーにとっても歯ごたえ十分です。他のタイトルではあまり見ることのない楽曲ラインナップとともに、楽しんでみてください。
ゲーム進行と連動するストーリーやPvP要素にも注目
メインクエストと連動したメインストーリーでは、リクト(CV:田丸篤志)、イオ(CV:加隈亜衣)、琴音(CV:五十嵐裕美)といったキャラクターたちと、主人公(プレイヤー)との交流が描かれていきます。最初は決して順調とはいかないものの、チームとして協力していくことでお互いを少しずつ理解していきます。
また、各キャラクターとの親密度を上げることで解放されるキャラストーリーも用意されています。こちらではキャラクターの内面も描かれていくので、併せてチェックしておくとキャラクターをより深く知ることができるのではないでしょうか。
今回はプレイ環境もあり遊ぶことができませんでしたが、PvP要素が搭載されているのも魅力の一つ。非同期型の「アリーナ」とマッチング形式の「レース」が用意されていて、ほかのプレイヤーと競い合うことができます。
ゲームシステム紹介4・マルチバトル<レース>編①
— ナナリズムダッシュ公式 (@7rhythmdash) July 22, 2021
なんと最大8人のユーザーとリズムゲームで勝負できるモードです!!
コンボを繋げることでスピードが上がります
華麗なプレイで1位を目指しましょう#ナナリズムダッシュ #システム紹介 pic.twitter.com/zSURBpWkjW
楽曲をプレイすることを軸に置きながらも、クエストタイプのゲーム進行と育成要素が組み合わさることでスマートフォン向けRPGとしてのサイクルに落とし込まれている本作。クエストのプレイはスタミナの概念がなく、フリークエストで楽曲を解放してしまえばいくらでもプレイできるのは嬉しいポイントです。
サービス開始時には「コードギアス 反逆のルルーシュ」とのコラボが行われるほか、新たな楽曲も追加されていくということで、サービス開始後の展開にも期待したいところです。